2002-06-05 第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
例えば、私は今京都に住んでいるんですが、京都なんかは、京の職人さん、こういうことでそういう制度をつくりまして、伝統工芸、西陣織だとか京染だとか、あるいは京焼とか、そういった伝統産業の離職者がいらっしゃるんですが、そういう人に、その離職者対策を兼ねまして、そういった仕事と作品づくりの場を提供しようと。これでもう既に今まで、この三年間で二万人ぐらいの雇用が生まれております。
例えば、私は今京都に住んでいるんですが、京都なんかは、京の職人さん、こういうことでそういう制度をつくりまして、伝統工芸、西陣織だとか京染だとか、あるいは京焼とか、そういった伝統産業の離職者がいらっしゃるんですが、そういう人に、その離職者対策を兼ねまして、そういった仕事と作品づくりの場を提供しようと。これでもう既に今まで、この三年間で二万人ぐらいの雇用が生まれております。
ことしの六月にニューヨークの研修先であるFITで作品づくりに励んだ学生が帰国後の報告で、作品のできばえは私たち日本人学生の方がよかったよと話してくれたことがとても印象的でした。彼ら、彼女たちは、手先が器用であるという日本人としてのアイデンティティーに目覚めたのだなと思いました。 若い世代の人たちは、これから世界で仕事をする機会がますますふえることでしょう。
私たちは使用料で生活をし、そして次の作品づくりに創作意欲を燃やすものであります。著作権制度は作家の生活を守り、作家は音楽文化の発展のために情熱を傾け、自分の力を生かすことができるのでございます。また、売れなかった作品はだれからも見放され、一銭の収入にもならず、無に近い存在になってしまうのです。