1947-08-21 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第13号
ところが歐米におきましても、銀行というものについて、國營的の、政府管掌の制度を作つた銀行で終りを全うしたという例は少いのでありまして、ドイツにおきましてもゼーハンドルンク、フランスにおいてもカイ・ヂスコント、その他におきましても、凡そ國家權力が支配し、政府の力が強力に及ぶという金融機關は終りを全うしないのであります。それで金融機關というものの性格を從來の觀念から離してですね。
ところが歐米におきましても、銀行というものについて、國營的の、政府管掌の制度を作つた銀行で終りを全うしたという例は少いのでありまして、ドイツにおきましてもゼーハンドルンク、フランスにおいてもカイ・ヂスコント、その他におきましても、凡そ國家權力が支配し、政府の力が強力に及ぶという金融機關は終りを全うしないのであります。それで金融機關というものの性格を從來の觀念から離してですね。
その二個の委員會を作つたが最も有効じやないかと考えます。
その基礎資材に基ずいてどんどんいろいろ創意工夫をこれに加えまして、あの青森の戰災復旧が一番早かつたというのも、この政府当局或いは縣当局の処置が適切な点を衝いたからであると私は思うのでありまして、私は今日このように遅々として復興が進まないのは、一つは法律攻めにしたがために、復興を促進するために作つた法律が却つて復興を邪魔する結果になつておるのではないかと思うのであります。
それは會社とかいう法で作つた法人の話です。國家というものは法で作つたものじやありません。國家は目的法人でありますから、全法人であります。國家というものは全法人であつて、國家は犯罪をしないというようなことを考えるのは、これは、私は大間違いであると思います。ただ從來は、國は惡いことをしないという、そういうようなフイクシヨンで、國は犯罪行爲を背負わなかつただけの話で、行爲は嚴然としてある。
とにかく併し今回の措置が我が國をして平和的な國際生活の中に一員として加えられる素地を作つたということだけは爭うべからざることでありまして、これは又平和條約締結前にそれがなされたということにおいて、我が全國民は大きなる喜びを感じ、その点において連合國軍総司令官であるマツカーサー元帥に対して心からなる感謝を表示するものであります。
それでは餘り小委員會を作つた實益も效果もないというようなことになる。又第四、第五に、詰り第三の小委員會に屬せられた方は脾肉の嘆に堪えないということでも甚だ困ると思いまして、そういうようなこともありまして、この委員會に屬しておいでになる方々は専門家であられると同時に、又萬遍ない知識を持つておいでになるが、それで以て…。
現在のような定員の状況では殆どこれは仕事にならない、相當擴充強化して、人員というものを御増員にならなければ本當の仕事ができない、本當の仕事ができないのじや、ただこういうものを作つただけではいけませんので、必要な程度の増員は衆議院でも御是認になるのではないかと思います。そういうふうに私共は解釋するのです。又同時に相當の豫算がなけらねば仕事ができない。
それから供出制度の基本的原則といいますものは、これは冒頭に政務次官からお話がありましたことで大體御了解と私は思うのでありますが、お話の生産見込よりも實收高が殖えた場合における措置等についての御質問でありましたが、要しまするに從来の供出制度で行きますると、農家がいろいろ努力をして米なり麥を澤山作ると、作つただけ供出に全部取られてしまう。この邊が今後の再生産にも非常な惡影響もある。
その局がそれぞれ作つた統計を勞働統計調査局で調整して集計をして、そうして製表する。こういう工合にそこでコレクシヨンするのであります。
次に医療制度に関する諸般の論議があつて、而も帰一するところを知らないときにおいて、治療を開始するということは、徒らに我が國医療制度を粉乱せしめるものでないかという御意見でありますが、以上申し上げましたごとくに、私共はこの保健所の治療の開始を以て、医療機関を新たに作つたという程に考えておらないのであります。
生産者は自分の作つた味噌、醤油、アミノ酸等は、全部現在におきましては統制機關に賣渡さなければならないし、公團ができたあとにおいては、統制機關に代る公團に賣渡さなければならないわけなのであります。從つてその點は何ら變りはございません。又原料の配給につきましては、現在も原料は或る程度のものは配給いたしております。
審査權には議決權が入つておることは當然でありまして、國會法におきましても委員會の制度を作つた第四十二條に、各議院の常任委員會は議案とか請願とか陳情書、そういつてものを審議するとあつて、審査權が當然委員會の權限になつておりますから、この審査權の中に議決權が入つておると考えます。そうするとその場合に、連合委員會は決議ができる。常任委員會も決議ができる。
そうして作つた農産物を供出制度で供出さしておるが、その殘つた供出後の食糧を自由販賣にするということも、現下諸般の状況から見て、でき難い實情にあるということであれば、問題の鍵はやはり供出制度をいかにすべきか、どうしてもその増産せられた農産物を合理的に、闇に流すものをできるだけ少なくして、正規ルートに供出させるかということに掛つておる問題である。
これで一尺以上廣くなりまして、部屋の感じがすつかり違うという意味で作つた図面であります。ただ問題は今まで既定経費の議員会館の全体の坪数は四人一室を考えていましたので、三千七百七十七坪で濟んでおりましたが、一人一室では四千七百坪、三メーターの場合は五千六百坪になります。
これはそれよりも寧ろあつさりと「故意」、「過失」というふうな文字を捨てて、憲法の趣旨に倣つて、私はこの法律を作つた方がよいのじやないかと思います。先般來しばしば申述べたのであります。よろしくどうぞ……
それは入れるとか、あとから残つたとか、あとから作つたとか、長いやつはいかんとか、そういう基準を事務局の方でお作りになつたらどうか。
これはここに関係はないようでありますが、四党連立とか、三党連立、そういうようなものを作つて、それから現内閣を作つたと自由党がいつておる。更に片山首相は最近、日本はイギリス、殊に労働党に指導されなければならない。日本は弟でイギリスは兄貴である。こういうようなことを政治の責任ある地位に立つていうということはどういうことでありますか。野党としての方針ならばそれでよろしい。