2016-04-26 第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
今回は、森林所有者に対して伐採後の造林の状況報告を義務づけ、再造林を確保するとしていますが、立木の伐採やその後の造林についてはこれまでも市町村に事前に届けることになっており、これにつけ加えて森林所有者等が市町村へ造林の報告をしなければならないという義務づけをすることによって、過剰な負担となって伐採そのものがとまるのではないかというふうに懸念されているところでもあります。
今回は、森林所有者に対して伐採後の造林の状況報告を義務づけ、再造林を確保するとしていますが、立木の伐採やその後の造林についてはこれまでも市町村に事前に届けることになっており、これにつけ加えて森林所有者等が市町村へ造林の報告をしなければならないという義務づけをすることによって、過剰な負担となって伐採そのものがとまるのではないかというふうに懸念されているところでもあります。
○川内委員 いや、だから、そういうことではなくて、伐採そのものについて同意があったかどうかということについて当事者間で食い違いがあるわけですから、その食い違いを埋めるための努力をしてくださいよということを申し上げているんです。
その小面積伐採そのものは非常にいいことなんですが、かつてのような大面積伐採をやめているわけですから小面積伐採はいいことなんですが、それをモザイクにやるということは、こういうシカにとってのえさを豊富につくり出すという効果があります。
これは西ドイツの木材協会と基本的に同じ考えなんですけれども、やっぱり輸入・消費制限だけでなくて、熱帯雨林に対するああいう非常に不当で危険な伐採そのものを措置しないととまらないと思うんですね。フィリピン、インドネシア、あの雨林をつぶして今マレーシアでしょう。これもそろそろだめになりますと、あとパプア・ニューギニア、これ、もう手をつけていますが、次はアマゾンをねらっているというんですね。
そこで問題は、そうした後、山火事が入りやすいとか、あるいは若干搬出路がつくとかそういう状況はございますけれども、世に言われるように森林破壊、伐採そのものが森林破壊というようなことは少しいかがかと私も思っております。 —————————————
したがいまして、先ほど来御質問にお答えしておりますように、国有林の伐採そのものによる瑕疵によって災害が起きたということが明白でありますれば、当然私ども国有林としても責任を負うということに相なろうかと思いますが、今回の災害の場合には、いずれも森林のいわゆる土砂扞止機能を超えた異常な集中豪雨であるという実態が判明いたしておりますので、その辺で今後人工的に治山工事をやるということで、今後こういう災害が起こらないように
なお、造林できないところを切ったのじゃないかということは、具体的にどこのどういう状態であるかはまた検討させていただきたいと思いますけれども、おそらく、伐採そのものの考え方としては、天然更新で、施業する、伐採したあとに自然にはえた木が育つという、前生樹のあるところを伐採したのではないかとは思いますけれども、これが行き過ぎた場合には、ほんとうに切ったあとが裸地になる例も過去においてはございました。
ブナ原生林の伐採のデメリットを申し上げますと、まず一つは、伐採そのものの功罪がございます。一つは、伐採をする理由というのは、有用樹林に切りかえるのだという御意見がございます。しかし、有用樹林に切りかえなければならないという意見はわかりますが、有用樹林、たとえば杉とかヒノキとか、ああいったものに切りかえても育たないという地帯まで、有用樹林に切りかえるのだというふうな説明をしながら山の木を切っている。
そうなってくると、いま新規事業の問題にいたしましても、伐採そのものもある程度制限しなきゃいかぬでしょう、水資源の確保もありますし、国土保全もありますから。ところが、やはりこれに対しましても木材の窮乏から考えて、やはり計画的に民有林に対する行政指導もやらなきゃならぬ。伐採も、植えつけも、間伐もすべてね。
そういうことからいたしまして、やはり一応そういうような現業業務というものが林野庁の場合には必要だということは、伐採ということには植林もするわけでありますが、当然やっているわけですけれども、林野庁なら伐採することを、環境庁だったら伐採そのものをやってはならない役所だと私は思うのです。そういうことを考えますと、一応国有林業の行政というものの中では、現業部門というものはやはりむずかしかろう。
それはやはり造林地の伐採そのものが少なくなっておるということに原因をしておりまして、造林地の伐採をしたあと造林をされないという事態は現在までのところほとんどそういう事態、問題を聞いておらないのが実情でございます。
○政府委員(松本守雄君) 再造林の減少した原因でございますが、確かにこれは再造林に先行いたしまして伐採が行なわれなければ造林できないわけで、その伐採そのものが計画見通しよりも意外に減少したということであります。そこでいまいわゆる資産保持的な性向があるという見方もあるわけであります。
なお、山林の伐採の関係でございますが、これはいろいろ災害の状態によりまして山林の伐採そのものが影響をいたしまする場合と、さして影響のない場合と二つ種類があります。
伐採そのものについても制限を受けているわけです。そういうものの評価をどうしておられるのですか。
○若江説明員 一般的に地すべりと森林の関係でございますが、山の崩壊が、地質条件とあわせまして、林木の育成とかなり密接な相関関係を持っておるわけでありますが、地すべりは、林木の根茎が及ばない地層断面の状況によりまして発生するということで、地上木の伐採そのものが直接に地すべりを誘発するというふうなことは、今までのデータからもそう出てこないのでございます。