1978-02-09 第84回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
今回の土砂崩壊、道路損壊の状況は、即開発と自然保全の問題を提起するものであり、伊豆開発の方向に大きな反省を促しているものと思うのであります。道路、宅地、林地の危険個所総点検を早急に実施し、防災対策の確立を期するとともに、被災−復旧−被災の悪循環を断ち切るために、災害多発地帯における各施設の防災基準を見直し、強化する必要があると痛感したのであります。
今回の土砂崩壊、道路損壊の状況は、即開発と自然保全の問題を提起するものであり、伊豆開発の方向に大きな反省を促しているものと思うのであります。道路、宅地、林地の危険個所総点検を早急に実施し、防災対策の確立を期するとともに、被災−復旧−被災の悪循環を断ち切るために、災害多発地帯における各施設の防災基準を見直し、強化する必要があると痛感したのであります。
○二宮文造君 それからそれは一応おきまして、その次に個々にお伺いしたいのですが、弘信商事が、その当時私がお伺いしたのに東拓伊豆開発に対して四億六千万円の買い戻しつき特約で融資をしておりますが、この結論はどうなりましたか。
さらに、こういうふうな買い戻し特約で融資をしておるのに、弘信商事を通したものもありますが、そのほかに、東拓伊豆開発、これが弘信商事を使っておる。で、たしか、ここへは、いま四億六千万円の残があるはずです。 それから津久井湖観光、これはゴルフ場ですが、この津久井湖観光の四十万坪にわたる土地を全部、互助会のほうが買ったことにして、そして、これにもその使用料を徴しておる。
たとえば東拓伊豆開発の場合は、土地の造成はしましたけれども、俗に言うシャボテン公園です。シャボテンというのは水のないところに育つのです。水のないところに家は建たない。現に東拓伊豆開発は赤字会社です。そういうところへ四億六千万円の貸し出しをしておる。
それから大島を除く各島、各社は全島全村こぞって東海汽船に、在来の経験、関係等から、伊豆開発のために東海汽船が適当である、こういうことを言っておるわけです。それは陳情書の形において、また口頭による陳情において非常に多く運輸省の方にも行っておるし、国会の方にもそういう陳情が来ておるのでしょう。これが今の政治的な問題です。