1966-07-28 第52回国会 衆議院 法務委員会 第6号
佐藤嘉祐氏が懲戒免職になるちょっと前に、教授会でちょっと起立敬礼がおくれたからといって学長から大声でどなられ、あげくのはてに満座のなかで、〃わけのわからない論文を書いて博士になったからといってつけあがるな〃とまでののしられたことは、大学の教授方は御自分の目で見、耳できかれたところです。
佐藤嘉祐氏が懲戒免職になるちょっと前に、教授会でちょっと起立敬礼がおくれたからといって学長から大声でどなられ、あげくのはてに満座のなかで、〃わけのわからない論文を書いて博士になったからといってつけあがるな〃とまでののしられたことは、大学の教授方は御自分の目で見、耳できかれたところです。
先に退職した三上弘之、佐藤嘉祐、佐藤英夫氏等の学校に対する訴訟について審理中ですが、鹿島氏は、三上弘之氏等王氏の意見に同調、学校当局の処分を不正とし、「親睦会」という名儀で昭和四十年六月六日より十一月二十六日の間に四回もの「弁護の会」を聞き、常に三上弘之氏等三氏を出席させて学校当局を誹謗した事実があります。
時間がたいへんおくれたのですけれども、三十日付でいまの解雇問題につきまして、佐藤英夫、佐藤嘉祐、三上弘之、鹿島宗二郎、村岡要、笹島賢二郎、桑田博、今川八朶、この八名の方々の解雇理由につきまして報告をいただきました。
三十九年十一月に佐藤嘉祐、三上弘之両教授を解任しているわけです。これは選銀倶楽部設立に対する反対意見をやったからだ。表面の理由は汚職をやったということを捏造してやったわけです。それから、四十年三月に村岡安教諭を解雇している。卒業式の際の生徒の取り締まり不行き届きを理由にして。四十年五月、高校の笹島賢二郎教諭の解雇をやっている。
それでこういう状態では学校で教育というものが行なわれるはずはないじゃないかということの批判をしたところの三上弘之、それから佐藤嘉祐、この二人の人がまた解雇された。昨年の十一月の初めだそうです。解雇されたこの人たちはどういうことで解雇されたというと、玉川学園に友だちを就職させたわいろとして九十万円要求した、こういううその、事実のないことを口実にしてこれを首を切った。
それからもう一人の佐藤嘉祐教授の問題でございますが、十一月十二日に学長の呼び出しを受け、松本正雄講師に金銭を強要した。また私の悪口を言ったから退職したまえと宣言された。学長の意に従わぬとひどいことをされるおそれがあるので、黙って去った。松本講師に対する関係というものは事実無根であるということを申しておるわけでございます。学長は、松本講師の中傷をうのみにして誤った判断をしておる。
それから第二の問題であります佐藤嘉祐、三上弘之両助教授の問題でございますが、この両助教授につきまして、同大学の講師であります松本正雄氏より、講師の地位を得るにつきまして佐藤、三上助教授のやったことにつきまして問題があるという訴えがございまして、これを学長が詰問をしたところが、その事実が認められた。
○齋藤(正)政府委員 佐藤英雄教授の問題並びに佐藤嘉祐、三上弘之両助教授の問題につきましては、国士館大学側の一応の報告を聴取いたしております。