1954-10-18 第19回国会 参議院 法務委員会 閉会後第8号
○羽仁五郎君 第二に伺つておきたいのは、やはり最もおそるべき弊害は、外国軍の駐留に伴つて、日本国の法律、なかんずく日本国憲法に及ぼすおそるべき弊害だと思うのです。それについては格段の御努力を願つておることと思うのですが、いかがでしようか。
○羽仁五郎君 第二に伺つておきたいのは、やはり最もおそるべき弊害は、外国軍の駐留に伴つて、日本国の法律、なかんずく日本国憲法に及ぼすおそるべき弊害だと思うのです。それについては格段の御努力を願つておることと思うのですが、いかがでしようか。
その根本の問題はやはり終戦以来の日本の国際的政治関係の問題、それから単独講和に基くところの問題、その後世界の情勢の変化に伴つて日本の軍事化がどんどんアメリカによつて進められておるという問題、この中にあつてこれをやらなければ政府としては立つて行かぬし、それと日本の経済自立とは両立をするわけではない、こういう形で通産行政はますます行き詰まりにあるのじやないか。
○矢嶋三義君 重ねて伺いますが、先ほど私が申しました世界、アジアの情勢のこの変化に伴つて、日本の防衛計画というものに再検討するというようなお考えはあるのかないのか、その点……。
その関係から将来防衛分担金の減額という問題が、当然この次の年度に問題になるということは予想されまするけれども、今日この際、直ちにアメリカ側の二五%減に伴つて日本側のすでに支払つてある分担金を減らして、それを特別退職手当の資金とする、財源とするということは、いきなりにはそういう筋道にはなりかねるのではないかと考えざるを得ない、こういうふうに私は考えておる次第でございます。
イギリスなり、ドイツなりは自立的な経済態勢というものを或るところまで立てたが、口日本は立てずにしまつた、そうして大きな朝鮮事変が終つたということによつて穴が明いてしまつた、その穴を埋めるために、政府で言つておるような貿易振興というものでは間に合わない、いやでも応でもこれはMSA的な体制というものを受入れなければ、日本の財政経済政策が破綻に瀕するという絶対絶命のところへ追いやられて、そうして今而もそれに伴つて日本
これは確かにその通りだと思うのでありますが、さてそういうことになりましたときに、この日本の自衛力というものは現在の駐留軍プラス自衛隊で先ず今の段階では十分だとお考えになつて、それがアメリカ軍が減つて行く、それに伴つて日本がふやして行く。こういうようなことになりますと、日本の自衛隊の増強が全体どこまで進んで行くのかということが国民は非常に不安だと思うのであります。
でこれは恋愛というふうな関係というのか、愛しているというふうな関係から述べたというふうなことについては、木村長官は本法に該当しないと非常に同情のある態度を頂いて、(笑声)私も中山委員のおつしやる通り非常になごやかに拝聴して、心なごむ思いがしたのでありますが、人の真情である行為というものが脅かされるというようじや、実際MSAに伴つて日本が軍事援助を受けている限りは、日本人としてはうつかり人に愛情を抱くとか
それから次の問題について伺つて行きたいのですが、さつきのこれが日米相互防衛援助協定に伴つて日本に与えられるかも知れない兵器の秘密に関することなんですが、ここで伺つておかなければならないことが二つあります。
日本製鉄株式会社法廃止法、即ち現行法は、日本製鉄株式会社が企業再建整備法の規定による決定整備計画に従いまして、昭和二十五年三月三十一日に解散し、清算事務に入りましたのに伴つて日本製鉄株式会社法を廃止すると共に、これに伴う経過措置を規定したものであります。本改正案は、現行法附則第五項及び第六項を改正いたしたものであります。そこで現行法の当該規定を説明いたしますと次の通りでございます。
○下田政府委員 限時法、永久法という専門的の言葉を私は申し上げる地位にございませんが、常識的に考えますと、この協定というものは安保条約の関連におきまして米軍が漸次日本を撤退し、これに伴つて日本は漸次自衛力を増す過渡期における援助の物品でありまして、日本は永久に自国を守るための武器を外国に仰ぐという考えはないわけでございますから、その意味では日本自体の防衛秘密を唯一の守るべき法律とした秘密保護の立法がやがていつかは
そういう点におきまして、今回のMSAの協定がそれに伴つて日本の海外派兵を将来余儀なくせしむることのないように、この点につきましては政府といたしましても十分に慎重に注意を払つたつもりでございますが、更にこの点につきましては、国民的にもはつきり自主的の立場をとつて、将来如何なる政府が現われましようとも、そういう危険のないようにあらかじめ覚悟しておく必要があろうかと考えております。
われわれの体にたとえるならば、大きな部分でありまして、これが外資導入のいろいろな条件によつて、先般のような事例がもしあるといたしますならば、これは容易ならない大きな問題を将来に残すであろうということも案じられるのでありまして、そういつた点につきまして、私どもとは若干の所見を異にされるとは思いますが、いわゆる国土そのものに対する正常な開発は、われわれは何ら拒否するものではありませんが、それに伴つて日本
それはもちろんどつかで火山の爆発というものが起つたせいでありしまようが、実際そういう日射が全世界的に下つているときに必ずそれに伴つて日本でも凶作が起るというようなことが第二にあげられます考え方かと思うのでございます。 それから第三には、これはあまり信頼を置くことにはできませんが、天候に周期がある。
○上村政府委員 新聞記事の内容につきまして真実であるかどうか存じませんが、現在保安隊が借りております武器につきましては、外務大臣がお話になつたような趣旨の法律がアメリカの国会に出ておるようでありまして、それによりますれば、MSAと一応別個でありますが、日本に対して贈与する権限を与えるという法律でありまして、これに伴つて日本側においてMSAと同じような何らかの条件がつくのではないかというふうに想像いたしております
ただ、この際当局に切に希望しますことは、旧来通りの、いわゆる古い形の移民政策を行わないように、単なる移民業者のようなものに善良なるわが国民が食いものにならないように、新しい角度から切に御指導願いたいことと、また、単なる農業移民だけということに重点を置かずに、産業発展の立場から、工業移民といいますか、ある程度まで貿易に伴つて日本のほんとうの工業を外国に輸出し、それに従つて日本の移民がいわゆる工業移民としてどんどんと
いつになるかということは、これは今後日本の国力の充実——日本の国力の充実ということは、結局国際情勢も伴つて日本の国力が発展するので、あるいは日本の輸出を増加するというような、いろいろな原因が伴つて、そうして国力が充実するのでありますから、これは予定のできない条件を持つているのであります。
この時代の変遷に伴つて、日本の国の発端と思われるところの小さい国が、やがて聖徳太子の御代になつては堂々と一等国の交際をしておるという歴史は、私は決して隠すべきものではないと思う。そういうことを隠そう隠そうとするから今日明らかになつて来ると、何か悪いことをしておるというように解されがちになるのである。
○菊川孝夫君 これはあとで理財局長のほうからも聞きたいと思うのですが、この証券取引法の一部改正の法律案審議の際に質問したいと思うのですが、去年あたりの株式の騰貴に伴つて日本で一番誰が儲けたか、あの株の値上りによつて誰が一番儲けたかというと、保険会社が一番儲けたと俗に言われているわけですが、そういうように儲かる時には誠に結構だと思うのですが、それの逆の場合も考えておかなければならん。
しかも、これから日本の産業の開発に伴つて、日本再建のための企業というものには、おのずから限定があるのであつて、これらを考え合せて、労働省における日本の労働行政の大綱について、いかなる御定見施策を持つていられますか、これについてお尋ねをしておきたいと存じます。
ただ世界各国の情勢については、さつきも申しました通り、私どもも一応ものを読まぬでもございませんが、あるいは外務大臣等からお話があるのが適切かとも思いますので、今は世界景気の後退に伴つて、日本はどう考えておるのかということを簡単にお答え申し上げた次第であります。