1947-11-13 第1回国会 衆議院 外務委員会 第17号
この方法が、皆樣も御承知の、いわゆる企業長基金というものの運營によつて行われるわけであります。この企業長基金と申しますのは、先ほど申しました個々の企業の利潤の中から、初めに政府がきめまする計畫的な利潤の四%と、それから計畫以上の利潤を得ました場合の、その部分の五〇%というもののニ種類からでき上るわけであります。これが企業長基金になるわけであります。
この方法が、皆樣も御承知の、いわゆる企業長基金というものの運營によつて行われるわけであります。この企業長基金と申しますのは、先ほど申しました個々の企業の利潤の中から、初めに政府がきめまする計畫的な利潤の四%と、それから計畫以上の利潤を得ました場合の、その部分の五〇%というもののニ種類からでき上るわけであります。これが企業長基金になるわけであります。
少しく專門的にわたりますが、いわゆるソ連の國營企粟にございます企業長基金というものは戰時中廢止されておつたのでありますか、戰後において復活されたのであります。企業長基金の復活というのはどういうことを意味するかと申しますと、皆樣御承知のようにソ連では獨立採算制というものを國營企業はとつております。