2021-04-22 第204回国会 参議院 環境委員会 第7号
また、古材を新築やリフォームに積極的に利用することによって資源循環型社会に貢献し、もし全ての新築住宅で使用木材の一五%が古材で賄われた場合、一年間で百二十キロのCO2削減になるというふうな試算もございます。 しかしながら、古材の扱いというものは多岐にわたりまして、様々な業者が関わるため、流通の実態把握が容易でなく、古材のリユース促進には多くの課題があると言えます。
また、古材を新築やリフォームに積極的に利用することによって資源循環型社会に貢献し、もし全ての新築住宅で使用木材の一五%が古材で賄われた場合、一年間で百二十キロのCO2削減になるというふうな試算もございます。 しかしながら、古材の扱いというものは多岐にわたりまして、様々な業者が関わるため、流通の実態把握が容易でなく、古材のリユース促進には多くの課題があると言えます。
使用木材も、ヒノキの板張りの設計が合板になっていたり、構造合板の厚さが足りなかったり、ヒノキ材を使うべきところが六分の一も安い米松になっていたりしています。ガラス戸も厚さ八ミリの設計が六ミリ、六十万円の洗面台が二台あるはずなのに実際には五万円もしない洗面台が一台しかないなどなど、全くひどい実態にあります。
更に木材の合理的使用、木材に対する復興というものができまして、その面の補いはしておるようでありますけれども、木材のいわゆる合理的使用というようなことについて一歩を進めて考えて頂かなければならんと、かように考えます。そこでこれらの問題は大体消極的な政策でありまして、やはり山林を復興するためには、何と申しましても木を植えるということであります。