2019-04-18 第198回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
本法案におきましては、アイヌの方々の御要望などを踏まえまして、伝統的儀式に用いるサケの採捕や国有林野における林産物の採取に関する特例措置を規定をしており、これらを活用することによりまして、アイヌ文化の振興等に活用するためのサケの採捕や林産物を、近隣の森林に限らず広く国有林野から採取することが可能となります。
本法案におきましては、アイヌの方々の御要望などを踏まえまして、伝統的儀式に用いるサケの採捕や国有林野における林産物の採取に関する特例措置を規定をしており、これらを活用することによりまして、アイヌ文化の振興等に活用するためのサケの採捕や林産物を、近隣の森林に限らず広く国有林野から採取することが可能となります。
具体的には、北海道庁におきまして、アイヌの方々からの御要望を踏まえ、伝統的儀式に用いるサケの採捕許可の柔軟化であるとか手続の簡素化等を検討しているものと承知しております。 政府といたしましては、関係機関との連携によりまして、アイヌの人々がアイヌとしての誇りを持って生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
具体的には、アイヌの方々からの御要望を踏まえ、北海道庁において、伝統的儀式等に用いるサケの採捕許可の柔軟化や手続の簡素化を検討すると聞いているところでございますけれども、水産庁といたしましても、アイヌ新法の趣旨に沿ったアイヌ施策が推進できるよう、北海道庁とともに取り組んでまいります。
大日本帝国憲法と日本国憲法という二つの憲法を持った昭和という時代から日本国憲法下の平成に皇位継承した際、あの時代は、皇室の伝統的儀式の形態と憲法との関係に留意しながらの式典準備が行われていましたが、換言すれば、二つのものを一つにするときに生ずるある種の矛盾の克服に関係者が御努力をされていたことが資料により推察をされます。
しかしながら、大嘗祭は皇位継承に伴う非常に皇室の重要な伝統的儀式でありますから、それを皇室行事として行うことはこれは当然できるわけでございまして、そういう皇室行事として行う場合に、皇位の世襲制ということに着目をして、一世一度の本当に重要な皇位継承儀式でありますから、その儀式について国としても深い関心を持ち、挙行を可能にする手だてを講ずることが当然だ、こういう立場に立ちまして大嘗祭には公的性格がある、
それは皇位の継承があったときは必ず挙行すべきものとされ、皇室の長い伝統を受け継ぎました皇位継承に伴う極めて重要な伝統的儀式である、こういうふうに考えております。
その根拠として、皇位が世襲であること、一世に一度の極めて重要な伝統的儀式であるということ、これは公的性格を裏づけるものではないというふうに申し上げておきたいと思います。 皇位が世襲であることはそのとおりでございます。しかしながら、旧憲法下の世襲と、新憲法のもとにおいて国民が天皇に象徴である地位を認め、そうしてその世襲を容認したということは大いに違うわけであります。
そういう意味からいたしまして、大嘗祭は皇室で長い間続いてきた伝統的儀式でありますが、これは一世一度の皇位継承儀礼であると私どもは重く考えておるわけでございます。
○光武委員 大嘗祭は皇室の非常に重要な伝統的儀式でありますけれども、伝統的儀式ということについては異論があるやに伺っております。
○永末委員 先ほど取り上げました葬場殿の儀も、明文の法律ではなくて、今のような皇室がとり行っておられる一連の伝統的儀式の一つとして皇室が決められるものである、こう解釈してよろしいか。
政府は、憲法に示された政教分離の精神と伝統的儀式とを尊重し、一部の目的を持った人々の非難におもねらず、列国元首を初め賓客多数御参列のもとに行われる大喪を厳粛かつ荘厳に行われることを心から願うものであります。
○宮尾政府委員 大嘗祭は、皇室に長く伝わっております極めて重要な伝統的儀式でございますが、その性格づけ等につきましては今後慎重に検討すべき問題でございまして、どのようにこれを行うかということについては現在お答えをする段階にございませんので、御了承いただきたいと思います。