1996-06-14 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第6号
○大脇雅子君 最後に、住専が事業者向けの融資を拡大した段階において、住専業務の是正勧告というもの、あるいはさまざまな政策を出していかなかった大蔵省の責任というものは大きかったのではないかということが考えられます。 それにも増して、日本全体といたしましても、住専や金融機関というものが物的担保主義とか株式投資というものに走ったことを容認したことにあるのではないかと思います。
○大脇雅子君 最後に、住専が事業者向けの融資を拡大した段階において、住専業務の是正勧告というもの、あるいはさまざまな政策を出していかなかった大蔵省の責任というものは大きかったのではないかということが考えられます。 それにも増して、日本全体といたしましても、住専や金融機関というものが物的担保主義とか株式投資というものに走ったことを容認したことにあるのではないかと思います。
そうしますと、大蔵省は住専業務の是正勧告だとかあるいは告示の取り消しもしなかったのではないか、これは大蔵省の行政責任ではないか、これが一つですね。 二番目。母体行に住専の継続を断念するものが出てきているわけですね。それにもかかわらず住専の再建を画策したのじゃないか、大蔵省はなおかつ住専の再建を指導した、これはどういうことだということであります。
農林中央金庫及び系統の住専融資は、住専業務の公共性、社会性、大蔵大臣直轄会社としての指定を受けていること、私どもの融資対象といたしましても、農協法上員外規制のない銀行と同様の金融機関貸し付けとして指定されるなど、制度的には与信上懸念のないものといたしまして、また、当時の国民の旺盛な住宅資金需要にこたえる観点に立ちまして、経済情勢の変化と行政の方針に即しまして、極力住専の経営実態の把握に努め、状況に応