2000-04-14 第147回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
しかし、そういう発言の後、これは当時の公明党の伏木和雄委員の質問に対する答えなのですが、公明党の伏木委員はこう切り返しているんですよ。後藤田さんが、確かに次に悪知恵を出すのはおるかなということはちゃんとわかっているというようなことを言ったその後、伏木委員が、 新しい方法が生まれてくる、私は決して悪知恵などとは思わないのです。
しかし、そういう発言の後、これは当時の公明党の伏木和雄委員の質問に対する答えなのですが、公明党の伏木委員はこう切り返しているんですよ。後藤田さんが、確かに次に悪知恵を出すのはおるかなということはちゃんとわかっているというようなことを言ったその後、伏木委員が、 新しい方法が生まれてくる、私は決して悪知恵などとは思わないのです。
○伏木委員 公明党・国民会議の伏木でございます。 先生方、きょうは大変ありがとうございます。いよいよこれでもう最後でございますので、もうしばらくお時間をちょうだいいたしたいと思います。 先ほど公述の中で、伊藤先生あるいは山口先生からお話がございました。
そして、連合政権は不安定かという伏木委員からの御質疑でございますが、これは一部繰り返しになりますので言いませんが、ヨーロッパは、イギリスは別ですが、大陸は今までフランスを除けばほとんどが比例代表制で戦後ずっと安定して、平穏な政権交代も行われてきたわけですから、もちろんドイツもやっていますし、日本人にできないことはないと思います。ですから、実際の研究におきましても、そういう意味では安定度が高い。
○伏木委員 先ほどどうも失礼いたしました。お名前をスギヤマさんと言ってしまったもので、大変失礼しました。河合公述人に実はお伺いしたかったことは、政治献金はなるべく幅広く、一人一年千円というような幅の広いような献金を例にとると、今の自民党案の一億から二億に企業献金を拡大するということは、千円とすれば二十万人の人からの献金という形になる。
○伏木委員 先ほどのお話にございましたように、七十時間近い質疑をやってまいりました。そこでずっと委員会を見ておりまして、私どもは理事ですからほとんど席に座っておりますけれども、今政治改革の必要性を唱えない人は一人もいなかったんではないか。当委員会においては一刻も早い改革を主張なさった方ばかりであったと思います。
○宮澤内閣総理大臣 政府が御提案をいたしたものにつきましては、ただいま伏木委員の言われましたように、いろいろ御議論がございました。その御議論はもとより政府も伺っておったわけでございますが、結果として廃案ということになりましたので、その考えは政府として再度御提案はいたさない、国会の御意向もございましたから、そういう決定をいたしました。
○伏木委員 私が言っているのは、それは各国いろいろな制度で選挙をやっております。私が言っているのは、その制度は民意が公平に反映できる制度、これを第一義に考えなきゃならないのじゃないですか、これを伺っているわけですよ。
○伏木委員 私は法律に基づいて聞いているのですよ。前任者がこう言ったとかこうだとか。この法律、審議会設置法に基づいて総理に伺っているのです。特別な問題のときは特別委員をつくりなさい、このことです。
○伏木委員 納得のいく理由を言ってください。これじゃ審議できないじゃないですか。
○川端小委員 我が党も、伏木委員が今お述べになったと大体同じような感じで申し上げてまいりました。 現行の中選挙区制度においてもいろいろな問題があることは事実である。
○伏木委員 最近のリクルート事件におけるところの政治不信、これは当然のことでございますが、四十年代さまざまな腐敗事件がございました。
○伏木委員 政党に対しましても政治資金団体を一つということになっておりますが、我々は、政治家についても政治資金というものは一つの団体で扱う、指定団体は一団体に限って、すべての収支はそこで公開されていくという形をとらなければ、幾ら金額を下げたところで従来とは変わりがない。全く変わりないと言っても言い過ぎではないと思います。十団体あったものを十五団体にすれば、従来と同じだけの金額は入ってくるわけです。
○伏木委員 ただいまの判決、商法に対して会社の行為としての最高裁の判決であろうかと思いますが、その判決をもって必ずしも企業献金をさせなければいけない、法律で認めさせなければいけないということには直ちにならない。企業として政治献金したことが憲法違反にはならないということは、私もこの判決の趣旨は理解できるわけであります。
○伏木委員 私どもは今回の国会の決議、これは審議会としても最大限に尊重し、実は方向づけを期待しておったわけであります。というのは、政府の諮問にもありますように、今日の政治不信の一掃というところに審議会は大きな使命をお持ちではないかと思います。とすると、国会みずからが決議したところの定数是正というものがまたないがしろにされる。
○伏木委員 会長さんのお話を承りまして、我々ますます危惧を感じるわけでありますけれども、お話の中にありましたように、審議会のメンバーについては政府の方で勝手に決めたことだということでございまして、一方的に政府の任命という形で選ばれた審議会のメンバーでございます。
○伏木委員 お忙しいところ、会長さんありがとうございます。この選挙区制を初め選挙制度というのはさまざまな意見がございまして、会長さんも大変であろうかと思います。私も選挙制度についていろいろ勉強させていただいたり、あるいは学者の御意見というものを拝聴いたしておりますけれども、いろいろな議論がございまして、なかなかこれという方向が出しにくいということも十分承知いたしております。
最後に、佐藤委員も伏木委員も、それからまた松本委員も虚礼廃止、寄附禁止は厳格にやっていくのだと言われました。しかし三党案、社公民案を見ますと、どうもわざと抜け穴をつくられているように見える。それは後援団体の行う寄附でございます。自民党は抜け穴を防ぐ意味で、後援団体の行う寄附も罰則を設けて規制しようとしているわけでございますが、三党案には何か思惑がおありなのでしょうか。
○伏木委員 この議論は、前回の小委員会のときも同じような蒸し返しであったわけです。確かに自民党さんの方で定数の是正が非常に難しい問題であるということは、私どもも党内で選挙区をいじるということになれば、同じような議論もあるわけです。ただ、議員が多いか少ないかという問題はあるにしても、同じような難しさということは我々も十分踏まえているわけであります。
○伏木委員 先ほど私ども区割り案までできていると申し上げましたけれども、公明党としての原則は、今話がありました選挙制度というものの基本原則を定めて、そして各県に対する定数の配分までを法制化し、法律で定め、そして各県におけるところの区割り、選挙区の定数、これにつきましては定数配分のための定数委員会、行政委員会をつくってここにゆだねるという考え方でございまして、案はつくってあります。
○伏木委員 国会決議では五百十一とも四百七十一とも明確に定めておりません。たしか総定数について検討するというふうになっていたんじゃないでしょうか。「議員総定数及び選挙区画の見直し」というように定めてございます。
○伏木委員 意見の相違があって与野党ともにずらしてきたという仰せでございますけれども、我々は抜本改正を行うべきである、自民党は暫定案にすべきであるということで意見の一致が見られなかった。それでおくれたわけであります。
○伏木委員 時間がございませんので、この問題はこの程度にいたしまして、定数是正につきまして若干御質問をいたしたいと思います。 まず、大臣は国会における決議をどのようにとらえておるのでしょうか、お伺いをいたしたいと思います。
○伏木委員 都市と地方と違うというようなお話がございましたが、選挙法を施行しております各国、世界で、戸別訪問を禁止している国はあるでしょうか。
○松本(善)小委員 私も過疎・過密問題は別次元の問題だと先ほど申し上げましたけれども、伏木委員が言われたように、これを言いますと本当にいろいろな問題が出てくるわけです。例えば都会でも、用地費が高いので公立高校が非常に少ないわけです。ですから、各委員の皆さん御存じのように、どの国会でも私学助成の請願というのが一番多いわけですね。これは都市部中心です。
○伏木委員 羽田から入ってくる方にバイパスを検討されているわけですね。そうすると、あそこは海底トンネルになりますから、橋をかけるかトンネルをもう一本掘る以外にないのじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
○伏木委員 そうすると返済については何ら申し合わせも何もないわけですか。使っちゃって後になって道路財源で返せなんということになったら大変なことになってくるんじゃないでしょうか。
○伏木委員 羽田の渋滞については、道路公団は何か具体的な問題を考えながら検討されていると伺ったのですが、その内容は何かございませんか。
○伏木委員 どのように改革するかは別といたしまして、選挙担当大臣として現在の定数不均衡についてこれをよしとしておられるのか、参議院の選挙区もあわせて定数の是正は行わなければならないとお考えになっているのか、この点をお伺いいたします。
○伏木委員 衆議院の選挙につきましては、議長周辺で御議論されておりますのでこの辺にいたしまして、それでは参議院選挙区の定数是正についてはどのようにお考えになっているでしょうか。
○伏木委員 終わります。
そこで、具体的にお尋ねしたいのですが、この前の公選特委員会でわが党の伏木委員が、いまの比例代表選挙で政党名を書いたたすきをかけて法定ビラを配ることは、選挙運動上許されることですかという質問に対しまして、選挙部長は、それはよろしいという御答弁であったかのように聞いておりますが、そのとおりでしょうか。
○伏木委員 参考人の皆様には、当委員会の都合で急なおいでを願いまして、まことにありがとうございます。 若干お伺いをさせていただきたいと思いますが、初めに、私、選挙というのはやはり民主主義の原点であり、有権者の皆さんが心から参加できるようにしていかなければならない、このように考える次第でございます。
○伏木委員 終わります。ありがとうございました。
○伏木委員 改正案の内容については後ほど数点お伺いいたすといたしまして、ただいま私が申し上げたのは、今回この改正案を出すというのであればもっと緊急にやるべきこと、重要な案件がたくさんあるのではないか、そういう問題に触れずに都合のいいところだけをなぜお出しになったのか、緊急課題があるではないか。自民党さんの方では、いま公正な選挙制度、民主主義確立のために緊急課題があるとお考えでしょうか。
○伏木委員 自民党さんがどこかで聞いてきて確信を持っただけじゃ、これはちょっと、法律をここで決めて、拘束してしまうのですから、そんな簡単なわけにいかないと思うのですが、何かこういう地方の団体から文書か何かで明確に回答をとっていらっしゃるのですか。
○伏木委員 定数の問題、以上にいたしますが、どうでしょうか、来年じゅうにも定数を是正するという方向だけでもお考えになりませんか。どうでしょう。
○伏木委員 そのお答えはちょっとおかしいと思うのです。私は、政府に責任がある、法律にこのように書かれている以上は。ということは、法制局長官をやられた林さんの御意見ですが、これは「検討を加えるものとする。」
○伏木委員 ちょっと大臣のお答えはおかしいのではないかと思うのです。この政規法の附則の八条でございますが、検討するものとする、この条文をどのようにお考えになっているんでしょうか。どっちでもいいよで、あとは政党任せというようにおとりになっていらっしゃるのでしょうか。附則とはいえこの法律にこう書かれてあること自体、政府はどういうふうにおとりになっていますか。
○伏木委員 いや、いま十歩も百歩も譲って、それを原則とするあるいはそれをたてまえとする、こう政府自身が読む以上は、政党任せというのではなくて、みずからがこの法律で定めた方向に進むべきではないか、こう思うのですが、これはどうですか。
○伏木委員 国会議員の選挙等の執行経費に関しましては、都道府県及び市区等の選挙管理委員会連合会から昨年の七月陳情が自治大臣のところへ参っていると思いますが、これは、自治大臣、お読みになったでございましょうか。同時に、今度の予算にどういう形でこれが反映されているか、この点をまずお伺いいたします。
○伏木委員 時間ですから終わります。
これはちょうど当時の委員長がわが党でございましたので、わが党の伏木委員長名で当時の櫻内建設大臣に出ておるわけでございます。きょうはこの中の三点だけちょっとお伺いをさせていただきますけれども、最初の問題は時間がないので、指摘だけしておきます。 この第一項目目に「日本住宅公団の空き家及び長期末利用地の問題については、公団経営上重要な課題であり速やかに解決すべきである。」こううたってあるのです。