2020-11-06 第203回国会 参議院 予算委員会 第2号
中小企業が低利益になっているというのは、これ、大企業が中小に対して一方的にコストに見合わない取引条件を押し付けているから。しかも、こういうコロナで経済活動の自粛、縮小を求めているときに、コロナさえなければ順調に経済活動ができるような中小企業にゾンビ企業呼ばわりしてやっぱりこれを切り捨てるというのは私は言語道断だというふうに思いますよ。そういう議論を財政審で始めているじゃないですか。
中小企業が低利益になっているというのは、これ、大企業が中小に対して一方的にコストに見合わない取引条件を押し付けているから。しかも、こういうコロナで経済活動の自粛、縮小を求めているときに、コロナさえなければ順調に経済活動ができるような中小企業にゾンビ企業呼ばわりしてやっぱりこれを切り捨てるというのは私は言語道断だというふうに思いますよ。そういう議論を財政審で始めているじゃないですか。
例えば、病気になってしまった会社に対する社外取締役の役割もありますし、例えば、低生産性といいますか、低利益率、若しくは内部留保、これ進行しているような企業が残念ながら日本に非常に多いわけですから、そういった部分を是正するためにも社外取締役は重要なんじゃないかなというふうに考えております。
もしそうでないならば、国際的に低利益率にもかかわらず、国内の標準と比較をして高いという理由によってかかる規制が行われるならば、これは全く不合理であり、とうてい国際競争にたえ得るものとは思えないのでございます。 以上述べましたように、企業全体の利益率、販売費、一般管理費を理論的に算定困難な標準または単純な平均と比較したからといって、その結果は直ちに寡占の弊害と言えるものではありません。
それから四番目に、非常に牛乳というのは政治問題にもなりまして、価格問題等でいろいろと世論から問題視される、そういうようなこともありますし、価格が押えられるというようなことで現在乳業の、特に市乳部門はおそらく一般の食品産業を通してだけじゃなくして、全体の中で最も低利益部門に相なっておると思います。
こうした小規模企業は、資金も零細であり、また、絶えず資金面、営業面にわたり不安があり、低利益と低賃金にあえぎながら、無理をしながら産業発展に、輸出にと努力を重ねているのであります。このような産業構造の下積みとなっている小規模企業に対しては、大衆福祉の上から特に積極的な政策が必要であると思うのであります。小規模企業は、わが国の産業構造から見れば、潜在失業の一つの形態であるということもいえます。