1965-03-10 第48回国会 衆議院 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第2号
北陸鉄道の経営者は、現柴野社長まで戦後八回も更迭をしておりますが、このような経営実態ですから、経営陣の更迭の際、どの経営者からも、企業経営難を理由に、その犠牲はすべて全従業員の労働条件の切り下げや人減らしに転嫁されてきたのであります。そのため、そのつど労使間の激突がたびたび起きてきたのであります。しかし、そのつど北鉄労組側が、会社に対し条件を譲らされざるを得ない結果になってきております。
北陸鉄道の経営者は、現柴野社長まで戦後八回も更迭をしておりますが、このような経営実態ですから、経営陣の更迭の際、どの経営者からも、企業経営難を理由に、その犠牲はすべて全従業員の労働条件の切り下げや人減らしに転嫁されてきたのであります。そのため、そのつど労使間の激突がたびたび起きてきたのであります。しかし、そのつど北鉄労組側が、会社に対し条件を譲らされざるを得ない結果になってきております。
それから最後にどうしてもコストが下らないで、片一方需給調整で申し上げましたような、国内の公定された価格との関係で、どうしても企業経営難という企業につきましては、これはむしろ積極的に企業の合同でありますとか、あるいは委任経営でありますとか、企業間の連携といつた形で、競争力なり企業の自力を強化すべきではないかというようなことが話をされたわけであります。