1996-06-18 第136回国会 参議院 本会議 第29号
この通常国会は、住専の問題に始まり住専の問題に終わる、まさに住専国会そのものでありました。この住専国会の審議を私なりに総括すれば、今回の国会は民意を全く無視した国会、数の力に頼る連立政権の危険性が明確になった国会、そして改革に反対するあるいは抵抗する連立政権の姿勢を鮮明にした国会、それであったと考えるものであります。まず、民意を全く無視した国会であったことについてであります。
この通常国会は、住専の問題に始まり住専の問題に終わる、まさに住専国会そのものでありました。この住専国会の審議を私なりに総括すれば、今回の国会は民意を全く無視した国会、数の力に頼る連立政権の危険性が明確になった国会、そして改革に反対するあるいは抵抗する連立政権の姿勢を鮮明にした国会、それであったと考えるものであります。まず、民意を全く無視した国会であったことについてであります。
そういう中で、今国会、住専国会そのものと言われたような状況の中で、住専の処理問題についても国民の九割の皆さんが反対をしているという中で、今回、この住専関連法案が間もなく本国会ですべて成立するという状況になってまいりました。