1960-12-22 第37回国会 衆議院 商工委員会 第7号
これはBガス、Cガス、特にCガスは一酸化炭素を主体とした大きな廃ガスでありますから、これを活用いたしまして、いわゆる直接製鉄法、低温還元鉄、こういうものを政府としては御計画になっておるかどうか、これを一つ伺っておきたいと思います。
これはBガス、Cガス、特にCガスは一酸化炭素を主体とした大きな廃ガスでありますから、これを活用いたしまして、いわゆる直接製鉄法、低温還元鉄、こういうものを政府としては御計画になっておるかどうか、これを一つ伺っておきたいと思います。
今お話のように、木炭銑あるいは電気銑ないしはウイベルグあるいはスミス式の低温還元の、いわゆるスポンジ・アイアン式に、あの製鉄の方向を切り開いて行かなければならぬものだと思います。そうしますと、当然ここに浮び上つて来ますものは、日本の鉄資源として最も世界に誇るべきところの埋蔵量を持つている砂鉄というものが浮び上つてくるので、あります。
これは多少専門的になりますが、あの一世を風靡したドイツのウイルベルグ式の低温還元鉄というものも、これは木炭でやつて行けば最高級の鉄ができるということはわかり切つている。そしてスエーデンはそれによつて外国貿易も非常に盛んにやつている。