1986-05-15 第104回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
そのTBの低利発行の矛盾がそのたびに一層表面化してきている。これはやはりTBの公募入札発行化をやらなければ、同じような経済性を持つものが、他方は日銀で引き受け、片方はそうじゃないということになるとまずいので、発行を公募の入札発行化に努力をしていった方がいいんじゃないか。そういう点が一つです。 それから、短期国債の売買を法人投資家に限定したという理由は何なのかということです。
そのTBの低利発行の矛盾がそのたびに一層表面化してきている。これはやはりTBの公募入札発行化をやらなければ、同じような経済性を持つものが、他方は日銀で引き受け、片方はそうじゃないということになるとまずいので、発行を公募の入札発行化に努力をしていった方がいいんじゃないか。そういう点が一つです。 それから、短期国債の売買を法人投資家に限定したという理由は何なのかということです。
それから他方、金利負担を軽減するのには、市場実勢を無視した低利発行によってではなく、歳出削減等によりまして国債発行額そのものの減額に努力すべきである。したがいまして、行革、財政改革を着実に実行することがこの問題の解決の基本ではないだろうかというふうに考えております。
大量国債を発行する必要上から言いますと低金利政策が必要になるということは財政上も明らかでありますけれども、逆に言いますと、大量国債であるからこそ低利発行はむずかしくなる。
なお、三百二十一億円の直接募集債のうち六十億七千万円は低利発行を行ないました。
なお、二百二十五億円の直接募集債のうち四十五億円はさきに述べましたように低利発行を行ないました。 以上のほか、昭和四十一年度における農林漁業金融公庫からの委託による市町村の公有林整備事業に対する貸し付けは、二十八億円となっておりまして、期末の貸付残高は九十七億円でございます。