1996-06-17 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号
この報告書の主な内容としては、昭和五十八年当時、厚生省等は米国政府機関等の勧告等の米国の事情を知っていたこと、及びエイズの病因は不明であるが、ある種のウイルスによる感染症の可能性が強く、その伝播様式は血液を介して感染する可能性が強いことを認識していたこと、並びに原因ウイルス固定後の五十九年十一月末には厚生省は我が国の血友病患者の抗体検査陽性の状況を知っていたものと認められること。
この報告書の主な内容としては、昭和五十八年当時、厚生省等は米国政府機関等の勧告等の米国の事情を知っていたこと、及びエイズの病因は不明であるが、ある種のウイルスによる感染症の可能性が強く、その伝播様式は血液を介して感染する可能性が強いことを認識していたこと、並びに原因ウイルス固定後の五十九年十一月末には厚生省は我が国の血友病患者の抗体検査陽性の状況を知っていたものと認められること。
この報告書の主な内容としては、 昭和五十八年当時、厚生省等は、米国政府機関等の勧告等の米国の事情を知っていたこと、及びエイズの病因は不明であるが、ある種のウイルスによる感染症の可能性が強く、その伝播様式は血液を介して感染する可能性が強いことを認識していたこと、並びに原因ウイルス固定後の五十九年十一月末には厚生省は我が国の血友病患者の抗体検査陽性の状況を知っていたものと認められること、 第二に、エイズ
この中には、HIV、エイズの伝播型式として「伝播様式としては、B型肝炎に類似していると考えられている。すなわち、患者の血液、精液を介して感染する可能性が強い。」ということが書いてあります。
あるいはその伝播様式につきましては、「B型肝炎に類似していると考えられている。」そのような記載がなされておるわけでございます。 そういったことから、当時、血液製剤を介してエイズが伝播する可能性について認識をしていたものと考えております。
その事実の要旨は、被告発人は、東京地方裁判所におきまして、損害賠償請求事件について、宣誓の上証言した際、遅くとも一九八三年七月十八日までには、米国防疫センター等によってエイズの伝播様式がB型肝炎に類似していると指摘されていた事実を知りながら、自己の記憶に反した虚偽の陳述をし、もって偽証したというものでございます。
○吉武説明員 二月二十一日に公表いたしました資料の中に、AIDS研究班第二回班会議、五十八年七月十八日でございますが、その配付資料と思われるものがございまして、「AIDSについて」という資料の中に、エイズにつきまして伝播様式についての記載がございまして、そこの記載で「伝播様式としては、B型肝炎に類似していると考えられている。すなわち、患者の血液、精液を介して感染する可能性が強い。」