1951-06-16 第10回国会 参議院 水産委員会 閉会後第1号
○説明員(高橋泰彦君) さんまの電気集魚燈を使つて漁業をするという方法は、終戰前に千葉県の漁業者によつて発見されたというふうに我々は聞いて参つております。但し当時は燈火管制その他の事情でこの漁法が発展できませんような状態でありまして、これが急速に発展したのは終戰後でございます。
○説明員(高橋泰彦君) さんまの電気集魚燈を使つて漁業をするという方法は、終戰前に千葉県の漁業者によつて発見されたというふうに我々は聞いて参つております。但し当時は燈火管制その他の事情でこの漁法が発展できませんような状態でありまして、これが急速に発展したのは終戰後でございます。
しかし比較的油を使わないで漁業の生産ができるものと、それからどうしても油なくしてはできないというような漁業すなわち底びきのごとき、あるいはさんまの棒受網とか、機械船を使つて漁業を経営するものは油なくしては動きませんから、そうした漁業と、いわゆる定置漁業といつたような、比較的油の不足に耐え得る漁業と、どの程度のパーセンテージを見ておるか、こういうわけなんです。
漁業はどうしても油の増配を受けなければならぬという理由になりますが、その場合、やはり油を使つて漁業を継続して増産をする。また増産をした場合には油を割当てるかどうか、いわゆる増配をするかどうかということについて御説明願いたいと思います。
しかも十分これを使いこなせるというようなことは、意味を解釈すれば、十分知る必要があつて、そしてそれを使つて漁業法の改革をしなければならぬ、善意に解釈すればそうなりますけれども、字句からいうと、武器を捨てた日本に武器であるというようなことを普及することはまことに不穏当であるが、これを書いた趣旨はどういう趣旨であるか、ちよつと説明願いたいのであります。
ただこれは責任のある方ではございませんけれども、ある人が受益者というような問題もありましたが、これもよくわかりませんが、水産の予算は元来とりにくいものだ、何ら施設ができないから、こういうもので独自の收入があつたならば、それを使つて漁業の調整とか、いろいろな施策ができやすい、そういう意味においても、この免許料をとるということはいいではないかということを言つた人があります。
しかしながら、この漁船たる船を使つて漁業という業を行われます業と、その船をつくる業とは、これは利害その他まつたく別個の人格が扱つておるわけでございまして、造船業というもの自体も、また一つの独立の立場から監督保護をされなければならない立場にあると思うのでございます。