1958-04-10 第28回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
○伊瀬委員 桑とか、それからまたお茶とかいうようなものに対しては、これから肥料をやると、時期は少しおくれても発芽はするのでありますが、カキなんかはこれから肥料をやるということになると、いたずらに徒長しまして、結果枝が生まれてこない、こういうことになると、明年度まで二カ年の被害になると思うのですが、こういうようなものに対する災害補償法の適用はお考えになっておりますか。
○伊瀬委員 桑とか、それからまたお茶とかいうようなものに対しては、これから肥料をやると、時期は少しおくれても発芽はするのでありますが、カキなんかはこれから肥料をやるということになると、いたずらに徒長しまして、結果枝が生まれてこない、こういうことになると、明年度まで二カ年の被害になると思うのですが、こういうようなものに対する災害補償法の適用はお考えになっておりますか。
○伊瀬委員 大体稲富委員の御質問でわかりましたが、従来樹勢回復のために、桑とかあるいはお茶などに肥料の助成をやっておられましたが、今度は特に果樹類でも、桃とかカキとかというようなものの被害が多いと思うのですが、そういうものに対してはどういうふうな処置をとられるか、この際お聞きしたいと思います。
○伊瀬委員 毎年たとえば長野県とか、青森県あたりには、リンゴの被害が出たというようなことも聞いていますし、果樹にも災害補償法の適用をして、農民の被害を少くするというようなことで、ぜひともこの災害補償法の適用を受けるように、私は一つ要望したいと思うのですが、いかがなものでしょう。
○伊瀬委員 ちょっと荷見参考人にお伺いしたいのですが、今の農協は五千億の資金を持っている、こういうような先ほど御発言がございましたが、そのような莫大な資金を持っておって、私は細田委員がおっしゃったような第一次加工くらいは、農協がみずからの手で生産したものをみずから加工するというようなことは、当然できると思うのですが、そういうようなことに対しまして、ただ単に畜産振興というようなことでお茶をにごしているのではなくして
○伊瀬委員 今回の改正で二十才ということに引き上げられて、しかもそれが一定の講習を受けた者でなければ許可を与えない、こういうことになると、実際問題として——空気銃の使用を禁止するという意図のもとに今回の改正がなされたように思いますが、この点先ほどの長官の御答弁では、そういう考えはないということでありましたが、しかしながら二十才にする、しかも幾日かの講習を受けて、しかもそれによって免状を与えるということになると
○伊瀬委員 農業改良助長法の一部を改正する法律案に対して、附帯決議を提出いたします。以下朗読いたします。 農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、本改正法の成立に際し、農業改良普及制度が、その創設以来、農業技術の安定向上と農家の生活改善のために果してきた重要な役割について認識を新たにし、本法の運用に当っては、左記の各項につき特段の考慮を払うべきである。
○伊瀬委員 関連して。ただいま稲富委員の御質問に長官はお答えになったので、だいぶわかりましたのですが、問題は十八才を二十才に引き上げた、こういうことになると、一番空気銃で狩猟をやるスズメ、あれは大体子供が多いと思うのです。ところがそれがとれなくなるということになって、非常な農作物に被害を与える。その被害が、今稲富委員の話では、スズメ一匹に一年に三合くらいの被害がある。
○伊瀬委員 今お答えになりました監査士ですね、試験をして監査士の資格を与えられて、府県連合会並びに単位農協に就職しておるということで、その人の身分というのはやはり農協の職員で、旅費だけ農林省で出しておるのですか。
○芳賀委員 今伊瀬委員から具体的な御質問がありましたが、先ほど申した通り、会員である連合会に対しては当然監査をすべきだ、むしろこれは経済局長通達くらい出してぴしっとあれしたらどうですか。
○伊瀬委員 局長にお尋ねしますが、今の芳賀委員の御質問ですが、監査が三十二年に二千三百三十五ということになっておりましたが、組合数は、現在どれくらいあるのですか。
○笹山委員長代理 伊瀬委員。
○山田委員 さっきから石田委員及び伊瀬委員等の質問の関係から、私がこれから質問する順序として伺うわけですけれども、あなたは全購連の会長はいつから今日までおやりになっておったですか。
○伊瀬委員 検査に行って酒を飲まされたら農林省へ帰れないのだ、その他の肥料のことでいろいろ便宜を与えたり収賄したりしても農林省へ帰れるということですか。
○伊瀬委員 関連して。ちょっと経済局長にお聞きするのですが、全購連の河村何がしか二十八年から五千何百万円かの横領をやって、しかもそれが部内でわからずに警視庁がそれを発見したというようなことがこの間の新聞に出ております。あなたの方では毎年監査をやっておられるはずだと思いますが、その監査では発見できなかったのはどういう理由ですか。
○伊瀬委員 あなたの方は、決算は監査なさるのですか。随時連合会なりは監査なさるのですか。私の方なんかそんな決算の監査ではなくて、随時にやってこられた。それがほんとうなんで、決算だけ認定してそれで不正で煮るとかないとかいうようなことは監査の趣旨に反するではないですか。
○伊瀬委員 局長にお願いしますが、二十九年度、三十年度の監査の結果の報告の写しを資料として提出していただきたい。 なお、河村事件の調査の結果の報告をできるだけ早い機会に提出していただきたい。
○伊瀬委員 そうじゃなくして、課税に疑義があって異議の申し立てを税務署に対してした。その異議の申し立てが却下されてきた、そういうことで納めなかったのに、直ちに差し押えをやる、これは私の方だけじゃないと思うのです。具体的に私の方は調査をしておりますからお話してもいいですが、そういうことは農地を守るという立場からいくと重大な問題だと考えます。
○井出国務大臣 ただいまの伊瀬委員の関連の御質問でありますが、まだ私具体的な事例を詳細に突き詰めておりません。けれども、御指摘のように各所にこれがあるとしますれば一つは財政当局ともよく話し合いをいたしてみますが、当面は例の自作農維持資金のワクを五十億というように拡大をしてございまするし、そういう面でこれを御利用いただくということによって防ぐ道があろうかというふうにも実は考えておる次第でございます。
○伊瀬委員 今徴収課長が公売に付した反別はわからぬとおっしゃるが、現に公売している事実がある。ことに徴収課長にお聞きしたいのは、滞納整理をなされる場合に、農地法というものを少しも考慮せずに滞納整理をなさるような指令を全国に出しておるかどうか、お聞きしたい。
さて十七日午後より派遣委員を二班に分けまして、一班は私と足鹿委員、中村時雄委員をもって、愛媛県下の台風第九号、第十二号及び第十五号の被害調査、及び広島県尾道市の尾道家畜市場の家畜取引状況の調査を行うこととし、他の一班は伊東委員、石田委員及び伊瀬委員による高知県下の台風第十五号の被害状況調査を行うことといたしたのであります。
○伊瀬委員 委員長に一つ要望しておきたい。それはしばしば本委員会で審議されております、例の奈良正倉院の道路の問題です。これは過般文部省でも実地に御視察なさったと聞いておるのでありますが、この際本委員会からぜひとも国政調査に御出張願って、何らかの結論が出るような御審議をお願いしたい、かように存ずる次第であります。
○佐藤委員長 伊瀬委員の発言の正倉院の件は、重要な問題でありますから、他日理事会を開いて協議して、適当に処理いたしますので、御了承願います。 以上をもちまして本日通告のありました質疑は全部終了いたしました。 本日はこの程度といたし、これにて散会いたします。 午後二時十分散会
○伊瀬委員 今の事務次官の報告に、私どもの奈良県の共済連の事務費二百三十一万円何がしかを当然受け取らなければならないことになっているのですが、これに対する御報告がなかったのですけれども、一つ……。
○伊瀬委員 大体今のお話でよく了承しましたし、私も、この間の予算委員会においては農林委員と言っていました、それからきのうの議運の証言では、これがまた水産委員になっておる。金額も二千六百万円のうちのたった四十万円、しかもそれが八十人というような多数の人に、盆とお正月の二回というようなことならば、きわめて儀礼的な範囲だと思うのです。
○伊瀬委員 関連して。茶の害虫防除に対してニッカリンというものを使っておる。あのニッカリンが劇薬であることから、奈良県ではそれを飲んで四人死んでいる。またたまたま女の人が防除に行って、ニッカリンを使っていたがために死亡したというような悲惨事があるのですが、こういうニッカリンに対して、この前大分。
○伊瀬委員 それからこれは委員長に一つお尋ねしたいのですが、この間の予算委員会でわが党の今澄委員の質問中、ビキニの被爆に対する補償金のうち二千六百万円が天引されて、その天引した二千六百万円の金が各方面に渡っておるという話があった。そこで私が特に聞き捨てならぬと思ったのは、当農林委員会にもその金が渡ったということでございますが、委員長においてはそういう事実を聞いておられるかどうか。
○伊瀬委員 損害を賠償するということですが、実際農民にはそういう賠償が渡っていない。ことに肥料の取扱い業者は農民の代表者とこそこそ話し合いをやって、代表者の人には大体少し金をやって、そうして何も言わない農民は泣き寝入りさせられているという状態である。安田局長は、奈良県においてのそういう被害反別とか解決状況というものをはっきり御調査なさっておりますか。
○伊瀬委員 賠償に際して農林省は何か監督官でも県に派遣されて、親しく農民との話し合いに同席されるというような御意向がありますか。
本班に参加した委員は伊瀬委員と私の二人で、五月十日から十二日までの三日間にわたり、岐阜県、京都府及び奈良県下の農作物の凍霜害について、現地を調査して参ったのであります。 最初は岐阜県を調査いたしたのでありますが、御存じのように岐阜県は養蚕の非常に盛んな県であって、農家のこの養蚕への期待は大きく、現金収入は年間これに依存しているといわれているほどであります。
○伊瀬委員 四班の報告中に漏れておりますが、特に私ども、京都へ参って調査したところによりますと、気象台の予報をキャッチすると、知事は直ちに県の広報集を二台出してその子院方法を通知した、あるいはラジオ東京を通じて、三回これの周知徹底方をやったのですが、肝心の農民はそれに対する対策をやらなかったというところに、今度の被害の大きな原因があると思う。
○伊瀬委員 今中村委員がおっしゃったようなことですが、この前協同組合の問題に対して、参考人として中金の湯川理事長に来てもらって、それから中央会の荷見さんを呼んだのですが、院内に来ておって、都合が悪いからといってかわりを出している。これはまことにけしからぬことで、僕は院内で見たのです。荷見さんなんか廊下で合った。なぜ来ないかと言ったのですが、かわりを出していますと言う。
○伊瀬委員 これは路線の決定というのははっきりできておりますか。できておれば路線の決定されたのを明確に一つお示し願いたい。
○伊瀬委員 この配付された資料ですが、林道事業路線別計画表、これは六年間による計画ですか。
○淡谷委員 さっき伊瀬委員からもいろいろ御質問がありましたが、現地との話し合いが一体ついたのかどうか。この前に参りましたときは、各種の陳情で、施業箇所などでも相当各県ひっぱり合いがあったということでありますが、そういうふうな現地においての打ち合せは済んでおりますか。それとも公団ができてからあとのことになりますか。この点を……。
○伊瀬委員 奈良県の方では公団方式ではなくして、奈良県に委託して工事をやりたい、こういう強い要望がなされておったのですが、公団でやらなければならぬ理由はどういうところにあるのか、それを率直に聞かせていただきたい。
○伊瀬委員 そうすると今のあなたの答弁では、三年分の第一期の工事だけははっきり見通しがつくが、第二期に対してはまだわからない、従って金がなかったらできない、これで打ち切りということに了承してよろしゅうございますか。
○伊瀬委員 本案に対して付帯決議の動機を提出いたします。 朗読いたします。 農業協同組合整備特別措置法案に対する付帯決議 政府は、従来、農林漁業組合又は同連合会の再建整備又は整備促進のための法的措置を講ずるに当っては、森林組合および漁業協同組合をも農業協同組合と全く同列に取扱ってきたのである。
○伊瀬委員 それで大体金融公庫の方の御意見はわかりましたが、さらに一つ建設省のこれに対するお考えをこの際聞かしていただきたいと思います。
○伊瀬委員 総裁の御意見は、そうすると近い将来に必ず一県一行の弊害を改める、こういうふうに了承してよろしゅうございますか。
○伊瀬委員 いつやめましたか。