1993-11-12 第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
つまり、結果として与野党が伯仲状況になることをもたらす、そういった意味における政権交代が可能なシステムをつくっていきたい、それこそが政治改革だ、こんなふうに思っております。 先ほど腐り切った自民党という厳しい言い方がありましたけれども、私は必ずしもそうは思っておりません。
つまり、結果として与野党が伯仲状況になることをもたらす、そういった意味における政権交代が可能なシステムをつくっていきたい、それこそが政治改革だ、こんなふうに思っております。 先ほど腐り切った自民党という厳しい言い方がありましたけれども、私は必ずしもそうは思っておりません。
例えば、保革伯仲状況の一九七〇年代では、給付の大幅な改善と保険料の引き上げ幅の圧縮が行われました。ところが、自民党の勢力が回復し始めた八五年の改正では、給付の抑制と負担の拡大がなされたわけであります。公的年金制度がこのようにときどきの政治状況に左右され続けるならば、これに対する国民の信頼感の低下を招くでありましょうし、現に公的年金制度に対する国民の信頼感は大きく揺らいでおります。
伯仲状況をにらむと新しい問題に見えてくるわけでありますが、中曽根総理大臣はやはり同じ御見解でございますか。
新自由クラブは選挙直後の談話で、宿願の与野党伯仲状況をつくり出すことに成功したとの認識を示しましたが、そのこととこの連立とはどうかかわるのか。この際、同クラブの代表である田川自治大臣にお尋ねいたします。 また、あなたは中曽根首相の姿勢が変わり、田中問題の決まりもついたのでと語っておりますが、その後の政局運営のどこが変わり、本当に田中問題が決まりがついたと思いますか。