1981-11-12 第95回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
六号) 同(小沢和秋君紹介)(第九〇七号) 同(松本善明君紹介)(第九〇八号) 同(不破哲三紹介)(第九〇九号) 同(中路雅弘君紹介)(第九一〇号) 同(箕輪幸代君紹介)(第九一一号) 老人医療費無料制度の改悪反対に関する請願( 枝村要作君紹介)(第九一二号) 同(田口一男君紹介)(第九二二号) 社会保障、社会福祉予算の増額に関する請願( 金子みつ君紹介)(第九一四号) 同(佐藤政治君紹介
六号) 同(小沢和秋君紹介)(第九〇七号) 同(松本善明君紹介)(第九〇八号) 同(不破哲三紹介)(第九〇九号) 同(中路雅弘君紹介)(第九一〇号) 同(箕輪幸代君紹介)(第九一一号) 老人医療費無料制度の改悪反対に関する請願( 枝村要作君紹介)(第九一二号) 同(田口一男君紹介)(第九二二号) 社会保障、社会福祉予算の増額に関する請願( 金子みつ君紹介)(第九一四号) 同(佐藤政治君紹介
もちろん、私は、政治的立場を異にし、佐藤政治に強く反対し、ときには鋭い対決もいどんでまいりましたが、この佐藤さんが進めてこられた政治、佐藤さんが歩んでこられた政治に対する評価は、歴史の審判にまたなければならないと存じます。 しかし、佐藤さんが保守党の指導者として、これらの課題を解決するために、文字どおり全身全霊を傾けてこの大事の遂行に当たられたことは、万人のひとしく認めるところだと思います。
そこで、佐藤内閣にかわった田中内閣に対し、当初国民が望んだものは、従来の国民不在、そして惰性の政治であった佐藤政治からの完全な訣別であり、進取に富んだ国民本位の政治であったはずであります。しかしながら、このような期待は、現在あえなく消え去っております。このこと、は、田中内閣に対する支持率が最近の調査で激減しているばかりでなく、田中内閣短命説の声さえささやかれていることからも明白であります。
いわゆる佐藤政治をがらりと変えるんだということで出現なさった田中総理の考え方も同じくそうであるとするなら、これはたいへんなことでありまして、これは完全に待ちの政治の継続ですわ。これはほかのところにも端的にあらわれておりまして、要するに日本が、少なくともアジアにおいて平和を確立するために積極的な貢献をしていこうという意欲が全然どこにも出てきていないわけですね。
これは佐藤政治の破産、言いかえれば、アメリカ従属と大資本本位の政治の行き詰まりの結果であります。このことは、田中総理自身が、いろいろの面で行き詰まった日本列島の現状を並べ立てていることによっても明らかであります。 ところで、田中総理は前内閣の有力な閣僚として、また、与党の最高幹部として、佐藤政治を積極的に推進してきた人であります。
(拍手) 国民が総理演説から感じ取ったものは、田中内閣の政治姿勢は佐藤政治の惰性の政治から一歩も出ていない、およそ自主独立の外交とか、庶民の政治とは無縁のものであったということだと思います。(拍手) 以下、私は、日本社会党を代表して、総理に内外の重要問題につき質疑を行なうとともに、政治の流れを変えるための日本社会党の基本的態度を明らかにしていきたいと存じます。
第三に許しがたいのは、佐藤政治のもとで、毎年の政治資金届け出が示すように、自民党と財界の癒着がますます進行し、国民を支配、収奪する政治腐敗がいまや頂点に達していることです。その最も醜悪な姿が今日、ポスト佐藤をめぐる政権争い、派閥抗争の中で繰り返されていることを、いま、国民はきびしい目でこれを見守っているのであります。
七年間にわたった佐藤政治は、完全にうんでおり、激動する今日の内外の情勢に後追いすら困難で、いまや、内政、外交とも非常なジレンマと破綻におちいっており、国民の政治不信はその極に達し、佐藤退陣の要求はまさに天の声となっております。(拍手) さらに、佐藤政治の失政の責任を具体的に問責いたします。(「功績はどうした」と呼ぶ者あり)問責決議案に功績を述べるばかはおりません。
人間尊重の佐藤政治とは全く逆に、教育の殿堂たる学園は暴力思想の温床となり、残忍愚劣な人間性荒廃の墓場と化しつつあるのであります。(拍手) 連合赤軍事件に見る一連の残忍非道な姿は、はたして今日の政治と無関係だと言い切れるでありましょうか。私は、彼ら連合赤軍事件に見る学生諸君の行動を弁護する何ものも持ち合わせておりません。
そこで、総理大臣にお聞きをいたしますが、あなたの施政演説について、ある新聞は、佐藤政治のあと、どのように決算し、そこから得た経験と反省を今後の政策転換への礎石としていかに生かそうとするか耳を澄ましてきたけれども、首相の答えは七年前と同じ問題の提起であったり、黙殺だったと。で、首相の演説は昭和三十九年十一月に言ったことと四十七年一月の今度の国会で言ったこととほとんど同じことをまた呼びかけている。
佐藤政治は待ちの政治だ、こういうふうに言っているわけであります。国民の批判の強いときには遺憾の意を表明して政治責任を私は感じます、こう言って頭を下げる。国民がそういうことを忘れたころにはまたむくむくと頭をもたげてきて、予算審議がおくれたのは野党の責任からであるがごとき発言をなさる、こういうようなあり方というのが私は政治をこわしているんじゃないか、こう思うわけであります。
最後に、佐藤政治の総決算をしろ、こういうお話がございました。この決算は、私がするのでなくて、皆さんからその決算の結果を報告していただきたいと思います。 〔国務大臣水田三喜男君登壇〕
佐藤政治の総決算と、ゆるぎなき日本民族の進路に、腹をきめて大きな布陣をされるよう、心からお願いをする次第であります。 そこで、最初に政治の基本というものについてお伺いをいたします。いま国民の間では、政治不信ということがよく言われております。国民が政治から離反しているということであります。
そして、この声明文のきわめて少ない字句、たとえば「池田」というのを「佐藤」と置きかえただけで、そのまま今日の佐藤政治批判としてまかり通るのであります。総理には、戦後の幾多懸案事項を処理してきたとの自負心もありましょう。だがその前に、果たし得なかった公約、国民の願望と期待に沿い得なかった点について、率直にその見解を明らかにしてこそ、責任者としての総理の襟度を示すものと考えます。
外交問題と同じく、国民の関心はポスト佐藤、すなわち、佐藤政治では期待できない新しい政治を求めているのであります。私は、佐藤総理の背後にある政府並びに自民党のみならず、野党全体の各位とともに、わが国の内政の長期的構想につき、この壇上から論議したいのであります。私はこの観点に立って論点を四つにしぼり、総理及び関係大臣に伺います。
しかしながら、過去七年間の佐藤政治の実績は、この公約に逆行し、一方において池田内閣を上回る超高度経済成長にみずからもおちいり、公害のたれ流しと物価の上昇を激発せしめ、他方、人間性の疎外と社会保障の立ちおくれを招来するなど、その公約は、いまにして見れば、政権獲得のための宣伝文句にすぎず、現に一片のから念仏に終わっておりますす。
極端に言えば、この一言は、佐藤政治のすべてをおおい尽くしていることばになったと言い得るかもしれません。個人の政権には限界があっても、国民の生活と日本の歴史は無限に発展すべきものであります。総理は、この心境に立って、現代日本の政治の現実と議会民主制の将来をいかにお考えになられますか。
(拍手) 次に、産業及び都市公害と環境破壊の深刻化は、佐藤政治の非人間性の代表的なものであり、これは国内的に重大な政治問題であるにとどまらず、国際的にも世界第一位の公害国日本は、他国の迷惑を顧みず輸出を強行する経済的アウトローとしてつまはじきされる原因となったのであります。今回の国際通貨、貿易の調整にあたり、日本が袋だたきにあったゆえんがここにございます。
しかし、いま国民が政治に求めております人心一新と申しますのは、都市では、物価や公害や税金や医療の苦しみ、農村では、米をつくってもめしの食えない農民無視の農政、果ては、日中復交に踏み切れない外交姿勢、こういう佐藤政治の硬直化した政策の一新を望んでいるのでございます。
一昨年の国会におけるように、公約違反を国民の前にわびる謙虚な気持ちも失われておるとするならば、国民は、佐藤政治に絶望する以外にはないのであります。総理の心からの態度を表明していただきたいと思います。 私が総理にお伺いしたい第三の問題は、今回の改正案の提出が、法律事項である政府の諮問機関の意見を全く無視し、また、じゅうりんしていることであります。
私は、西郷元法務大臣や小林前法務大臣の言動について、ここでは触れませんが、佐藤内閣の閣僚の中から、国民の政治不信をさらにつのらせるような人物が相次いで出ている点に、佐藤政治の弛緩を認めないわけにはまいりません。
この地価の非常な高騰というのは、いわゆる経済合理性を越えた高騰であるだけに、むしろ佐藤総理に対して非常に言いにくいですが、佐藤政治の最大の失政ではないかと申し上げても間違いでないと思う。 〔委員長退席、坪川委員長代理着席〕 結局、合理的に上がったのではなしに、政策の失敗が地価の高騰を来たしたと申し上げても決して過言ではない。実際は地価は上がる、持てばもうかるという制度を維持し続けられた。
私は、きょうは大体政治の矛盾、佐藤政治が勝利への道に困難さを感じておられる問題を拾い上げさせていただいたわけでございますが、やはりここで税負担の公平あるいは国民の感情からいたしまして放置できない問題に、最近の医療機関にまつわる不正あるいは犯罪的な行為がございます。