1956-10-30 第24回国会 衆議院 建設委員会 第39号
現在北九州地方におきましては、大川橋、住の江橋及び西海橋の各橋梁が有料道路として完成いたし、すでに業務を開始いたしているのでありますが、このうち大川橋を除きますと、西海橋にいたしましてもまた住の江橋にいたしましても、その償還成績は必ずしも良好とはいい得ない状況にあるようであります。
現在北九州地方におきましては、大川橋、住の江橋及び西海橋の各橋梁が有料道路として完成いたし、すでに業務を開始いたしているのでありますが、このうち大川橋を除きますと、西海橋にいたしましてもまた住の江橋にいたしましても、その償還成績は必ずしも良好とはいい得ない状況にあるようであります。
九州におきましては、橋といたしまして、西海橋、住の江橋、大川橋がございますが、西海橋、住の江橋につきましては、徴収の成績がまことによくございません。西海橋はまず大村湾の湾口をつなぐということを主眼にして作ったものでございますが、これに続く道路が整備されなければ、有料道路として成り立たないことは御指摘の通りでございます。
本県の有料道路としては、昨年、住の江橋、諸富橋と相次いで竣工しておりますが、前者は営業成績が不良でありますが、後者は前述のようにすこぶる好調であります。本県としてはさらに大川−鹿島線、伊万里−北多久線及び伊万里−呼子線の有料道路制を要望しております。 次に長崎県に参りましては、まず大村湾口、伊ノ浦瀬戸に架設せられました西海橋を視察いたしました。
それから佐賀県にあります有料道路で住の江橋というのがございますが、これはお話の通りに営業成績は上っておらないのでございます。しかしこれも住の江前後の道路が改良され、また大川橋も竣工いたしましたので、これも道路が改良されますれば、これの成績もだんだんに上ってくるのではないかと考えております。