1969-04-08 第61回国会 参議院 建設委員会 第8号
私どもといたしましては、幸いまだ木造を主体とした低層家屋でございますので、何とかして上空、空間を利用いたしまして容積をふやして、そこに住宅の容量を増大することができないか、ということを考えておるわけでございまして、いわば内部市街地におきまして住宅の供給を少しふやしていきたい、こういう考え方を持っているわけでございます。
私どもといたしましては、幸いまだ木造を主体とした低層家屋でございますので、何とかして上空、空間を利用いたしまして容積をふやして、そこに住宅の容量を増大することができないか、ということを考えておるわけでございまして、いわば内部市街地におきまして住宅の供給を少しふやしていきたい、こういう考え方を持っているわけでございます。
一つは、市街地環境が非常に悪いと申しますか、先ほど来申し上げておりますような、東京で言えばたとえば環状三号線というものが新しくできる、荒川地区というようなところで環状三号線をつくろうとしても、ああいうような道路も狭いし用途も混在している、低層家屋の密集地帯であるというような市街地の環境の悪いところ、これをやっぱりひとつ取り上げていく。
ただ、いままでやってまいりました中でまだ十分行なわれておりませんのは、そういうような公共施設の整備や分散的な措置はやっておりますけれども、都市の中心部におきます建物の形態が、いかにも木造低層家屋でございまして、しかもそれが密集するというような状況でございますので、これをある程度まとめた再開発をいたしまして、大きなブロックにまとめていくということによりまして、なお機能のあがる能率のいい都市形成ができるんじゃないか