1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
そこで、エリツィン・プランの進捗状況につきましては、既に投資保護協定の交渉が開始されておりまして、また、ロシアのAPEC参加が実現したほか、企業経営者養成計画につき、四月のエリツィン大統領の訪日まで、ロシア国内で四百名程度、我が国に二百名程度を受け入れるべく協力を進めております。
そこで、エリツィン・プランの進捗状況につきましては、既に投資保護協定の交渉が開始されておりまして、また、ロシアのAPEC参加が実現したほか、企業経営者養成計画につき、四月のエリツィン大統領の訪日まで、ロシア国内で四百名程度、我が国に二百名程度を受け入れるべく協力を進めております。
日ロの関係につきましては、先般、御承知のように、橋本・エリツィン・プランで話し合われた点、すなわち投資協力のイニシアチブ、ロシア経済の国際経済体制の統合の促進、改革支援の拡充、企業経営者養成計画に対する協力、これも今まで日本として、日本に呼んで日本で勉強させて、そして帰っていく。
こうした首脳間の合意を踏まえまして、十三百の日ロ外相会談において、自分はプリマコフ外相と、まず企業経営者養成計画に基づく研修の早期実施等、多くの具体的措置を貿易経済政府間委員会を通じて積極的に進めていくことと一致をいたしました。
そして、そのいわば促進のよりどころとして、均衡のとれた開放経済化、市場経済化及びエネルギーの分野での協力を進めるという基本的な考え方のもとに、投資協力イニシアチブ、同時に、ロシアの国際経済体制への統合をいかに進めていくか、あるいは改革支援の拡充、先ほどちょっと触れました企業経営者養成計画、あるいはエネルギー対話の強化、さらに原子力の平和利用のための協力、柱としてはそのような柱立てを立てております。