1947-11-28 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第39号
しかしながら、目下の石炭事情におきまして、過般來經濟安定本部におきましては、十二萬五千トンの石炭量に對する配炭減のうち、運輸省割當をそのうち九萬トンの減炭をするというようなお話を承りましたので、鋭意商工、安定本部との交渉の結果、最低量の輸送力を確保する配炭量を得たいというので交渉している次第であります。本月における配炭量から考えまして、本月、十二月は現行通りやつていきたいと考えているのであります。
しかしながら、目下の石炭事情におきまして、過般來經濟安定本部におきましては、十二萬五千トンの石炭量に對する配炭減のうち、運輸省割當をそのうち九萬トンの減炭をするというようなお話を承りましたので、鋭意商工、安定本部との交渉の結果、最低量の輸送力を確保する配炭量を得たいというので交渉している次第であります。本月における配炭量から考えまして、本月、十二月は現行通りやつていきたいと考えているのであります。
そこで何とか打開策を講ぜねばならぬと考えまして、先般來經濟安定本部及び農林省と協議をいたして、家庭の總合燃料對策を樹立いたしつつあります。これによつてでき得る限り木炭及び薪を供出し、配給してもらいまして、それでもなおかつて足りない部分は、やむを得ざる措置としてある程度電熱を認める、それ以上はこれを抑えて、そうして浮いてきます部分は平和的な産業の復興方面に向けていく。