2002-05-27 第154回国会 参議院 本会議 第28号
役人として位人臣を極められた先生は、昭和四十八年に建設省を退官され、その後、自己が持つエネルギーをすべて国家国民のために、また、国土の整備のために献身することを決意され、政治家への道を踏み出されました。 翌四十九年の第十回参議院通常選挙に全国区から立候補当選され、後に鳥取選挙区に移られ、実に五回連続当選を重ねられたのであります。
役人として位人臣を極められた先生は、昭和四十八年に建設省を退官され、その後、自己が持つエネルギーをすべて国家国民のために、また、国土の整備のために献身することを決意され、政治家への道を踏み出されました。 翌四十九年の第十回参議院通常選挙に全国区から立候補当選され、後に鳥取選挙区に移られ、実に五回連続当選を重ねられたのであります。
金融界の頭取、会長と言われるような位人臣をきわめた皆さんが次に目指されるのが小菅の拘置所であるということであれば、これはブラックジョークでありますが、冗談にならない冗談だと思うわけであります。
ここまで行けば位人臣なんですよ。位人臣をきめわた一般の高校卒の課長補佐まで行った方が、二十四万一千六百円という俸給をもらっておって、三十三万九千八百七円今度の措置で損をするということです。こういうことはがまんできませんよ。そうでしょう。
大体局長というのはこれはもう位人臣をきわめているんですから。どうもそうじゃないと、自分じゃない、自分の部下のことも心配だと、こういって言われていますけれども、私はそういう心配をさせないのが大臣だと思う。いいことはどんどん各局長に大臣がさせる。たとえば、いま私が言ったことは決して無理なことを言っているわけじゃないですね。国立と公立がまずいわゆる夜間、休日、救急、僻地、これを全部担当する。
自分が年金局長をしている、自分が年金課長をしている間だけは無事平穏に終われば次の局長になって、次から大体うまくいけば次官になって、位人臣をきわめてこれで終わりと、これじゃ国民たまったものじゃありません。むずかしいむずかしいだけではだめなんです。どうするのかと。いままではまだわが国の年金というのは未成熟で、老齢者社会でもなかったわけですから、当面の手当て手当てで済んできたわけです。
ないと思いますから、天下りがどうだこうだと言われ、今度の人事でもその問題が出てきて、天下りに反対だとか賛成だとかずいぶん新聞で騒がれておったのを私は見ておるわけですが、何と言っても郵政省の事務次官をおやりになったと言えば、役人としては位人臣をきわめたわけでございます。そしてさらに今度はNHKという公共放送の会長をおやりになった。
また、ある人はタデ食う虫も好き好きとか言っていますが、あなたはエリート官僚として位人臣をきわめ、しかも後半生を弁護士と大学教授で暮らそうと決意されたにもかかわらず、三木さんだかだれだか知らぬけれども口説き落とされて、あえてこの苦難な国鉄に総裁として勤めるという決意をされたということであります。
極端に言えば、位人臣をきわめて次官になった、次官になったとたんに、私はもうあと二年でやめにゃなりませんという、これは退職予告通知をもらったようなものなんです。
ですから、いま北海道でたとえば郵政局長なんかになった人は一人しかまだ生存ではおりませんけれども、下から営々とやって、たとえば人事部長だとか何とか部長といったらまあ位人臣をきわめた人ですね。あるいは特定局長会の会長というような方も最近なくなってお葬式に私は行ったけれどもね。特定局長会の会長としてとにかく全国的にも有名な北海道の最も長い間郵政のために一生懸命やられた方ですよ。ものの考え方です。
○森中守義君 それから、まあこれはちょっと言いにくいことですが、こういうところに国鉄出身の、つまり理事出身というか、位人臣をきわめた人が何人ぐらいいますか。
位人臣をきわめる認証官というのは他省にはわずかしかない。大臣を除いたら全然ない役所もある。そういうのに比べて外務省では八十一人、いまの三人の方は——特命全権公使もやはり認証官ですね。そうすると合計八十四名認証官という位人臣をきわめる、栄位を持っておるのは外務省が断然多いわけです。
たとえば、戦後検察に対して国民が信頼を失った二つの大きなこと、一つは造船疑獄、いま一つは検察の中で位人臣をきわめた岸本さんが、やめたとたんにいまだかつてない未曾有の選挙違反をやった。立場が変われば検察官はこんなことをするのか。この二つによって、検察に対する信頼を国民が失った。こういうことが現在もなお国民の腹の中にあると思う。
○佐藤(觀)委員 最後ですが、泉長官、あなたは国税庁長官として、いまや税金の位人臣をきわめておるわけです。そこで、世界の情勢も知らないで事務ばかりとっておってもだめだと思うのですよ。やっぱり海外の情勢がどうなっておるかということくらいは国税庁長官として知らないといけないと私は思うのです。これは福田大蔵大臣に話しますけれども、そういう高い見地に立ってやっていただきたいと思う。
私どもの知っている中でも、位人臣をきわめて次官までやったあとやめて国会議員になったら、今度は自分のところでこそこそと郵政省に物品納入業を始めたなんという、そういうのもあるわけですから、実際に。だから私はいま計ったような弊害というものをどういうように是正するかについては、一般論ではなしに、ある程度人為的な是正措置を講じておく必要がある。
そういう薬を製造している製造元の責任者は、時めく日本一の多額納税者になって、国務大臣になって、位人臣をきわめている。薬を飲んだ人は死んでいるが、一銭の補償料もない線香料を上げない。そのまま殺しっぱなしか。
それから、大体お役人さんの中で位人臣をきわめる方々が、そういう国の財産を処分していただくというときには、進んで高い値段で国へ寄付するというような心がまえでなければいかぬと思うのです。いかにして安く手に入れようかと値切ってこれを買い入れるというのは、道義的にも問題がある。付近では二十五万というならば、差額九万を国家へ寄付するという行為、これだって私は許されると思うのです。
少なくとも国民の全体の奉仕者となって国家の公務に従事される立場からは、生活権というものを前提にして、低額所得者である薄給のサラリーマンを十分優遇して、そして位人臣をきわめた方々は、その生活を極度に節減して、ヨーロッパの指導者のような、あの清貧に甘んずる指導的態度をもって国民に臨むというのが、私は政治の姿勢を正す上においても大事なことじゃないかと思うのです。
総裁は金融人としては位人臣をきわめておられるわけで、もう後顧の憂いがないと思いますから、ひとつ日本のために忌憚なくお話を願いたいと思います。
特に鈴木さんは自治庁の次官をやられたのでありますから、お役人の前歴においてはまさに位人臣をきわめられた有能なお方であります。これは私よく承知しております。従って東京都の場合は、総務部長という地位は少なくとも厚生省や労働省の局長に相当するところである、かように了解していいのかどうか。
鬼畜米英撃つべしと、こういうことで日本国民を指導した岸さんが、現在、位人臣をきわめる総理のいすについて長期政権を唱えておるわけですが、一方、ただいま読み上げました通り、炭鉱労働者は、東洋平和を守るという当時の岸さんの方針に従って、北の果てアッツ島から南十字星下の南海に、もくずと化した幾百万の将兵とともに、万斛の恨みを抱いて地下に眠っているわけであります。私は当時の岸さんを責めようと思いません。