2009-01-20 第171回国会 参議院 予算委員会 第3号
その数日後になるんですが、今度は反対側、パキスタン側から、パキスタン国軍のエスコートを受けまして、あの伊藤和也さんが亡くなったあのペシャワールに行って辺境州知事の事情聴取をしてまいりました。 私は、ここで非常に感じましたのは、日本というのはいかに信頼されている国なんだろうなと。つまり、日本という国は今まで、武装解除をしても日本製の武器は出てこないんですよ。
その数日後になるんですが、今度は反対側、パキスタン側から、パキスタン国軍のエスコートを受けまして、あの伊藤和也さんが亡くなったあのペシャワールに行って辺境州知事の事情聴取をしてまいりました。 私は、ここで非常に感じましたのは、日本というのはいかに信頼されている国なんだろうなと。つまり、日本という国は今まで、武装解除をしても日本製の武器は出てこないんですよ。
ことし八月、現地で活動するペシャワール会の伊藤和也さんが武装勢力によって殺害されました。中村哲現地代表は、参議院の審議の参考人として、外国軍の空爆が治安悪化に拍車をかけている、テロは軍事力では絶対になくならない、ますます拡大すると厳しく指摘しました。 戦争でテロはなくせない、このことは今や明らかです。だから、今、アフガンの政治解決が真剣に模索されているのであります。
夏にペシャワール会の伊藤和也さんが犠牲になられました。重ねて哀悼の誠をささげたい、このように思います。 ボランティア活動をして、それでもって犠牲になられる、これは大変悲しい話であります。けれども、風土が異なる、生活形態が異なる、そういうところでのボランティアというのは大変難しい。
伊藤和也君のことについては余り話したくないです。 一つは、先ほどセキュリティーという面で、国が守る、しなくちゃいけないこと、それから個人でしなくちゃいけないこと、これは両面あると言いましたけれども、私たちとしてもこれを教訓にして生かしたいというふうに思っております。
ペシャワール会の現地スタッフの一員でありました伊藤和也さんが何者かに拉致され殺害されるという痛ましい事件が起こりました。伊藤和也さんの捜索のために険しい山岳地帯を多くのアフガンの人々が頑張っている姿がテレビを通して私も知ることができました。伊藤和也さんが現地の人々から信頼されている、そのことが手に取るように分かりました。
○内閣総理大臣(麻生太郎君) ペシャワール会の伊藤和也さんの痛ましい話というのは、これは大変遺憾なことだと思っております。そして、これはいろいろここには、韓国の方もここに行っておられて殺害をされておられると思いますが、非道な手段をもって少なくともこういった他国の民間人を殺害するというのは甚だ遺憾というのが正直なところであります。
○山内徳信君 不幸なことに、アフガンで貢献的に働いていたペシャワール会の伊藤和也さんが何者かに拉致され殺害されるという悲しいことが起こりました。これは、アフガン戦争、イラク戦争を実質的に支援している日本政府への警告ではなかろうかと、私はこのように受け止めておるわけであります。総理を始め日本政府は伊藤和也さんの悲劇から何を学ばれましたか。総理大臣、簡潔にお答えください。
また、刑法改正に伴い、ミャンマーの長井カメラマンやアフガニスタンのペシャワール会の伊藤和也さんなど、海外で殺害された邦人の事件捜査のために近年は捜査関係者を現地国に派遣しています。九・一一調査委員会の報告が出たのが刑法改正後の二〇〇四年七月であることから、アメリカに捜査関係者を派遣して日本人犠牲者二十四名に対するテロ行為の事実関係を捜査すべきと考えますが、官房長官の見解を伺います。
最後に、アフガニスタンの地で、二〇〇〇年からの大干ばつでひび割れた大地を緑にすべく、渾身の努力のさなかに亡くなられたペシャワール会伊藤和也さんの死を悼み、そして無駄にすることなく、テロの根絶のために日本が果たすべき役割、平和国家としての理念に即した役割をいま一度原点に立ち返って実践すべきことを申し上げて、私からの反対討論といたします。(拍手)
(拍手) まず、本年八月、アフガニスタンでお亡くなりになられたペシャワール会伊藤和也さんの御冥福を心からお祈りし、哀悼の誠をささげます。アフガニスタンの復興と平和のためにその身をささげられた伊藤和也さん、私たちは決してあなたを忘れません。
アフガニスタンの地で、大地を緑にすべく渾身の努力のさなかに亡くなられた伊藤和也さんの死を無駄にすることなく、テロの根絶のために日本が果たすべき役割、平和国家としての理念に即した役割をいま一度原点に立ち戻って実践すべきと考え、政府案には反対いたします。
この八月にも、伊藤和也さんの残念な、不幸な事件がアフガニスタンで起こりました。今のアフガニスタンの現状において、民主党さんの言われるこの人道復興支援活動ができる二つの条件の地域というのはあるかないか、簡潔にお答えいただきたいと思うのです。
ところが、残念ながら、ことしの八月、ペシャワール会で、井戸を掘るなど現地の住民の皆さんと力を合わせてやってこられた伊藤和也さんが拉致、殺害をされる。その前には、その一年前でございましょうか、韓国の宗教関係者のNGOも拉致され、誘拐され、二人が殺害をされるということで、丸腰の支援というのは現実にはなかなか厳しい。
例えば、八月の二十六日お亡くなりになった伊藤和也さんたちの所属するペシャワール会が、今アフガンでの支援の困難の中で、二つのことをおっしゃっていました。 空爆が拡大して、二〇〇六年、七年、八年、一日も早くかんがい用水をつくらなければ、空爆が来るさなかではその作業もできなくなる。ことしの三月、私が中村哲さんとお会いしたときに、彼は、本当にもう一刻も争うんだということをおっしゃっていました。
(拍手) アフガニスタンの地で、八月、NGO職員の伊藤和也さんが武装勢力の凶弾に倒れ、亡くなられるという不幸な事件がありました。心より御冥福をお祈りいたしますとともに、今日までの御功績に対しまして、心から敬意を表するものであります。