1997-04-22 第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号
今回の三期計画におきましては、こうした状況も踏まえまして、例えば、ヨシといった植生を活用した浄化機能の向上、それから、水田その他農地の水の循環を重視した調整、さらには、余呉湖のように上流のダムについて曝気をしてから琵琶湖に流すといった新しい施策が盛り込まれております。
今回の三期計画におきましては、こうした状況も踏まえまして、例えば、ヨシといった植生を活用した浄化機能の向上、それから、水田その他農地の水の循環を重視した調整、さらには、余呉湖のように上流のダムについて曝気をしてから琵琶湖に流すといった新しい施策が盛り込まれております。
したがいまして、あそこの条件は承知をしているつもりでありますけれども、御案内のように余呉湖は大変汚染が激しくなってきています。そしてまた、北湖全体も注意信号が点滅しているというふうに言われている状況にあるわけです。そこの北湖に直接影響を及ぼす丹生ダムの建設でございます。このダムは滋賀県での、幾つかありますけれども最大のダムになろう、こういうダムでございますけれども、非常に難しい工事でございます。
琵琶湖の水をくみ上げて余呉湖に揚げるわけなんですから、当然のことながら、ポンプ設置場所は湖面から干上がってしまったのでは意味がなくなるわけでしょう。だから、あなたの話は全然現実に矛盾するわけなんですよ。どうでしょう。
御指摘のモーターボートは、国営湖北農業水利事業におきまして、琵琶湖に建設した余呉湖補給揚水機場等の設計施工に関する調査及び工事の監督用に使用するほか、施設完成後の維持管理を目的といたしまして、四十年度に購入したものであります。
○國廣説明員 琵琶湖総合開発の中におきまして、余呉湖の揚水機場は、従前私どもが計画いたしましたときは、現在の水位を予定いたしておりますが、琵琶湖の総合開発ができますと、湖面水位が低下いたします。それに伴いまして、水資源公団から補償工事が既に行なわれておりまして、水位低下に対応しても余呉湖に水が揚げられるような措置は既に講じております。
それでこれは琵琶湖と余呉湖とはよほど趣きを異にしていると私は思いますが、余呉湖周辺に作られた——これは湖北総合開発の一環として作られた揚水ポンプ、このポンプ台が基礎工事もろとも余呉湖のほうに倒れてしまった、これは全急角度の傾斜沈下をしたためであります。そういう例を県民はよく見ているがゆえに非常な不安にかられている、こういうことなんであります。
私の方で近ごろ、余呉湖の水位を七メートル下げて下流のためにやったのであります。ところが、この結果はどうかといいますと、余呉湖の水圧が下がって参りますと、下流の方の十キロから離れたところで井戸水が低下して、くみ上げができぬということになり、井戸の掘り下げをせんならぬという現象が起こっております。