1981-04-24 第94回国会 衆議院 法務委員会 第8号
それから、佐藤陽一元社長室長は関税法違反、業務上横領の疑いで逮捕されている。ところが、これを見ますと監査役は三人いるのですよ。それから部外の公認会計士が六人から七人いるのですよ。これが年間二百日も監査をやっていたわけですね。ある監査役のごときは、取締役会や常務取締役会にも必ず欠かさず出席する一方、定期的に取締役から営業報告を聞いていた。
それから、佐藤陽一元社長室長は関税法違反、業務上横領の疑いで逮捕されている。ところが、これを見ますと監査役は三人いるのですよ。それから部外の公認会計士が六人から七人いるのですよ。これが年間二百日も監査をやっていたわけですね。ある監査役のごときは、取締役会や常務取締役会にも必ず欠かさず出席する一方、定期的に取締役から営業報告を聞いていた。
いままでのあれで大体わかってきましたけれども、この会談というのは料金の問題、人事の問題、奈良県の何とか建設への発注、あの問題をめぐっての会談である、こういうように思うのですが、この会談があったということは佐藤陽一も認めているわけでしょう。それから板野氏もこの会談があった事実は、また片方の人も会談したこと自身は認めているわけですか。
お尋ねの事件は、御案内のように昨年の十月一日及び二日、海外の出張から帰国いたしました前社長室長の佐藤陽一ほか二名が、海外で購入して持ち帰った多額の装身具類を無申告もしくは過少申告で通関しようとして東京税関の成田支署で摘発をされたことが発端となったわけでございまして、その後、東京税関ではその後の調査に基づきましてその事実を東京地方検察庁に告発をし、さらに東京地方検察庁と私ども警視庁とが協議を遂げた結果
お尋ねのKDD事件は、昨年の十月の一日及び二日、海外出張から帰国した前社長室長の佐藤陽一ほか二名が、海外で購入して持ち帰った多額の装身具類を無申告もしくは過少申告で通関しようといたしまして、東京税関成田支署に摘発されたことが発端となったわけでございますが、東京税関では、その後の調査に基づきまして、昨年の十一月十四日、その事実を東京地方検察庁に対し、関税法、物品税法違反として告発いたした次第でございます
○漆間説明員 KDD事件につきましては、警視庁は昨年の十二月四日に関税法違反の事実でKDDの本社など二十三カ所の捜索を実施してから本格的な捜査を進めてきたわけでありますが、その間、二月二十四日に前社長室長の佐藤陽一を業務上横領及び関税法違反により逮捕いたしました。
第一回目は五十五年三月十五日でございまして、これは前KDDの職員でありました佐藤陽一に対しまして業務上横領、関税法違反、物品税法違反で起訴しております。業務上横領の事実は、昭和五十一年八月上旬から五十四年八月下旬までの間に千三百七十七万円余の金員を横領したという事実でございます。
○西村(章)委員 最後に、今回の事件に関連をいたしまして起訴されました佐藤陽一前社長室長、この方は現在身分的にはどうなっておられるのですか。別に退社をされたということもわれわれは聞いていないのでありますが、給料等はそのままになっておられるのですか。あるいは今後どうされるのか、それも含めてお答えをしてください。
この機密費は、」「ある種の目的を持って特定の政治家への贈答、接待に使われたり、政治家や郵政官僚の海外接待、一部は板野、前社長室長佐藤陽一らの横領に充てられた裏金のにおいの濃い金。」それから「関係者の供述から、政治家三、四人について、商品券やパーティー券とは別の金の流れをつかんでいる。」こういうことが書いてあるのですけれども、捜査上この点はどうなっているのかお伺いします。
○橋本敦君 じゃ、時間が参りましたので、もう終わりますけれども、佐藤陽一は、寺田委員の御質問でもありましたが、起訴された以後も必要に応じて取り調べをなさっておるようですね。これはKDD事件の大きさから言って当然でしょう。
○橋本敦君 そうすると、可能性として初めに指摘した佐藤陽一と板野社長が共謀で二人の郵政官僚に贈賄をしたということで公訴が提起される可能性もあるし、新たな贈賄ということで起訴される可能性もあるし、この二日間の捜査というのはそういう可能性をめぐっていま非常に重大なときだと、こう理解していいですか。
○寺田熊雄君 KDDの問題につきましてはすでに佐藤陽一——これは前社長室長ですか、これが五十五年二月二十四日に逮捕され、五十五年三月十五日に起訴になっておりますね。これは業務上横領、関税法違反、物品税法違反。それからその後、これは官界に飛び火して松井清武——これは郵政省の元電監室監理官、それから郵政省郵務局国際業務課長日高英実、これが五十五年三月十八日に逮捕されている。
そこで、株主総会を前にした五月の末に板野氏が、佐藤陽一の仲立ちか何か知りませんけれども、二人で会っていろいろ話があったということが新聞で報道された。単に報道されているというだけではなくて、具体的な日時、場所、時間までが指定をされておる。こういうことを考えますと、単なる風評、単なるうわさという程度ではなくて、そこに相当な具体的な信憑性というかそういうふうなものがあったと考えられるわけですね。
○岩垂委員 佐藤陽一前社長室長については業務上横領で起訴済みでございますけれども、これは追起訴というものは考えられますか。
たとえばサンケイの三月十九日の報道によりますと、佐藤陽一前社長室長がITTにならって、海外での情報収集のためのネットワークづくりを目指したとき、西本正は要員の一期生としてワシントン事務所に三年間派遣されたというふうなことが報道をされておるわけですね。こういう事実はあるわけですか。
KDD前社長室長の佐藤陽一と、それから三月十八日に逮捕された松井清武元郵政省電気通信監理官は、特に昭和二十五年郵政省入省組の同期であって、佐藤がKDDの社長室総務課長、松井が郵政省秘書課長時代から交際が始まり深まっていったということが言われているわけですが、そのとおりですか。イエスかノーかだけ答えてください。
御案内のとおり、二月の二十四日にKDD前社長室長佐藤陽一が業務上横領罪等で逮捕されまして、三月十五日に起訴されたわけでございます。
国際電信電話株式会社を監督し、同会社が締結する外国政府等との間の国際電気通信業務に関する協定または契約の認可などの事項を掌理していたものであり、それから被疑者日高英実は、昭和五十年七月十八日から昭和五十二年七月二十二日までの間、郵政省大臣官房電気通信参事官として、電気通信監理官の所掌事務のうち重要な事項の企画、調査及び立案に参画する職務に従事していたものでありますが、この両名は、国際電信電話株式会社社長室長佐藤陽一及
去る三月十八日に、元郵政省大臣官房電気通信監理官松井清武及び郵政省郵務局国際業務課長日高英実、この二人を収賄罪で、それから業務上横領等ですでに起訴、勾留中でございましたKDD前社長室長佐藤陽一及びKDD前社長室次長、総務課長事務取扱西本正、この二人を贈賄で、それぞれ逮捕いたしました。翌三月十九日、この事実との関連でKDD、郵政省等七カ所を捜索いたしております。
○稲葉(誠)委員 それで贈賄者側は、結局自分自身一人でそういうふうな意向を決めたというわけではないということが考えられれば、佐藤陽一が部下と共謀したということでしょうか。それだけでなくて、佐藤陽一という人がむしろ上司との関係で贈賄についての共謀関係が考えられたのではないか。
○前田(宏)政府委員 KDD事件につきましては、先般KDDの前社長室長でありました佐藤陽一という者を業務上横領、関税法違反ということで起訴をいたしました。それから昨日、ただいま御指摘のように、警視庁におきまして、元郵政省の幹部でありました者とKDDの社長室次長であります者を逮捕したわけでありまして、逮捕するからにはそれなりの証拠があって、それに基づいて措置をとっておるわけでございます。
そこで、もう一つ別のことを聞くのですが、これは佐藤陽一という人が業務上横領なり物品税、関税法の三つでしたか、三つで起訴されているわけですが、そうすると、この関係の、いま言った業務上横領その他の関係の共犯関係ということについても警察としては鋭意捜査をしておるというふうに承ってよろしいかということが第一点。
○稲葉(誠)委員 今後の捜査の段階はもちろん今後の発展によるのですが、だからあなたの方では、佐藤陽一だけでもう終わりだというのでKDDの捜査本部はもう解散してしまおう、こういうことなの。
そこで警察にお伺いをしたいのですが、佐藤陽一という人は勾留を延長したわけですね。二十三日かにあれして、起訴されて、それで接見禁止にずっとなっていたわけですね。
前社長の板野さん、それから副社長の鶴岡さん、そしていま逮捕されている佐藤陽一さん、あるいは取締役の高仲さん、これらは全部天下りの高級官僚。そこで、新社長の増田さんは、不正の温床を絶つために郵政省から天下りを拒否をするというようなことまで明らかにされています。
○前田(宏)政府委員 稲葉委員の共犯者ということの意味がちょっとあるいは違うかもしれませんのですけれども、現に私が申しましたのは、被告発人として佐藤陽一氏以外にも浅野何がしとか佐藤信義とかいう人も被告発人になっておるわけでございます。
別の問題ですが、KDDで佐藤陽一という人を逮捕の前に検察庁で調べておるようですね。報ぜられておりますね。これは恐らく地検の特捜部で、主任検事は宗像検事がやっているのかな、そういうふうに調べたということが報ぜられておりますが、これは事実はどうなんでしょうか。
○稲葉(誠)分科員 そうすると、常識的に、この佐藤陽一という人が勾留延長になりましたけれども、これだけで終わるのじゃない、共犯者も当然いるということが考えられて、その共犯者に対する捜査ということも今後進むであろう、こういうふうに承ってよろしいですか。
なぜならば、佐藤陽一さんが隠しているというふうに見ている人がたくさんいるから。これは本人が隠していて、もしそれが発覚をするとすれば、課税の問題だって出てきますよ。仮装隠蔽という問題だって出てきますよ。国税庁の皆さんが前回あんまりはっきりしたことを申さなかったが、御本人が言っているんだから。ここでもう一遍答えてください、国税庁の皆さん。
佐藤陽一さんなんという大悪人をほっておいて、どうなんですか。
二日は佐藤陽一さん、社長室長。三日はお二人、浅野さんと佐藤信義さん。浅野さん、佐藤信義さんはその場でつかまったのだ。中をあけてみたら前の日に通っていっちゃった佐藤陽一室長の受取が入っていた。だから厳密に言えば非現行ですよ、片っ方は、佐藤さんは。そうでしょう。その二つの分は現物が出てきている。これは前回確認した。ところが、過去の分、二十何人分、ごく少ししか出てない。
○東中委員 板野社長やあるいは社長室長だった佐藤陽一さん、こういう人たちが簿外で、そしてこういう絵を買ってきたのでしょう。そういう人たちでなければわからぬのと違うのですか。そういう人に対してあなたは聞いているのですか、聞いてないのですか。
○稲葉(誠)委員 そこで、私はここで、以下申し上げるような概略の理由、これはちょっとまだ整理が十分できておりませんのでラフですけれども、それに基づいて、本委員会に証人として、板野學、佐藤陽一両名を証人として申請をしますから、これは当委員会においてお調べを願いたい、こういうふうに考えるわけでございます。
そうしたら、第一回目は、板野さんとか古池さんとかあるいは保田さん、それと佐藤陽一さん、これは国から金をもらっていないから出る必要がない、こういった趣旨で出席を拒否した。それから二回目にまた要求したら、今度は趣旨を変えて、古池会長は何か高齢な上に疲労が大分たまっているので出られないとか、体の都合になすってきた。それから板野さんも糖尿病か何か記憶に定かではありませんが、そういう病気を理由になさった。
そういう点で警察が所在不明であるというのでは、大体佐藤陽一社長室長などはこれまで浮かび上がった線からいったって明確に取り調べしなくちゃならない段階だろうと思うのですが、こういう人の所在を警察がつかんでいないのでは、いつどういうことがあるかわからない。
○庄司委員 私は、委員長にも申し上げたいのですが、こういうこともあるから、佐藤陽一氏も含めた参考人でどうしても出ていただきたかったのですが、こういう点、大臣は全然調べる気もない、寺島さんもそうおっしゃった、そうなればやはり証人でここへ来てもらう、こういうことが必要だと思うのです。この点、後で理事会でひとつお諮り願いたいと思うのです。