1949-02-21 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号
先程來岡元委員の御質問にお答えしましたように、どうもこの厚生予算、治安行刑、文教予算というものは公共事業費の中ではどうしても重点が低く見られ勝ちでありまして、私安本の建設局に入りまして公共事業費予算を直接見て参りまして、その点を非常に痛憾するのでございます。どうしてもこれは、この公共事業費予算の枠から外しまして、やはり一般行政部門の方に持つて行かなければならんような氣がいたすのであります。
先程來岡元委員の御質問にお答えしましたように、どうもこの厚生予算、治安行刑、文教予算というものは公共事業費の中ではどうしても重点が低く見られ勝ちでありまして、私安本の建設局に入りまして公共事業費予算を直接見て参りまして、その点を非常に痛憾するのでございます。どうしてもこれは、この公共事業費予算の枠から外しまして、やはり一般行政部門の方に持つて行かなければならんような氣がいたすのであります。
ただ先刻來岡元委員からお話がございましたように既定予算の関係におきまして剰余を生じて來る分があります、そういうものが先程來申上げましたようにいろいろな経費に充当いたし、或いは未復員者の救護改善等に当て、尚余裕があるということでありますれば、そういうものは或程度こういう方に廻わすということが現在の予算でも出て來るのではないか、そういうふうに考えております。