1990-04-18 第118回国会 衆議院 建設委員会 第7号
第三に、第一、第二にも関連しているわけなんですが、首都圏を中心とした地価高騰の要因の一つとして、住宅供給不足があると考えられておりましたが、最近の国土庁の調査では、「世帯数の増加に応じた着実な住宅供給が進んでおり、住宅の量的な不足は見られない」という結果が発表されております。
第三に、第一、第二にも関連しているわけなんですが、首都圏を中心とした地価高騰の要因の一つとして、住宅供給不足があると考えられておりましたが、最近の国土庁の調査では、「世帯数の増加に応じた着実な住宅供給が進んでおり、住宅の量的な不足は見られない」という結果が発表されております。
そのほか海外引揚者による利用増、あるいは戰時中の住宅供給不足などを合わせまして、四百五十萬戸餘りの不足があつたのであります。その後終戰以來今日まで建設した戸數は、六十一萬二千戸餘りとなつています。大體一年間に三十萬戸程度の建設をいたしてまいつたわけであります。
その他の防空の必要から強制疎開をいたしましたものが五十五万戸、海外引揚者のうち住宅を必要とする世帶の推定数が六十七万戸、その他に約十年間戰爭中に住宅供給不足になつておりますので、これを百十八万戸と推定したのであります。終戰の際に四百五十万戸の住宅不足を推定いたしました。その後に百五十万戸余りの建設がありまして、差引現在四百万戸の不足、こういうふうに推定したわけであります。
その他戰爭中の住宅供給不足、こういうものを合せまして住宅不足數四百五十萬戸、その後建設せられましたものを差引きまして、現在における住宅不足數を約四百萬戸というふうに推定をいたしております。それから終戰以來建設せられました住宅の數を申し上げます。住宅その他住宅以外のものも合せましてこの八月末までの統計がありますが、それによりますと、七十一萬二千五百四十七戸であります。