1954-12-06 第20回国会 衆議院 農林委員会 第5号
○足鹿委員 その対策について研究を進められたことについては感謝をいたしますが、この伝染径路また腐蛆病発生の原因あるいは誘因となるべき点について研究を進めないで、ただ出て来た事態のみに家畜伝染病予防法を適用するということだけでは足りない面を、私は先般指摘をしたのであります。
○足鹿委員 その対策について研究を進められたことについては感謝をいたしますが、この伝染径路また腐蛆病発生の原因あるいは誘因となるべき点について研究を進めないで、ただ出て来た事態のみに家畜伝染病予防法を適用するということだけでは足りない面を、私は先般指摘をしたのであります。
前に天然痘がはやつたときも朝鮮から持つて来たということは、伝染径路は明らかになつております。しかも今度はそういうような非人道的なことがやられておる。それに日本人が使われておるということが言われておるのです。こういうように、少くとも朝鮮戰争の渦中に巻き込まれている。これはわれわれとしては非常に重大な問題になつて来るわけであります。
それと同時にぜひ必要なことは、こういつた駆虫剤を与える場合、必ず寄生虫の伝染径路、どういつた形をとつて寄生していくか、こういつたことをかんで含めるように、一般の人の理解するように、よく説明しなければならぬものだと思うのでございます。