1977-03-18 第80回国会 衆議院 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号
それからその次に、稲わら等の低位利用資源の利用拡大のほかに、たとえばミカン等の果実かす等の未利用資源もあるわけでありまして、これにつきましても飼料化を促進することが必要である、こういった御意見の開陳があったわけであります。
それからその次に、稲わら等の低位利用資源の利用拡大のほかに、たとえばミカン等の果実かす等の未利用資源もあるわけでありまして、これにつきましても飼料化を促進することが必要である、こういった御意見の開陳があったわけであります。
をつくっていかなければならないということであろうと思うわけでございますが、そのために生産性の高い経営の育成、飼料基盤の強化、畜産物価格の安定、流通の合理化等、生産から流通に至るまでの一貫した諸施策をさらに拡充強化していかなければならないわけでございまして、大家畜につきましては、中堅各層の飼養規模の拡大を図ることに努めるとともに、その育成の前提条件である飼料生産基盤の拡大に重点を置いて畜産基地の建設や未利用、低位利用資源
特に、肉専用種につきましては、適地における多頭経営の集団的育成による飼養頭数の増加傾向というものを一層助長していくということを中心にいたしまして、山林原野、低位利用資源の活用であるとか、あるいは既耕地、裏作不作付地等における飼料生産の積極的推進、あるいは経営規模拡大のための家畜導入の推進、繁殖から肥育に至る地域的な一貫生産体制の推進、子牛及び枝肉についての価格の安定制度の強化等の施策を一層強力に講ずることによりまして
○安倍国務大臣 瀬野さんから、肉用牛の今後の育成方針はどうかというお尋ねでございますが、今後畜産経営の育成指導をするに当たりましては、まず、第一に、最近における飼料穀物の国際的な需給事情にかんがみまして、肉用牛については、既耕地裏作、不作付期における飼料生産、さらに山林原野等、低位利用資源の活用等を積極的に推進いたしまして、飼料の自給力を高めていくことに努力をしてまいりたいと思います。