1947-11-13 第1回国会 参議院 予算委員会 第19号
尤も地方におきましては割合に応募者があるのでありますが、残念なことには東京、大阪というような重点をおかなくちやならんというような所で、なかなか人が得られないというような状況でありまして、これは待遇改善その他の問題と絡んで考えなくちやならん問題でありますし、又住宅の問題というようなことも考えなければ、なかなか補充は困難な状況であります。
尤も地方におきましては割合に応募者があるのでありますが、残念なことには東京、大阪というような重点をおかなくちやならんというような所で、なかなか人が得られないというような状況でありまして、これは待遇改善その他の問題と絡んで考えなくちやならん問題でありますし、又住宅の問題というようなことも考えなければ、なかなか補充は困難な状況であります。
そこで私は他の歳入の影響関係について申上げますが、住宅復興につきましては、私は非常な関心を持つておりますので、昨日総理にも一応質問いたして置きましたところが、総理も余りこれについては御存じではなかつたと見えますが、戰災都市におりました関係上、戰災復興並びに住宅の復興については私共はこれは容易ならざる重大問題、社会問題として頗る深刻なものであると考えておるのであります。
○政府委員(河野一之君) この説明書にあります住宅復興資材費でありますが、これは住宅復興において必要な各種の資材を戰災復興院が一手に買いまして、そうしてそれを一種の資金として持つておりまして、公共団体その他が住宅を建てるのに資材がなければそれを優先的に売払つてやる。こういう建前で住宅復興資材費というものが入つておるわけであります。
それから戰災者に對する住宅問題、この建設もまことに遲々として振わない形でありまして、各方面から窮乏を訴えられておりますが、戰災復興に對する情勢が、どういう形にいつておりますか、これは復興院當局からお答えを煩わしたい。 それから農林大臣から御答辯を願いますが、國民榮養の給源は、まずみそ、醤油であると考えます。
○伊東政府委員 住宅の實情がどうなつておるかというお尋ねでありますが、終戰の際における住宅不足状況は、空襲によつて燒失したもの二百十萬戸、強制疎開によつて取壞したもの五十五萬戸、戰爭の直接の結果として二百六十五萬戸不足いたしました。そのほか海外引揚者による利用増、あるいは戰時中の住宅供給不足などを合わせまして、四百五十萬戸餘りの不足があつたのであります。
そうしてこの企業長基金の中の五〇%以上は、その企業の文化施設とか、住宅施設に充てられるわけであります。その殘りが企業長以下の模範的な勞働者に對する賞與だとか、あるいは各種の福利施設、あるいはその他のプレミアム、そういうものに使われておるわけであります。すなわちある企業の關係者が大いに能率を向上いたしまして、生産費を引下げる。そうしてあるいはまた生産計畫以上に遂行する。
地方が獨立の財政源を得ていないということは、これは先程もお述べになつたように存じておりますが、例えば、これを一例を取りますれば、今日各都市における住宅の問題、庶民の住宅の問題は皆樣非常に御心勞のことと考えられます。御案内のごとく戰爭によつて日本の九十一都市というものは爆撃を受けて、そうして相當なる被害を受けております。
但し復興計畫は全國的に亙りまするし、且つ又都市計畫とも關聯いたしまするし、いろいろの點において、ただやたらに家を建てたらよいというわけにも行きませず、その他の資材とも睨み合しまして、できる範圍内において早くやりつつあるのでありまするが、現状のような状態でありまて、せいぜい努力いたし、住宅を與えて住宅政策の上に遺憾なきを期したいと考えておるわけであります。
又國民全體が最も希望しておるところの住宅問題なども殆んど拒否してある。それはどういうことになつておるかと申しますと、住宅復興資材は物價騰貴若しくは資材の關係上相當にこれは追加をなさらなければならんのに拘わらず一錢の追加もしてありません。六億八千萬圓あつたものを据置きにしておる。
殊に今度上るようになります入場税などは、たくさんの主婦の問題でございまして、たとえば若い者を抱えております主婦は、映畫場は住宅難の唯一の安全瓣だということを話しておる人たちがずいぶんあります。自分の家の中には友だちを呼んでいらつしやいということもできない。
次にさらにこれはただいま申し上げましたわれわれの改善費のみでありますが、今言いました勞働者の生活を脅かしてはならないという見地からいたしまして、まずこの豫算の中に盛られておりますところの住宅復興資材、これが一錢も計上されておらないのであります。これは私ども要求といたしまして、まず住宅を與えてほしいというような要求もともにいたしておるのでありますが、これに對する經費が一錢も計上されておらない。
このとき厚相は、輸送も物資も住宅も十分であると言われた。一体この追加予算の中の数字を知つて言われたのかどうか。私はそれを聽きたい。住宅建設資金は本予算において七億八千万円を計上されておるが、実際は、予算説明書にもあるように、一億そこそこが実行されたに過ぎない。而もこの七億はバイヤーの接待費でありますところの六億前後と余り変らないのであります。
住宅問題に関しましては、シベリヤから引揚げまする人々は大概本土にそれらの住宅を持つている方が多いのでありまするが、ただ一番困るのは樺太におる二十万人の方が引揚げます時に、これは住宅のない方がその中の一割五分くらいあろう、即ち三万人くらいはあろうという推定でありまして、これらの点に対しましては過般申上げましたやうに、北海道並びに東北六縣に用意をいたしております。
次に住宅及宿舎新築費でありまするが、これは當初五十四億八千五百萬圓、それに對しまして五十七億六千九百萬圓を追加し、百二十億五千五百萬圓とするのであります。これが進駐軍經費の最大なる經費であります。
第二 百十八号) ○國際電氣通信株式会社等の社員で公 務員となつた者の在職年の計算に関 する恩給法の特例等に関する法律案 (内閣送付) ○恩給増額に関する請願(第百十一 号) ○戰死者遺族の更生対策に関する請願 (第百十六号) ○生活協同組合法の制定に関する請願 (第百四十三号) ○青少年禁酒法制定に関する請願(第 百四十六号) ○青少年禁酒法制定に関する請願(第 百五十一号) ○住宅営團経営
三百四十三号) ○引揚者の開拓入殖に関する請願(第 三百六十号) ○在外私有財産の國家補償に関する請 願(第三百六十八号) ○引揚者の國内諸債権取扱いに関する 請願(第三百六十九号) ○同胞救済資金等の返還に関する請願 (第三百七十号) ○同胞援護会貸付の國有財産貸付料免 除並びに拂下げに関する請願(第三 百七十一号) ○在外同胞引揚促進に関する請願(第 三百七十七号) ○海外引揚者の住宅問題
よそへ住宅を見付けて、そこから通つて來る。そうして一向工事は進まない。段々その間に人件費に費用がなくなつてしまうということが住々にあるということであります。かようなことはその社寺におきましては、相當迷惑なことなのであります。何かこういうことについてお考えになつたことがありましようか、伺つて置きたいと思います。
ところがこれは個人の所有であるし、今住宅が拂底いたしておりますから、そういう國賓の建物の中に數家族の方が住まつておられて、日常生活をしていらつしやいまして、煮炊きしていらつしやる状態でございます。
○政府委員(柴沼直君) 只今赤松さんからお話がございました住宅を國賓に指定するということは、最近に著手いたしておるのでありまするが、本來居住に使つておりますままで指定いたします際には、やはりこういう際でもありますので、本來の使用を制限することは非常に困難なのでございます。
現在北方地域に対しまする在留邦人の受入態勢ということ、またわが國に帰還いたした後におけるこれらの諸君が十分に安んじて定着することができるかどうかという点に対しましての施設、これらのことは、まず食糧問題、被服問題、輸送問題、住宅問題、それから夜具等の問題、そのほか生業資金の問題、こういうような点がまず考えられ、それが最も必要な施設でなければなりません。
この權利料なるものを主張し、權利料なものを徴收されるがために、一般國民の方々が家を建てるのも建てにくい、復舊も、復興もしにくい、住宅も建たない、こういうふうな關係が伴うのであります。
第二 百十八號) ○國際電氣通信株式會社等の社員で公 務員となつた者の在職年の計算に關 する恩給法の特例等に關する法律案 (内閣送付) ○恩給増額に關する請願(第百十一 號) ○戰死者遺族の更生對策に關する請願 (第百十六號) ○生活協同組合法の制定に關する請願 (第百四十三號) ○青少年禁酒法制定に關する請願(第 百四十六號) ○青少年禁酒法制定に關する請願(第 百五十一號) ○住宅營團經營
それから月曜日の午後に醫療制度の小委員會、木曜日午後住宅の小委員會、金曜日午後社會事業に關する小委員會を開くことを、大體原則として立てておるのでありまするが、今言いまする各般の議案の取扱いにつきまして、今日ごとき土曜日には、例外的に開いておかなければ、すべての法案を審議し處理することは不可能だというわけで、特に議長のお許しを得て開いたわけであります。御了承願います。速記を中止して下さい。
この点につきまして、先づ食糧、被服、輸送、住宅、寝具、生業資金、こういうように細かに分けて大体のお答えを申して見たいのであります。
もう一つ申し上げたいのは、今日は御承知のように、住宅難ということが國民の生活上の一大關心事であります。現在日本には家のない家族が三百八十五萬世帶を算えるといつておる。そのために六疊一間が部屋代三百五十圓、權利金一萬圓もしておるという、こういう大きなやみが行われておるのでありますが、その一方において、十月六日の朝日新聞の投書欄に、國鐵と文化住宅という投書がある。
戰災都市における住宅の問題はきわめて重大であると考えます。現在あらゆる社會悪的な社會病理的な現象は、この住宅を原因として出ているもの少くないのであります。政府においても住宅政索については相當御努力になつていることは十分に認めますけれども、大量不足の現状においては、現在行われている住宅政策では容易に解決しない。
と申しますのは、戰災都市が住宅に困つておつて、庶民階級がそれがために非常に苦痛をなめておるということは事實であります。そのためにこの住宅建築をしなければならないが、その場合になすべきことがあると思う。それをなぜなされていないかということをお伺いしたい。それはいわゆる遊休施設がたくさんありますし、相當大きな住宅が現存しておりますが、その住宅をいわゆる庶民住宅に開放されていない。
○守田委員 私は住宅建設の前に遊休施設を開放する。遊休施設を開放しない間は、一時住宅建築を打切るべしという考えを持つております。これは私一個人の考え方でありますか、戰災復興院としても御考慮願いたいと思います。 —————————————
○中村(又)委員 交易營團、住宅營團が、別表乙號に掲げられておりますが、これらは閉鎖機關ともなつておりますがゆえに、規定の必要はないのではないかと思われます。さらに地方食糧營團は、解散する團體でありますから、規定の必要はないと思いますが……。
○國宗政府委員 御質問の通り、交易營團、住宅營團は、現在閉鎖機關として指定されておりますけれども、交易營團につきましては、そのうちのいわゆる需品局が特別調達廳の關係の仕事を現在なおいたしております。
歳出の主な項目につきまして御説明いたしますと、先ず終戰処理費は、本予算に賠償施設処理費を含めまして二十億円を計上した次第でありますが、当時は住宅新築計画その他について未確定な事項が多く、正確な積算が困難でありましたところ、その後当初の見込以上に計画量が増加し、又公定價格の引上に伴い、積算單價に相当著しい改訂を生じた等の事情に基ずきまして、巨額の予算追加を必要とするに至りましたので、あらゆる角度から愼重
これは本豫算に賠償施設處理費を含めて二百七十億圓を計上したのでありますが、當時は住宅新築計畫その他について未確定な事項が多く、正確な積算が困難でありましたところ、その後當初の見込み以上に計畫量が増加し、また公定價格の引上げに伴い積算單價に相當著しい改計を生じた等の事情に基きまして、巨額の豫算追加を必要とするに至りましたので、あらゆる角度から愼重に檢討を加えるとともに、關係方面とも再三再四折衝を重ねました
課税物件は住宅、店鋪すべての建物について課税をするのでございます。しかし公共團體のもつております家屋、あるいは國寶または史蹟名勝として指定された家屋、あるいは學校、宗教法人の神社、寺院、教會等の家屋、公益法人の事務所、あるいは賃貸價格が三十圓未滿の場合におきましては、非課税といたしておるのでございます。
新規施設の大體といたしましては、この豫算の中において重要な部分を占めますところの住宅でありますが、本年度當初豫算におきましては、住宅は前年度において著手いたしました施設を本年度において完成するに必要なる經費を計上しておつたわけでありますが、本年におきまして約三千戸の住宅を建築するという問題が新たに起つてきたのであります。これに要する經費がその重要なる部分を占めておるのであります。