2003-02-27 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
やはり、元首という言葉を使うか使わないかは別といたしまして、内閣総理大臣を任命するのは天皇でございますから、また、外国の使臣を接受するのも天皇でございますから、国民を代表する地位にあるのは天皇だということを明確にした方が私はいいと思いますので、意見としてそれを加えさせていただきます。
やはり、元首という言葉を使うか使わないかは別といたしまして、内閣総理大臣を任命するのは天皇でございますから、また、外国の使臣を接受するのも天皇でございますから、国民を代表する地位にあるのは天皇だということを明確にした方が私はいいと思いますので、意見としてそれを加えさせていただきます。
ですから、外国の使臣は大坂で接遇をしておったようでございますが、前島密の提案で、東京が混乱をしないようにというので東京へ都を移した。 そういう歴史がありますから、その話をして、私は、静かに見ていてくれ、東京を悪いようにしないと。
それから、徳川慶喜は大政奉還して将軍をやめたんですが、薩長はそれに後でまた追討令を出して鳥羽伏見の戦い、御承知のように大坂城に入って、これは英国大使をして日本におられたヒュー・コータイツなんという人が、幕末の大坂城で外国の使臣を接見する状態などをいろいろ書いておられます。 そういう意味と、それから、「大坂は帝都にしなくても何等衰えないであろう。
この修好条規は前文及び十二条から構成されまして、朝鮮国の自主独立をうたうとともに、日朝両国が双方の首都に外交問題につき協議するための使臣を置くこと、釜山に加えて二港を日本人の通商のために新たに開くこと、それから開港された地で日本人が朝鮮人に対して罪を犯した場合は我が国の裁判に服すること等が書かれてございます。
すなわち、我々の国力にふさわしい在外使臣の公邸が、物的にもあるいは差し上げる食事の面でもきちんとするということが日本に対する評価につながっていくのであろう、かように思うわけでございます。私どもとしても、装飾品である美術品であるとかその他の装飾品といった施設につきましてだんだん整備をしてまいっているわけであります。
まず、「憲法等に基礎を置くもの」、例示としては「恩赦」、「外国使臣の接受」、「大使、公使の信任状」とかいうものが全部閣議付議事項になっております。「法律に基礎を置くもの」、例えば「国会採択の請願に対する内閣の処理経過報告」、「議員の質問に対する答弁書」、これはたくさん書いてあります。それからまた「重要政策事項」というのがあるのです。
どういう理由か知らないけれども、われわれから見れば何か軽く扱っているなという感じ、これは遺族に対しても外国の使臣に対しても非常にまずいことですよ。政府として御検討を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
それは、政府主催のものとしては外国の使臣がだれも出ていない、武官もあるいは大使、公使も。私の聞いているところでは、たとえばフランスとかカナダとかイギリスも英連邦の諸君も、皆出るようです。豪州でもそうです。大概外国使臣を呼んでかなり厳かにやっておるのですけれども、日本の場合に外国使臣を呼んでおられないのはどういうわけか、このことを一つお伺いしたい。
○和田(耕)委員 この種の独立国家の戦没者の政府主催の追悼会、お祭りには、大概の国が外国の使臣を呼んでおるわけです。戦争は自分が勝手にやったわけではなくて、他の関係の諸国は無論のこと、近隣諸国との関係のあることですから、やはりそういう国々の方々をお招きして、こういうふうにあれをしているということが、つまり平和を祈念をするという意味も含まれるわけですね、そういう形をすれば。
ただ皇族が、いろいろな日本に来ております使臣、あるいはそれ以外の外国の関係者等が東京に来ましたときに訪れたり、あるいはそういう公的な活動を相当おやりになっておられます。そういう意味で居住そのものも普通の家よりは多少広い皇室部分と称する部分が、応接間とかそれに類する食堂とか、そういうスペースを持った設計ででき上がっております。
したがって、第七条でたとえば外国の大使公使を接受をいたしますけれども、これは外国の、たとえばイギリスで女王が、あるいはアメリカで大統領が外国の使臣を接受するのとは法律上は全く意味が違います。
これは国際的にと申します理由は、皆さんにそんなことを申したらはなはだ恐縮ですけれども、外国使臣が日本に赴任されますと、必ずその国の元首の信任状というものを御持参になりますね。そしてそれをどこに差し出すかというと、必ずこれは天皇に差し出されるわけであります。
○藤尾委員 ただいま私がいただいております御報告によりますと、外務大臣が六時半から外国使臣とのお話し合い、あるいは食事等々の御日程がある、こういうことでございますから、私は、それに間に合うようにできるだけ外務大臣に冒頭においてお答えをいただきたい、かように思います。
ポリャンスキー大使は、さきに園田外使臣が訪ソされましたときに、福田総理大臣がブレジネフ書記長にあてて発出されました親書に対する同書記長の返簡をもたらしたわけでございます。
○宇佐美説明員 以前は、外国使臣の公邸まで迎えに行ったものでございます。ところが、だんだん東京都内の交通が激しくなりまして、馬車で歩きますと相当交通の障害になる。それから、東京はわりあい坂が多うございます。
○小林(進)委員 大体われわれが国会に要求しますと、外国のさる方だとか、さる権威の表敬を受けているとか、あるいは輸銀の貸し付けの話をしているとか、あるいは調印中だとか、外国の使臣や外国の貴賓の名前でも言えば国会なんかどうでもいいという答弁をしている。けしからぬですよ、そんなことは。こんな者は、役人は外国の使臣に買われているんじゃないんだ、総裁は。
まあ政党によって、いろいろの考えがございましょうが、私は、天皇が国の象徴としておいでになる限りは、やはり外国使臣等をお迎えしても、あまり貧しいかっこうをお示しいただくことには反対であります。これは単に皇室だけではなくて、私は、外務省に対しても、私の哲学としてやかましく申し上げておる。
○水野政府委員 第一の御質問に私からお答えいたしますが、先ほど条約局長が申し上げましたように、いま藤尾先生は国家の場合と個人の場合とを一つの議論で押えましたけれども、国家の場合、日本はいままで中華民国を正統政府と認めて、その使臣が日本に来て使っていた。
もう一つは、象徴として国を代表され、外国使臣の接見を行なわれるわけでございます。その場合にはいろいろなことがお話に出るわけでございます。その場合、象徴としての天皇陛下が日本のことに対して御存じないというようなことがあり得べきはずはないわけでございます。
そこで、いろいろ学界に論がございまして、高柳賢三先生は、憲法国会におきまして、天皇は外国使臣を接受したりする外交権能の一部を不完全ながら持っておる、そこで、外交的には天皇は国を代表する性格を持っておる、そういうように高柳先生はおっしゃっておりました。私それはあとで憲法調査会で拝読をしたわけであります。
そうすると、外国使臣の接受とか、そういう関係のことからすると、やはりいまの学界の多数説にあるように、対外的には国を代表する性格を持っておる、そういう多数説に従った考え方が、そこに出ておるのかもしれません。その辺は私の推察であります。大体自民党は、学界の多数説に従うよう努力しておりますから、そういう性格がそこにも出ておるんだろうと私は思います。
それの是非を私はいまここでやると言っても、これは数時間かかってもたいへんですから、法制局長官も来なければならないし、田中さんもいなくちゃならぬからやめるが、これをわれわれ国民はあらゆる新聞、ラジオ、テレビで読んで、良識のある人はそれぞれ穏当な解釈はとると思うんだが、外国にいる人、在外使臣たち、これがたいへん日本で大騒ぎになったんだが、王制と言い、そうじゃないと言い、通産大臣当人は遺憾だと言っているがどうなんでしょうということを
そういう意味で、外国使臣を接受せられるというようなことも十項目の中にはあるわけでございます。しかし、それらの一切の責任というものは行政府、内閣の責任であるという免責規定もございますが、しかし、いずれにしても外国から考えると、日本の天皇は元首である、こういうふうに見ておることは事実でございます。これは、私がどこの外国の人に会ってみても、総理大臣が元首だというふうにだれも言う人はありません。