2013-05-22 第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
この後、順調にいけば、一週間程度のおくれなら取り戻せるとの話も聞きますが、過去において、北海道においては低温障害で大変厳しい不作に見舞われたこともあり、大変に私は心配をしているところでございます。万が一の不測の事態に対する十分な対応をお願いしたいと思います。 現在の農水省の取り組み状況とあわせてお伺いをしたいと思います。
この後、順調にいけば、一週間程度のおくれなら取り戻せるとの話も聞きますが、過去において、北海道においては低温障害で大変厳しい不作に見舞われたこともあり、大変に私は心配をしているところでございます。万が一の不測の事態に対する十分な対応をお願いしたいと思います。 現在の農水省の取り組み状況とあわせてお伺いをしたいと思います。
それから、寒さのために低温障害で亡くなった患者さんもいらっしゃいます。ですから、電気であるとか水であるとか、こういったものをきちんと整備できるようなことを用意しておかないと、万が一何かが起こった際に対応できないんではないのかと。
九月十五日現在の北海道における水稲の作柄概況でありますが、低温障害と日照不足から受精障害による不稔もみの激発と出穂期の大幅なおくれによる登熟期間の積算温度不足等が見込まれることから、作況指数は四六で、「著しい不良」となっており、作況指数としては戦後最悪になるものと見込まれております。
しかも低温障害が加わり、当地域の収量はゼロから百五十キログラム程度、地域全体の減収量が七〇%程度と予想以上に厳しい状態となり、昭和五十五年の大冷害のときよりもひどい状況となっております。農家の方々は異口同音に、手だてを尽しましたが、今回の異常気象はそれをはるかに超えたものであり、現在の営農技術ではなすすべがないと述べておりました。
それからもう一つは、今回ほど病虫害防除、低温障害等々の冷害防止に要した農薬とか資林等々の経費を使ったことはないわけですね。だから、こういう問題についても私は当然国としてめんどうを見るべきではないかという考えを持っておるわけでありますが、この点についての見解をひとつ伺いたい。 それから、冷害で多量に発生する規格外米を全量政府で買い上げるべきだと思いますが、この問題です。
また、野菜も低温障害に加えて長雨による生育のおくれから、根が腐敗するまでに至り、トマト、ピーマンのように地上で被害が判然としているものばかりでなく、ナガイモや大根、あるいはニンジン等にも奇形、矮小などのほか、病害が多発しております。
果樹共済は実施いたしましてまだ日が浅いという関係もありまして、加入率は年々伸びてはおりますけれども、五十二年度に収穫共済で二二・四%、樹体共済で八・二%とまだ低位にとどまっておりますし、また四十八年度の本格実施以降連年ひょう害、低温障害、干害等の異常災害に見舞われたために、現在多額の、約百五億円でありますが、累積不足金を生じておるわけであります。
これは低温障害の年の付随した現象ということになっていますが、今年ほど全面的に褐変病が拡大しておるという年は初めてなんですよ。
ことしも低温障害はあるけれども、てん菜やバレイショは低温障害に強いですから、収量はかなり見込めます。しかし、どうですか、九月三十日の各糖業が調査した根中糖分が一三%弱でしょう。これから若干根中糖分は充実するけれども、ことしの歩どまりも一三%はちょっと無理ではないか。やはり一二%台へ落ちる。片や西ドイツは歩どまり一六%でしょう。
水稲は、初期の生育おくれとともに、七月中旬の類例のない異常低温と日照不足が冷害危険期と合致したため、多くの品種が低温障害を受け、障害型となり、多量の不稔の発生を見ております。
対策につきましては、先般の当委員会においてもとりあえず御報告申し上げましたように、当初農林省におきましては、気象庁の暖候期の予報を参考といたしまして、三月末には、四十六年度の春夏作の技術指導について次官通達を出しまして、晩霜なりあるいは低温障害という、本年度の気候の予測の変動に伴います各種技術対策を十分講ずるよう各都道府県に指導してきたところでございますが、今回の低温による被害の実情にかんがみまして
われわれの調査も凍霜害を中心とした調査で、当時十六日現在は、低温障害が十三日現在まで進行しておりましたので、その関係の数字の取り上げがおくれておるというような関係と判断をしております。
またそのころには集中豪雨その他低温障害というものがあるいはあらわれるのではないだろうか、こういうふうに考えておるわけであります。 それから七月になりましても上旬はやはり同じような傾向になりまして、つゆが明けるのは例年よりか多少おくれまして、おそらく北日本方面は七月の二十日前後にわたるのではないだろうか。
しかし今回のように北日本を中心といたします低温障害等によりましてこのような施設の設置の要望が高まっておりますので、次年度以降の設置数なり設置の場所につきましてはさらに実情に応じまして検討いたしてまいりたい、かように考えておるのでございます。
○長谷部委員 特に寒冷地帯等につきましては今後ともこのような低温障害、こういうものは予想されるわけでありますから、これを防ぐために健苗育成のための施設をより充実、拡大するようにぜひひとつ御配慮を願わなければならぬ、こう思っております。
○水野委員 ただいま農林省の荒勝参事官から関東地方の低温生理障害の報告がございましたけれども、私の知っております状況を申し上げますと、七月の上中旬、千葉、茨城、栃木などが中心の関東各県で稲の低温障害、生理障害、こういうのだそうですが、これが起こりまして、ちょうど穂が出る時期でありますが、稲の受精をする生理障害だそうであります。
そうすると被害というものは、単に先ほど申し上げた低温障害やあるいは干ばつや、こういうその年度の収穫被害をこえて、将来二年ないし三年にわたる減収というものがはっきり想定できるわけです。今回の地震の被害についても、そういうものがあるわけです。こういう経営の補完措置に対する自創資金というものを、もう一つ別にしなければならぬ。
たとえば、北海道、東北では低温障害のような被害で、北海道、東北を含めて百二十億、こういう金額の被害が、北海道、東北の農業、漁業等を合わせますとあるわけです。農業だけを考えてみましても、百二十億とか百三十億、こういう低温障害の被害がある。これは広域に大体同じ条件で被害が発生しますし、個人的に査定しても、被害率三〇%以上というものがある。
そういう時期に、たとえば十三度あるいは十二度に気温が低下した場合においても障害が起きない、耐え得るという品種が開発されれば、低温障害による被害というのは大体免れることができるわけでしょう。だから、育種の目標をどこに置いているかということですね。ただ単に耐冷性なんと言ったって、これは具体的な目標でないですからね。
○芳賀委員 だから、十五度以下の低温がたとえば二十四時間とか四十八時間続くという場合に低温障害を起こすわけで、それがまさか七月に十度以下なんということはないですからね。二度ぐらい現在より低いというのは、具体的に何度を言うわけですか。
それが十三度とか十二度になった場合に低温障害が起きるわけですから、十五度に持っていったって、何もそれは改善にならぬわけです。障害の起きる条件の中で抵抗できる品種ということになれば、低温障害の場合にはやはり十三度とか十二度に耐え得る品種ということになるわけですからね。そういうなまぬるいことを言っておるのでは、これは何もたよりにならぬということになるのじゃないですか。
これは最近の特徴的な点で、ことしの場合も七月の上旬、それから下旬、二度にわたって最低気温が十度ないし十二度という、こういう気温の状態を繰り返したものですから、ちょうどそのわせにしても中晩生にしても、大事なときにこの低温障害を受けたということになるので、これは試験場等のいろいろ試験研究によっても、こういう極端な低温、これを克服するような品種は簡単に生まれないかもしれぬが、最近の状態から、どうも以前と違
昨年のごときはわせ系が低温障害を受けたことは御承知のとおりでありますが、ことしはわせ系はもちろんでありますが、中晩生品種においてもちょうど減数分裂期に極度の低温が襲来した関係があって、全面的に低温障害を受けておるというようなな事実が判明して、われわれも非常に憂慮しておるわけです。
○栗林委員 もう一ぺん確認いたしたいと思いますが、九月十日現在における作況指数の中には、ただいま申し上げました秋田、北海道等に発生した低温障害に基づくものは含まれておらない、十月一日の指数にはこれを取り入れる、こういう御答弁と伺ってよろしゅうございますか。
ことしの低温障害は七月二十日過ぎの低温、それから北海道におきましては八月上旬、中旬、そのときに十五度以下の温度がしばしば訪れたというようなことがございまして、花粉の障害、それから開花時の受精障害、そういうようなことが見られて、それがはっきり形になってあらわれてくるのは、まあ八月の終わりごろか九月ごろになってきます。それで九月十日現在においてつかみ得る限りにおきまして、これが入っておるのであります。
○栗林委員 九月十日の指数の中にある程度——ある程度でもないですが、かなりこれらの低温障害の実態を把握してこの数字の中に盛り込んでおるような御答弁と伺ったわけであります。それならば秋田なり、あるいは北海道あるいはその他全国的なこれらの低温障害の発生の実態について、どこかの具体的な実例をあげてお答え願われませんか。
いわゆる凍冷害と申しますか、低温障害というようなことがいろいろ重なり合って、結果において重大な被害を及ぼすというような関係がございまするが、この凍霜害というものは、今申しまするようにいわゆる低温障害であって凍霜害等をも含むところの被害、こういうふうに理解してよろしいかどうか、この点を承わっておきたいと思います。
ところが不幸にして、八月以降第五号、第十二号、第十三号、第十四号、更には第十五号と引き続き台風の襲来を受け、相当広範な地域に亙り災禍に見舞われ、又北海道及び東北地方の一部では発育期の低温障害により作物に受けた打撃を遂に回復できず、これ又昨年に引続き冷害をこうむりましたので、これら災害地の被害農林業者の現金収入は、平年に比し相当下廻り、その経営の維持の上から極めて憂慮すべき事態に立至つていることは、各位
ところが、不幸にして、八月以降第五号、第十二号、第十三号、第十四号さらには第十五号と引続き台風の襲来を受け、相当広範な地域にたわり災禍に見舞われ、また北海道及び東北地方の一部では発育期の低温障害により作物に受けた打撃を遂に回復できず、これまた昨年に引続き冷害をこうむりましたので、これら災害地の被害農林業者の現金収入は、平年に比し相当下まわり、その経営の維持の上からきわめて憂慮すべき事態に立ち至つていることは