1951-02-28 第10回国会 衆議院 外務委員会 第7号
まずスターリン・ソビエト首相の記者会見についての声明の内容並びにこれに関する各国の反響等につきまして申し上げたいと存じます。 二月十六日、スターリン首相は二年有余の沈黙を破りまして、御承知のようにプラウダ記者との会見においてその質問に答え、ソ連の軍備増強説、朝鮮の戦局、国連と中共、戦争と平和という大体四点について、その見解を明らかにしましたことが、モスクワ放送によりまして伝えられたのであります。
まずスターリン・ソビエト首相の記者会見についての声明の内容並びにこれに関する各国の反響等につきまして申し上げたいと存じます。 二月十六日、スターリン首相は二年有余の沈黙を破りまして、御承知のようにプラウダ記者との会見においてその質問に答え、ソ連の軍備増強説、朝鮮の戦局、国連と中共、戦争と平和という大体四点について、その見解を明らかにしましたことが、モスクワ放送によりまして伝えられたのであります。
但し私はこの問題は前にも申し上げたように思いますが、ドツジ・メモランダムによりまして、しかもドツジ氏に会見いたしましたときの考え方が、現在なお金融財政の状態において、非常時の状態にあるから、やむを得ざるものとして出されたドツジ・メモランダムでありますので、私はあくまでもその趣旨に解することを表明いたしておきたいと存ずるのであります。
このことから、誤つているかもしれないが、ダレスさんは自分と見解を同じくする者とだけ会見したと結論をつけるわけである、こういうことがいわれております。これは読売に報道されておつた記事であります。それで私が総理に聞きたいのは、総理はちようどこれと呼応するように、外交は秘密であると言われておる。しかしだれに対して秘密なのかわからない。
ことにアチソン・アメリカ長官は去る二十一日品の記者会見で、米国政府は今後この太平洋同盟の具体化について腰を入れるというような声明をされております。総理大臣は、この集団安全保障に関連して、太平洋同盟の具体化について、どういう御見解を持つておられるか承りたいと思います。
○川崎委員 去る六日ダレス特使と鳩山、石橋両氏は、すでに帝国ホテルで会見をしておつて、一部の議員から追放令違反ではいかという質問が出るほと、すでに政治的な活動が——外交部面ではあるけれども、あつたように私は思うのであります。
病人が出たという点については私も非常に御同情申し上げるのでありますけれども、昨夜の日発側との会見の模様、本日の予算委員会におきます小坂総裁並びに森副総裁あるいはその他の理事諸君の答弁によりますと、きのうは御相談のような会議ではなかつた、反対があつてもこつちは押し初るのだということであつて、卑近な例ですれば強迫だということに相なつておるのであります。
ということをおつしやつておるのでありますが、この安全保障のための日本のとるべき形式、安全保障の形式と申しまするか、ダレス特使が濠洲にお出でになつて、キヤンベラにおいてニユージーランド或いは濠洲の首相並びに外相との会談によりますと、ここに太平洋同盟というような形で、具体的に言えばアリユーシヤンからニユージーランドまで、日本を含めた一つの合同チエーン、連鎖を作る、こういう構想を発表しておられるのでありますが、来日中のダレス氏と総理との御会見
この点ともう一つは、鳩山氏が追放の身分でありながら、ああいうような会見をされた。つまりそうすると、大体追放者はあれだけの政治的自由は差支えないと総理においては御判断なさるのであるか。我々の党におきましても追放者を持つているのでありまして、こういう点について政治的自由の限界というものをはつきりさせて置くことが非常に重要なのであつて、今後の参考のためにお伺いするのであります。この点お伺いして置きます。
○政府委員(西村熊雄君) 今曾祢委員が御指摘になりました点は、この条約ができましたあと、アチソン国務長官が新聞記者会見で、いわゆる外部からの示唆、干渉に基く内乱といえども、この条約でいう武力攻撃に該当すると自分たちは解釈しておるということを公式に声明いたしております。それがその北大西洋条約国間の公式解釈になつておると私どもは了解しております。
従いまして鳩山一郎氏その他の追放者の方々とダレス氏とが会見せられ、追放者の側から意見を述べ、または意見書を提出いたしましても、そのこと自体が当初から追放令適用のらち外にあるものでありまして、従つて追放令違反の問題を生ずる余地がない、かように解釈いたしております。
○大橋国務大臣 鳩山一郎氏ほかただいま公職追放令の該当者となつておられる方々が、ダレス特使に会見せられ意見を述べ、あるいはまた書面によつて意見を上申されたということは、私も新聞によつて承知をいたしております。
池田大蔵大臣は十九日の記者団会見におきまして、元の呉の海軍の工廠を、アメリカの商社ナシヨナル・バルク・キヤリヤーに譲り渡すということを決定した。値段は数日中に大蔵省できめるということをおつしやつておるわけでありますが、まず私はどういうふうな構想で、またどういうふうな条件でこのアメリカの商社との譲渡契約をなされようとしておるか、その全貌について——議論をするわけではありません。
併しながらこれは一応会議の上の議論でありまして、正式の議論ではございませんので、更に我々のほうから正式の会見を申入れまして、去る十八日の日に辻公安委員長、斎藤国警長官、それから東京都の自治体側ではない、国警の都の兒玉公安委員長と、それから東京都特別区の小畑公安委員長、大阪警視庁の神宅公安委員長と私と鈴木警視総監と、これだけで一応会合いたしまして、要綱の大体のものを極く大ざつぱなものを示されまして、そうしていろいろ
あくまでもこれを証拠立てる意味において、先般のダレスさんとの会見で、首相は講和條約の草案ができましたならば、当然調印前に日本の国会にかけるように、その申入れをされたと思うのですけれども、はたしてされましたかどうか。
この労に対して首相も感謝の意を表せられたのでありますが、ほんとうのことを言えば、ダレス氏が来朝される前に、吉田首相はああいう人々と会見、懇談して、各層の意見をまとめておかれるとか、あるいは話がまとまらなくとも、日本のこれこれの人はこういう意見を持つておると、ダレス氏に報告されるの用意がなければならなかつたと私は思うのであります。
一体今回のダレス氏との会見は、首相の申しておられるように、ネゴシエーシヨンではなくてデイスカツシヨンである。また国民の希望するところを率直に述べられたまでのものでありますから、別に祕密になさる必要は私はなかつたと考える。国権の最高機関である国会において、自分はこれこれの希望を伝えたと、明確に報告されてこそ、国民は喜ぶのであります。
しかし残念ながら、このダレス会見の全貌というものは、国民が満足するほどその情報が与えられていないのであります。ここに私どもがおそれますることは、政府が資料を出し澁ることによつて、国民が正確なるところの判断を下すことができないために認識を誤り、講和受入れ態勢に誤謬を生じるようなことがあつてはいかぬ、こういうことをおもんばかりまして、ここに若干質問を試みんとするものであります。
○土井委員 大体きのうの総理の演説は、ダレス氏との会見の内容を議会に報告したというだけにとどまるわけであります。その報告に対してはさらにつつ込んで質問をするといことであつて、これはあらゆる角度から見ましても、国民の視聽を集めていることだと思うのであります。
首相は、アメリカの対日講和の構想は昨年十一月二十四日アメリカ政府の発表した対日講和七原則に盡されておると言われておるのでありますが、その七原則の第一においては、全面講和の立場はまだ捨てられてはいないようでありますし、又ダレス氏のスポークスマンも、アメリカへ帰つたあとではソ連の代表と再び会見する約束をした、ソ連との交渉の途は閉されていないと語つているのでありまするが、併し今度のダレス氏と吉田首相との会談
(拍手)果して然りといたしますならば、ダレス特使との会見前に、何らかの方法を以て、少くとも各党の意見を聞き質し、総理の賢明によつてこれを取捨するの用意を必要としたのではなかろうか。この点に対しまする総理大臣の御所見を承わりたいと思います。(拍手) 第二に、昨日吉田総理大臣は、ダレス特使との会談について、衆参両院の本会議において、約十五分間に亘つて御報告があつたのであります。
(拍手) 以上各項にわたつて、吉田氏がダレス特使との会見によつて得られました見解と、これに対する信念とを伺いまして、私の質問を終ります。(拍手) 〔国務大臣吉田茂君登壇〕
その吉田総理大臣言うには、われわれ意を強うしたものでありますが、しかし新聞の伝えるところによりますれば、ダレス会見において、吉田総理は前言を取消され、講和後秘軍備に関し、これを承諾したやに伝えられておるのであります。(拍手)はたしてしかるか、国民の最も聞かんとする点でありまして、この点をお伺いしたいと存ずるものであります。
総理は、私の質問に対して、社会党を代表して会つたのではないかと言われるのでありまするが、なるほど私は、社会党という一党派を代表してダレス氏と会見したのであります。総理大臣は、日本の国家を代表して会見をしたのであります。自由党の総裁としての会見ではございません。(拍手)従つて、総理大臣たる地位から申し上げますならば、この国会を通じて国民に報告するの義務があるといわなければならぬのであります。
これに対しましては、ダレス大使は記者会見におきまして、アメリカはフイリピンの日本に対する賠償要求の正当性は認めるが、しかしこの問題は、要求が妥当であるかどうかといつたようなことの問題ではなく、その要求を満足させる経済的な方途を見出せるかどうかという問題にあるのであつてアメリカは現在の情勢下では、賠償を獲得する実際的な方法を見出すことができないのであるという意味のことを述べられ、さらに平和の目的は第一次大戦後
十二月八日の午後七時に民主団体の代表者が大下公安委員と会見いたしまして、大会禁止の指令を撤回してもらいたいという交渉をしたのに対しまして、十二月九日の大会禁止は再考慮する、こういうことを約束したのであます。民主団体側はこの約束に基いて十二月九日の大会は決行できるものだと信じまして、準備を進めて行つたのであります。
その調査の方法は社会党県連書記長を初め多くの民間人、あるいは関係の官公吏からも調査をいたしたのでありますが、特にかような関係におきましては、共産党の立花議員から、われわれの調査の最中に連れて参られた六十数名のいろいろな団体の代表を調べてくれという要求がありまして、協議の結果、そのうちから三名の代表を選んで会見もいたし、また翌日ようやく時間のゆとりをつくりまして、これらの各団体の代表者を招致して調べたのであります
一万田日銀総裁と会見した際同氏は、商船隊再建の機会を日本に与えてもらいたいと語つていたが、私は右のような意向を伝えておいた。しかし国内航路と他の東洋諸港との直接貿易復活のため、日本に援助を与えることはさしつかえないであろう。」こう出ておる。そこでもし日本船で運ぶのにそんなに安いのであれば、アメリカの船会社も困るであろう。だからしてこういうふうなアメリカに不利な競争はまずないんだとこう思つた。
○井出委員 あなたは今遺憾の意を表されましたが、これはそれだけでとまるかどうかはしばらく別として、やはりこれは私新聞で見たのでありますが、あなたの御見解として日発総裁の記者団会見で、かような発表をされたようでありますが、これはまことに軽卒なことであるというようなあなたの談話としての批判を私は見たのでありますが、これは今でもさように思つていらつしやいますか。
先日大蔵大臣は、大阪における記者団会見におきまして、日本の再軍備費は国民所得の四%程度で十分だと考えると述べておりまして、財政経済方面から見た再軍備の限度について、政府は何らかこれに必要な作業を行つておるということを発表いたしておりますが、この作業に経済安定本部長官としては関知しておるかどうか、ひとつお尋ね申し上げたい。
なお委員長に誠に済まないのですが、私は今日十二時半から新聞記者諸君と会見することになつておりますので、この次にお願いしたい。