2015-05-08 第189回国会 衆議院 外務委員会 第9号
そして、新通知では、感覚障害だけで水俣病かどうかを判断するときは、有機水銀に汚染された魚介類を多食したことを確認して、有機水銀の体内濃度などを検討することを求めています。 これは、できますか。四十年前、五十年前、あるいはそれ以上昔のへその緒を提出することができるのか。お母さんの髪の毛がどうやって探し出せるのか。できるわけないじゃないですか。
そして、新通知では、感覚障害だけで水俣病かどうかを判断するときは、有機水銀に汚染された魚介類を多食したことを確認して、有機水銀の体内濃度などを検討することを求めています。 これは、できますか。四十年前、五十年前、あるいはそれ以上昔のへその緒を提出することができるのか。お母さんの髪の毛がどうやって探し出せるのか。できるわけないじゃないですか。
大臣にお聞きしますが、今回の通知は、感覚障害だけで水俣病かどうかを判断するときは、原因物質である有機水銀に汚染された魚介類を多食した時期、たくさん食べた時期や、食生活の内容、魚介類の入手方法を確認して、次の四点、一は有機水銀の体内濃度、要するに当時の毛髪やへその緒の水銀値、二番目に水俣病の発生地域での居住歴、要するに認定患者が多い地域かどうか、三番目に家族歴、家族に認定患者がいたかどうか、四番目に職業歴
このあたりのことで、みずから使われていないイヌイットの方々の体内濃度の方が高くなっている、こういう事実、これが九〇年代に入ってわかってまいりました。 四番目に書いてあります残留性有機汚染物質の国際条約、恐らく本年の五月にストックホルムで条約が成立する見通しでございますけれども、その中にこのPCBが取り込まれ、そして国際条約に向けて国際社会が動いていることの大きな理由の一つになってございます。
TDIを求めますのには実験動物で科学的に決めるということでございますので、動物実験の知見を一つ一つ詳細に評価しまして、毒性学的意義、試験の信頼性、試験の再現性などを総合的に判断した結果、実験動物の体内濃度、体内の蓄積量、これを体内負荷量と言っておりますが、ダイオキシンによる毒性影響が明確に見られる最も低い体内負荷量が体重一キログラム当たり八十六ナノグラム、ナノグラムというのは十億分の一グラムでございますけれども