2020-12-03 第203回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
また、MOX燃料でありますけれども、これに関しては、現在、使用済みMOX燃料、これを更に再処理した実績を有しておりますので、こういう研究開発というものに今取り組んでいるところでございます。
また、MOX燃料でありますけれども、これに関しては、現在、使用済みMOX燃料、これを更に再処理した実績を有しておりますので、こういう研究開発というものに今取り組んでいるところでございます。
高レベル放射性廃棄物、高レベル放射性固体廃棄物、低レベル放射性廃棄物、放射性液体廃棄物、放射性気体廃棄物、そして、更に言うと、プルトニウム、MOX燃料、使用済みMOX燃料、そしてさらに粉末ウランなども出てくるわけですよね。私、こんなものは全くメリットがないと思っているんですけれども、どこにメリットがあるんですか。 特に、減容化されるということについて、減容化、本当にされるんですか。
それで、最後、残り五分なんですが、大臣、私、非常に驚いたことがあるんですが、使用済みMOX燃料の放射能、使用済みMOX燃料ですね、この放射能が人体に悪影響を及ぼさない程度までに低減をする、それにはどの程度の年限を要するというふうに政府は考えているんでしょうか。
○梶山国務大臣 原子力発電に伴って発生する使用済み燃料の処理の問題につきましては、核燃料サイクルを推進し、使用済みMOX燃料を含めて使用済み燃料を再処理するとともに、再処理に伴い発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分を実現することで対応することが政府の現時点での基本的な考え方であります。
使用済みMOX燃料を直接処分した場合におきましての放射能の減衰期間に関する試算については、現時点では承知していないところでございます。 なお、一般論で申し上げますれば、炉から取り出しました直後の放射能は、使用済み燃料と使用済みMOX燃料で大きな差はございません。
それよりも何よりも、使用済みMOX燃料が出る、これによって、単なる使用済み燃料の問題の先送りにしかならないんです。 この意味で、核燃料サイクルから撤退する、大間原発の建設はとめる、これを強く主張しておきたいと思います。これは時間があれば後にまたやらせていただきます。 そこで、総理、安倍内閣のときに公文書の改ざん、廃棄、捏造、隠蔽、これが頻発しました。
この四基、MOX燃料を燃やす炉から出たごみ、使用済みMOX燃料を再度再処理してまた燃料をつくれるかどうかという点です。 ここは技術的にどうかという議論ですが、これは技術的に可能だというふうに言い切っていいのかどうか、確認したいと思います。
使用済みMOX燃料の再処理につきましては、使用済みMOX燃料を我が国では約三十トン、フランスでも約七十トン、試験的に再処理をした実績がございます。 これまでの研究結果を踏まえても、また、今申し上げたように我が国及び海外での実績があるということを踏まえましても、再処理は技術的には可能であるというふうに承知してございます。
○逢坂委員 使用済みMOX燃料の処理方法というのは、実験室的には、技術的には、論理的にはそれは可能だというレベルだと私も承知していますし、事実、幾つか処理をした事例があることも承知しています。 ただ、実用上の技術としてそれがきちんと実施できるのかどうかということは今の段階ではわからない、そういうものなんじゃないんですか。
○逢坂委員 使用済みMOX燃料の再処理のコストも聞きたいところなんですが、それも多分わからないでやろうとしているんですよね。それは責任ある政策だとは言えないということを改めて申し上げて、終わりたいと思います。 ありがとうございます。
ただ、今お話ありましたように、使用済みMOX燃料の処分あるいはその処理の方策につきましては、使用済みMOX燃料の発生の状況、あるいはその保管の状況、更に言えば、再処理技術の動向、関係自治体等の意向を含めながら、引き続き研究開発に取り組みながら検討を進めてまいるということでございます。
○逢坂委員 余剰プルトニウムの処理の見通しも語れない、使用済みMOX燃料がどれぐらいの年限で使えるか、これもわからない、あるいは使用済みMOX燃料、これからどういう処理の方法をするかもわからない。これで責任ある政策と言えると私には思えないですよ。 それから、先ほどコストの話をされましたね、コストの面もと。じゃ、そのフルMOX発電のコストというのはどれぐらいなんですか。
廃棄物の量なんですが、左側が、経産省が言っている、ガラス固化体と使用済み燃料を比べたもので、確かに、一番左端のワンススルーと、右端のFBRそれから真ん中にあるLWR—FRサイクルというのを比べますと四分の一ぐらいになるんですが、実は、使用済みMOX燃料、これは高速炉が成立しないと捨てなきゃいけません、それを加えたものが左から二番目で、これをMOX限定リサイクルとそのとき呼ばせていただいたんですが、そうしますと
使用済みMOX燃料の毒性は軽水炉のウランの使用済み燃料よりも高い。 したがって、高速炉と軽水炉を考えた場合の話と、だからといって、今再処理をして軽水炉だけのリサイクルをした場合は、逆にリスクもメリットもなくなってしまう。これを経産省は全部言わないですね。それを全部一応調べたのが先ほどのグラフです。
このサイクル政策でありますけれども、我が国では核燃料サイクルを進めていくということが基本方針でございまして、使用済みMOX燃料につきましても再処理を行っていく、このような方針でございます。 現時点で使用済みMOX燃料の再処理をする工場があるかといいますと、現時点ではございません。
○逢坂分科員 現時点で使用済みMOX燃料の再処理工場はない。 あるいは、使用済みMOX燃料を再処理をして商業的に使うめどというのは立っているんでしょうか。いかがですか。
○村瀬政府参考人 使用済みMOX燃料につきましては、当面、再処理をする工場がないものですから、これを安全に管理していく、こういう方針でございます。
その上で、使用済みMOX燃料の処理の方策については、今後のプルサーマルの実施状況ですとか、使用済みMOX燃料の実際の発生状況とその保管状況、そして再処理技術の動向などを踏まえながら検討していくべきだと考えています。
○逢坂分科員 それでは、今度は使用済みMOX燃料が出るわけですね。ウラン燃料を使って使用済み核燃料が出て、それを再加工してMOX燃料ができ上がる、MOX燃料を使えば使用済みMOX燃料ができ上がるわけでありますけれども、この使用済みMOX燃料というのはどうなるんでしょうか。
したがいまして、本協定の適用を受けることになる使用済み核燃料や使用済みMOX燃料につきましては、インドの原子力関連当局によりまして、IAEAの保障措置の適用のもとで適切に保管、管理がなされるということでございます。
確かに、今委員長がおっしゃったように、まだ経験がないからということであろうかと思いますが、使用済みMOXをもう一度再処理して燃やす過程もまだ動いていないとなれば、当然、使用済みMOX燃料として長い期間の保管ということも課題になってまいりますので、これは、かつて平成十六年に出された原子力委員会の資料ですけれども、よく規制庁としても御検討いただきまして、私は、熱量が余り問題なく変わらないというのではないと
ただ、使用済みMOX燃料のそういったことについてはまだ我が国では実績がありませんので、もう少し詳細に、今後出てきた時点で評価させていただきたいと思います。
○阿部委員 では、MOX燃料としてプルトニウムを循環すると申しましても、MOX燃料を軽水炉で一度燃やすのはプルサーマル、そこからまた使用済みMOX燃料が出てきます。これをどうしますでしょうか。使用済みMOX燃料は、どうすればサイクルするでしょうか。
○阿部委員 使用済みMOX燃料の再処理を含むためには何が必要でしょうか。使用済みMOX燃料の再処理を含むためには、再処理しただけではだめですね、またもう一回燃やさなくちゃいけません。このためには何が必要とお考えでしょうか。 使用済みMOX燃料、何度も申しますが、普通に、ウラン燃料から使用済み燃料ができて、そこからウランとプルトニウムを取り出して、こちらをMOX燃料にして一回軽水炉で燃やします。
私ども、使用済みMOX燃料ももう一度再処理をするという考え方に立ってございます。使用済みMOX燃料をそのまま廃棄物として扱うわけではなくて、使用済みMOX燃料も再処理をし、そこからまた有用資源を取り出して発電に使っていく、こういう考え方をとっているわけでございます。
私、使用済みMOX燃料についての有害度について定量的なデータを持ち合わせないと申し上げましたけれども、直接処分の十万年、これと比較した場合に、それと同等ですとかいうことではなくて、それよりは相当程度短い期間になるだろうと思います。
○逢坂委員 それでは、改めて聞きますけれども、使用済みMOX燃料が天然ウラン並みになるまでの期間というのはどれぐらいかかるんでしょうかね。
いわゆる使用済みMOX燃料については後者の方に含まれている、このように御理解をいただければと思います。
仮にプルサーマルを強行しても、その後出てくる使用済みMOX燃料の取り扱いについて、具体的な場所や方法は何も決まっていません。本法案により再処理を進めても、核燃料サイクルが回る見通しは全くないのです。 核兵器に転用できるプルトニウムを日本が四十七・八トンも保有していることに対しては、世界から厳しい目が向けられています。
使用済みMOX燃料の扱いも含めてさまざまな課題があることは認識しており、自治体や国際社会の理解を得つつ、一歩一歩着実に進めてまいります。 また、プルトニウムについては、同計画において、利用目的のないプルトニウムは持たないとの原則を堅持し、プルトニウムの回収と利用のバランスを十分に考慮しつつ、その適切な管理と利用を行うこととしています。これを踏まえた政策対応を進めていきます。
それから、ちょっと一点申し上げておきますが、先ほど、使用済みMOX燃料についてのやりとりの中で、私は、具体的な方法、場所は決まっていないと申し上げました。しかし、使用済みMOX燃料についても再処理をやっていくというのは我が国の政府の方針でありますので、誤解なきように申し上げたいと思います。
○藤野委員 では、ちょっと聞き方を変えますけれども、一回使ったら使用済みMOX燃料というのが出てくるわけですが、その使用済みMOXを次にどうするんだというのはもう決まっているんでしょうか。
まず、今回提出しております法案の中では、使用済み燃料の再処理等を滞りなく進める、こういう観点から、普通の使用済み燃料も使用済みMOX燃料もどちらも含めまして、今後発生する全ての使用済み燃料につきまして、再処理等に必要な費用を電力会社から新法人へ拠出させる、こういうことを想定しております。 それが一体幾らなのかというお尋ねでございます。
一回使ってしまった使用済みMOX燃料は同じサイクルの中でもう一回使えるわけではない。今の六ケ所につくっている再処理工場、このところでもう一回その使用済みMOX燃料は処理できるわけではないということだと思いますので、サイクルにはなっていない。したがって、新たな使用済みMOX燃料という新たな厄介者がふえるということになるんじゃないでしょうか。
当然、使い終わった後に使用済みMOX燃料というものが出てくるわけでありますけれども、この使用済みMOX燃料の処理方法というのは決まっているのでしょうか。
しかも、使ったら使ったで、使用済みMOX燃料という厄介なものが出てくる。これをどうするかというのも決まっていない。 私、八方塞がりというのはこういうことだと思うんですね。 実は、日本だけでなくて、アメリカでも同じような問題が起きて、アメリカでもいろいろな動きがあります。
○逢坂委員 今話があったとおり、丁寧に御説明いただいたとおり、使用済みMOX燃料というのは、少なくとも日本においては、実験的には何とかなっている部分もあるかもしれないけれども、事実上、現実の技術としては再々処理というのはまだめどが立っていない、これから検討するんだということだというふうに思いますし、現在、建設といいましょうか、稼働に向けていろいろ取り組みを進めている六ケ所においてもそれをやるということには
ただ、一般に喧伝されている、一般の国民、市民の皆さんが抱いているイメージは、核燃料サイクルというふうに言っていますから、一般の使用済み核燃料を再処理してMOX燃料をつくる、そして、それが使用済みMOX燃料になったら、再々処理ができてまた使えるのではないかといったようなイメージを多くの場面で持つわけですが、理論的あるいは実験としてはそれは可能であっても、実際、事実上、そうした技術が日本国内で確立されていて
○高木副大臣 使用済みのMOX燃料、今後プルサーマルの進展に伴って発生することが見込まれるということで、現在の六ケ所の再処理工場の事業許可において、使用済みMOX燃料の再処理を行うことには今なっておりません。
この使用済みMOX燃料につきましては、ほかのプルサーマルの進展に伴いまして発生するというのは見込まれております。 こちらの使用済みMOX燃料の処理につきましては、既にフランスにおいて実績がございますし、我が国におきましても、実験的な取り組みといたしまして約三十トンの処理を行ったという実績がございます。