1988-10-26 第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号
あと余剰農作物等からバイオマスエタノールをつくるということも同様な効果があります。 それから、三つ目の例といたしまして無煙ブリケット、ブリケットというのは練炭とか豆炭のことですが、これも相当強力ではないかと思います。
あと余剰農作物等からバイオマスエタノールをつくるということも同様な効果があります。 それから、三つ目の例といたしまして無煙ブリケット、ブリケットというのは練炭とか豆炭のことですが、これも相当強力ではないかと思います。
五つに分けられてお話がございまして、最後の内外経済情勢のことでございますけれども、世界的にいわゆる同時不況なので、少し貿易自由化等を含めて考えなければいけないというようなお話もあったわけでございますが、当然のことながら、余剰農作物等の対日要求というのも一面的には出てくるわけでございまして、われわれもそれを受け入れざるを得ないということになりますと、日本の国内の労働界においても、それなりの犠牲というのですか
そこで、日本がこのように食糧自給の体制がくずれてきたというのは、戦後アメリカのあり余った余剰農作物を日本では受け入れ、それが今度はMSA協定となり、あるいは国際分業論となって、貿易の不均衡を是正しようということになって、日本の米以外のものを日本では価格保障しないような形において、麦もソバも、あるいはその他の大豆のようなものも、つくっては割りに合わないというので、つくらなくなってしまったんです。
アメリカの余剰農作物を受け入れるために、日本でできるものも押えてアメリカのものを買うという占領政策のしわ寄せが日本農業の今日の致命的な面をつくり上げたのであります。西ドイツをごらんなさい。倉石さんがいま言ったようなことをすでに十五年前から、ハノーバーの地域においては、具体的にモデル農場をばんとつくって機械化を行ない科学的な経営をやって実践し、具体的な実験によれば、イデオロギーでは農民は動かない。
○戸叶武君 日本の食糧自給がくずされているのは、食糧全体があり余っているというのではなく、政府の施策が総合的な指導性がないから、結局アメリカの余剰農作物を受け入れ、その圧力のもとに日本の自給度というものはくずされているのです。こんなばかなことはないのです。それをしなければ、アメリカが日本の物を買ってくれない。
ヨーロッパでも三大余剰農作物というのは砂糖と小麦とそれから乳製品、ことに乳製品のごときは、需要に対して一四七%という供給があるという状態でありまするから、EECでも介入価格でもって買い取っておる。これをダンピングして売ってくるのは目に見えております。しかも市場価格と介入価格との間には非常な大きな開式がある。
○華山委員 外務省まだおいでになりませんか——外務省の方に伺いますが、ただいま国土地理院の院長からお話を承りまして、この経費は余剰農産物の剰余金ですか、そういうものから出て、これが一般会計に入って、そしてその経費によってやったんだという話を簡潔に伺ったのでございますけれども、この余剰農作物といいますか、その性格及びここに至るところのその前からの経緯というものを、簡潔でよろしゅうございますから、御説明
そして、アメリカから余剰農作物が入ってきて、これを市場で換金して、国防費と見合う程度に余剰農作物のいわゆる見返り資金がとれに入ってきている。そういうような状態で、重工業をアメリカの政策的な立場から発展をさせないということでございますから、非常に韓国の経済は苦しい。農業国でありますけれども、御承知のとおりに絶糧農家というものがたくさんある。それはどうしてか。
どうもアメリカの余剰農作物受け入れ体制のほうに何か裏口を開いておって、まともに日本の食糧自給ということに取っ組んでいない姿勢というものがこういう欠陥を生んでいるのではないかと思いまして、その点は農林大臣にも今後やはりもう少しがんばってもらいたいと思います。
している国、タイなり、ビルマなり、そういうようなところにおいては、やはりトウモロコシなり何なり、こういう飼料作物の生産指導をやり、そしてそれを日本の国内にやはり安く入れるようなそういう対策も私たちは講じていかなくちゃならないと思うんですが、まあ農林大臣も、アメリカだけでなく、タイとか、アルゼンチンとか方々へ手を伸ばしているのだと言っていますが、どうぞそういう点を十分配慮してくれないと、何かアメリカの余剰農作物
政府は二十八年にMSA協定——アメリカの余剰農作物受け入れをやって以来、この食糧増産計画というものを放棄してしまったので、こういう状態にずるずるに見舞われて来たのでありますが、今日の急務は、国際収支安定の見地からしても、また、食糧自給体制の確立のためにも、政府はこの問題に対してはもっとき然とした態度が必要だと思うのでありますが、赤城農林大臣はどの程度佐藤首相や田中大蔵大臣のしりをひっぱたいているか、
そういう努力から見ると、ただ日本では昭和二十八年代のMSA協定の受け入れ、アメリカの余剰農作物の受け入れの段階から、補助金を整理するのだという名目のもとにおいて、食糧の自給体制というものをくずしてしまって、安い麦やそれからいろいろなものを外国から買ってきたほうが日本としてはもうかるのだというような漫然たる思想のもとに、今日の農政の貧困を誘導してきたのだと思いますが、どうもいろいろな点において力は入れているというが
というものが非常に不安定な状況にあるときに、もうすでに私は畜産、果樹への転換のときから、乳牛を飼え、養鶏をやれ、豚を飼えというのと並行して、農林省というのは、牛はふえたが、えさ食わないでは育たないということはわかっているはずなんだから、そういう点に並行して農業政策というものは行なわれるべきではないかと思いますが、こういう状況というものはあまりに怠慢であるし、あるいは意識的怠慢によって、アメリカの余剰農作物
アメリカにおいては御承知のように、余剰農作物がありまして、もうアメリカの一番の悩みは、どこへ行っても、マンモス的なサイロといいますかが、突っ立って、処置に困っているような状態です。
うんですが、せっかくの酪農が伸びかかってきたところに、貿易の自由化によって酪農製品あるいは学校給食の世界まで侵すような粉乳なんというものが、やたらに日本に殺到してくるという形においちゃ、せっかく伸びかかった私は日本の酪農というものを縮めてしまうんじゃないかと思いますが、これはやはり農林省所管のものであるが、このコントロールというものはやはり、こういう点の発言というものは、農林省だけにまかしてないで、あの余剰農作物
生産農民の利益をということを代表せられないことは明らかでありまして、この専売公社の総裁のごときは、本年は六%の増反を要請されているんだといいますが、あのような価格とあのような専売公社のやり方では、六分は私は増反は困難じゃないかと思っておりますが、おそらくそれは六分の増反要請ということを言っておりながら、増反の不可能な場合においては、七年ほど前に河野さんたちがアメリカからタバコの葉を二年分もよけいに、余剰農作物
で、そういうことに対して、関係各省というものが一つも見通しとその対策がないので、その見通しと対策に対しては、いつもおくれていて、それに対しては何らの反省と責任感を持たないで、そうして結局は、外国から物を買う口実の足がかりを作ることにきゅうきゅうとしている感じですが、ことしあたりの、今のニューヨークの株の、一九二九年以来の暴落というものを見てもわかるように、アメリカの余剰農作物というものは非常にストック
(拍手)最大の感謝の表現をした人々は、恥ずかしさで身の縮む思いをするでしょうし、大統領が食糧を送ったのは、日本国民の飢餓を救うための人道的立場というよりは、余剰農作物を売り渡したもので、それが今日では日本が借金としてそれを支払わなければならないと知らされたのでは、いかにアメリカに好意を持とうとする人でも、疑心暗鬼を持たざるを得ないのであります。
○戸叶武君 関連質問ですが、今生産部長と長官からの話を聞いて、私の方ではタバコの生産地ですが、腑に落ちない点は、御承知のように、昭和二十八年度にMSA協定と余剰農作物の受け入れをやって以来、小麦の輸入によって小麦は席巻されてきた。
○戸叶武君 これは栃木県だけのことでなくて、愛知県あたりは、これは森さんが詳しく知っていると思いますが、所によっては半分もの不合格品が出ているところもあるというような形で、私は県内をほとんど回りましたが、至るところで、これは結局買いたたかれだ、五年前に余剰農作物受け入れの中にタバコをアメリカから買いたたかれて以来、やはり買いたたかれてしまったが、もちろん今年のできは悪いということは承知しているけれども
これは余剰農作物の形でタバコの葉をアメリカから買い過ぎて、そのストックが二年半もあるということでありますが、そのためにこのごろは品質低下を名として、生産農民からタバコは叩かれて買われております。東北、関東では昨年平均三割減収したといわれておりますが、この減収加算の問題あるいは共済金支払の問題はどうなっているか。
昨年九月二十七日の閣議で補助制度が決定したにもかかわらず、一月補助分は予備費より支出済みであり、二月三月分の支出は、当然そのときに予見されたにもかかわらず、第二次補正に計上しなければならない、こういうやり方がすべてこそくな怠慢ぶりを発揮しているのでありますが、私はこの日本の児童の体位の向上、日本の立場から二〇%の食糧が足りないで、外国から二千億もの金で買うなんという外貨の不足しているときに、この余剰農作物
○政府委員(石谷憲男君) 御承知のように、事業を行います資金につきましては、さきに余剰農作物の資金を借り入れ、その後、資金運用部の資金を借り入れるということによりまして実行して参りましたし、昭和三十三年度におきましても、この貸金を十五億、事業資金として予定しておるという状況でございまするので、予定されておる資金以外の用途に対しまして、新たなる資金確保をいたしましてやらなければならぬという仕事につきましては
○戸叶武君 今、日本の農業で当面している問題は、やはり食糧が二〇%足りなくて、米麦四百六十万トン、金額にして二千億円からの輸入食糧を仰がなければならない、これにどうこたえるかという重点政策が日本の農政でとられていない、余剰農作物に依存して日本の食糧自給体制というものを本格的に確立していないところにあると思います。