1985-02-20 第102回国会 衆議院 法務委員会 第3号
○林(百)委員 先ほど同僚議員から、偽造された自白が裁判に大きな影響を与えて、無実の者が死刑の判決まで受けて再審でようやく生き返っている、しかし、人生の大半、三十年近くも刑務所の中へ拘留されているというような、もう人生を全くむだにしているというような事件、免田、財田川、松山、徳島のラジオ商事件とか、それから旭川の佐藤事件というのがありました。
○林(百)委員 先ほど同僚議員から、偽造された自白が裁判に大きな影響を与えて、無実の者が死刑の判決まで受けて再審でようやく生き返っている、しかし、人生の大半、三十年近くも刑務所の中へ拘留されているというような、もう人生を全くむだにしているというような事件、免田、財田川、松山、徳島のラジオ商事件とか、それから旭川の佐藤事件というのがありました。
○高橋(英)委員 それなら質問をちよつとほかへ転換してお尋ねいたしたいのですが、かりに佐藤事件に対して相当重大な影響があつたといたしましても、それはどういう影響でありましようか。われわれの良識から判断しますと、佐藤君を逮捕して、佐藤君を隔離して、精神的の苦痛を与えて自白を強要する以外の何物でもなかつた。佐藤君の自白以外のものについては、すでにすべての資料が出尽している。
すなわちこの指揮権発動は佐藤事件のみに発動されたものでありまして、佐藤事件以外には何ら影響がないはずであります。これによつて陸運事件は何か影響を受けたでありましようか。保全経済の事件はこれによつて何か影響を受けたでありましようか。日殖事件はこれによつて何か影響を受けたでありましようか。日平事件はこれによつて何か影響を受けたでありましようか。
○松井道夫君 それは佐藤事件についてじやないのですか。
○松井道夫君 佐藤事件については。
○大畠農夫雄君 けれども佐藤事件が起きましてから、佐藤が逮捕されましたね、それから何か警視庁の吉武さんあたりに何かあなたからお話いたしませんでしたか。
○大畠農夫雄君 二、三お聞きしますが、この佐藤事件の逮捕状が出る前に総監はその話を承つておつた。こういうわけでして、総監が話を承わることは大抵警視庁の大事件は承わるけれども、その外のものは知らなくてもいいんだ。知らないんだ。こういうお話でありましたけれども、この事件は警視庁としては大事件だつたのですか。
それを佐藤事件として結び付けられるということは、つまり非紳士的じやないかと思います。
○委員長(伊藤修君) 吉武氏から、まあ職務上でなくても茶呑み話でも、そういう佐藤事件に着手しているということはお聞きになりませんでしたか。
○大野幸一君 それは佐藤事件に手をかけられたからじやないですか。
○大野幸一君 松本課長が立派な人であるならば、それは佐藤事件をやつたためにあなた方が信頼の念がなくなつたということはおかしい。立派な人尊敬しておる人が何故に尊敬できなくなつたかという理由を説明しないで、佐藤事件をやつたためにそれから信頼がなくなつた。こう聞いてもよろしいですか。
○鬼丸義齊君 そういたしますると、この佐藤事件がお手許に参りましたときに、当初からこの特捜部のこれは所管事項になることにして送られたのですか。
○鈴木清一君 先程申上げましたのは、そういつた含みがありまして、実は五井産業事件、佐藤事件だけではなくて外に問題もあるわけです。これはちよつと今書類が今日まだ整いませんでしたが、調査もできておりますが、そうしたことについて質問したいと思います。
○委員長(伊藤修君) まああなたの御言葉にちよつとありましたようにですね、そう言われたところが、手を着けたら味の素及び佐藤事件について捜査を打切ることはできないというふうに思つた。そんなふうにお思いになつたのですね。
○委員長(伊藤修君) 何かあなたが味の素事件及び佐藤事件というものに手を着けている牽制じやないですか。逆襲という意味じやないですか。
で私共は佐藤事件にはいずれが主であり、いずれが従であるというそういうことを承るのではなくて、結局佐藤事件を中心とするひとり詐欺事件であるのみならず、やはり涜職その他の金の動きについても併せてこの席で承つているわけです。そこを一つ成るべくお差支ない限りは明らかにして頂きたいと思いますね。受理の関係はどうでもいいのです。
佐藤事件については大体そうです。
○田中(織)委員 きのうの考査委員会における、たとえば徳田球一君の考査委員会への喚問の問題とか、あるいは野党側から出しておりまする五井産業事件、佐藤事件を取上げるというようななまなましい問題があるだけに、この委員の再調整の問題に対して、特別委員会だけを特にきよう切り離してやるというようならば、私は先ほどの佐々木君の提案の趣旨から多少逸脱して来るように思います。
○大野幸一君 世上いわゆる佐藤事件ということが伝えられておりますが、これは国政調査の一部として取上げようとして否決されたようでありますが、そもそも検察に当つて検察が公平に行われているか、権力に屈していやしないかということを調べることも、この参議院の法務委員会において、裁判、検察に対しての特別調査の範囲内に入つて、むしろこれは参議院の方で取上げらるべきものであると考えておりますが、何分にも世人はまだ疑惑
もう一つは松本捜査第二課長の問題ですが、これなども全然一発のもとに却下されて、不起訴、あるいは起訴等々のことが右から左に折れるような事件を、何で五十日も佐藤昇君を勾留して調べておつたのか、私はこの点でいわれなく松本が佐藤事件をでつち上げて、涜職にまで波及させて行つたのであるならば、その結果が一発のもとに検察庁の特捜部から帰れと言われるほど簡單なものを、それほどひまをかけ手間をかけやつたおつたとするならば
この佐藤事件というのは、本日社会党の猪俣議員、共産党の林議員等から非常に疑惑に満ちた事件として質問が展開せられておるように見受けるのであります。しかし当委員会に現われて参りました野党諸君の要求書によりますと、これは至つて漠然といたしたものでありまして、何一つとして具体的な事実が現われておりません。
またこれが事実とすれば、司法権の嚴正なる行使あるいは検察権の嚴正なる行使のために、どういう措置をとられるかということをお聞きしたい、まず佐藤事件が問題になりましたにつきましては「この事件を探知した警視庁捜査二課では九月初めから佐藤氏の身辺を捜査したところ同氏はこの他にも各地で二千数百万円にのぼる同様の詐欺事件をおこしていることも判り、さらに同氏は警視庁署長、係長ら数名、東京消防庁某高官などに食い込み
○林(百)委員 私の方で結論をつけたいと思いますが、殖田法務総裁は、田中警視総監と坂本刑事部長が、佐藤事件で辞意を表明したという事実を知つておるかどうか。これをお尋ねしたい。
先日、官房長官は断々固として佐藤事件に関係のない由を申されたのでありますが、まことにそうあるべきことでありますし、また同時に私もそうであることを信じたいのでありますけれども、この際いろいろと疑惑が持たれている際であります。
なお田中総監についてもこの警視庁の中庭おけるところの佐藤事件にからむ捜査妨害の事実について、どういう責任を負い、どういう事実があるかということをはつきりさせていただきたいと思うのであります。 さらに佐藤事件の発端は、味ノ素の常務をしておる鈴木恭一氏の職事件から出たのでありますが、この鈴木恭二氏は二百万円の職をしておるというにもかかわらず、まつたくこれは無罪で釈放になつておる。
この終つているという裏づけといたしまして、総監談話を七日の日に御発表になつているが、この総監談話の内容を拝見いたしますと、佐藤事件について、日野中野署長は査察官の調査によつて、刑事上の関係はなかつたという、さような総監談話を御発表になつているのであります。それでは金銭関係による事実関係は、日野署長と佐藤昇との間になかつたのでありますか、どうでありますか、この点についてお伺いをいたしたい。