1952-05-15 第13回国会 衆議院 水産委員会 第35号
○松野(清)政府委員 先般倉橋島におきまするような遺憾な事件も発生いたしましたし、海上保安庁といたしましては、ダイナマイト密漁の取締りには重点的に努力いたして参つておる次第でありまするが、なおただいま川端委員がおつしやいました通り、伊豫灘方面の取締りは、これは広島配属の巡視船が当つておりまして、現在松山の海上保安部には船艇は配置していないのでありまするが、しかし伊豫灘方面に非常に密漁が盛んだというような
○松野(清)政府委員 先般倉橋島におきまするような遺憾な事件も発生いたしましたし、海上保安庁といたしましては、ダイナマイト密漁の取締りには重点的に努力いたして参つておる次第でありまするが、なおただいま川端委員がおつしやいました通り、伊豫灘方面の取締りは、これは広島配属の巡視船が当つておりまして、現在松山の海上保安部には船艇は配置していないのでありまするが、しかし伊豫灘方面に非常に密漁が盛んだというような
一月、二月頃の一番寒いときの水温の状況を、瀬戸内海を概観的に見ますと、周防灘、伊豫灘、という深い所は大体水温が十二度前後であります。一番東に面しております紀伊水道の北にある大阪湾になりますと大体七度前後であります。その中間にある播磨灘から周防灘までの間は、西の方が段々高くて東の方が低いのであります。
具体的に申上げますと大阪湾が七、八度、播磨灘が八、九度その次の備後灘が九度か十度、それから周防灘、伊豫灘、周防灘の東南方に行くと十一、二度という温度になるわけであります。そうすると東の紀伊水道もここでも十一度、十二度という温度ができるわけであります。ですから等温線を画いて見ますと、紀伊水道の十二、三度の等温線とここにできる等温線とは同じであります。
地理的に申しますと、伊豫灘と燧灘というものはしばしば暴風に襲われたのであります。