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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1974-04-23 第72回国会 参議院 農林水産委員会 第17号

漁業といいましても、今度は何か選択制などをとっているようでありますが、遠洋等のいわば大きな企業的漁業と、それから沿海漁業のいわば零細な漁民的な漁業と、これは全く構造上は異質なものが一緒になってしまっておる。ですから、どちらも包括してやろうということになると、最大公約数的な制度にならざるを得ないのであって、どちらに向いても、中途はんぱというか、不徹底なものになってしまうんじゃないか。

神沢浄

1974-04-23 第72回国会 参議院 農林水産委員会 第17号

神沢浄君 私は、いただきました資料を拝見しまして、そして感じた点は、端的な言い方をすると、大企業的漁業は、こんな制度はあんまり当てにしていない、むしろ問題にしていない。また、それで実際いいわけですよ。むしろこの制度が救済をしていかなきゃならないのは、零細ないわゆる漁民的漁業でなきゃならぬわけですから。

神沢浄

1963-06-27 第43回国会 参議院 農林水産委員会 第39号

理屈の上では、沿岸漁業から生産性の高い沖合い、遠洋企業的漁業へ転換するんだ、また沿岸漁業内部自体でも、生産性の高い養殖漁業へ転換させるんだ、そのことによって転換した経営合理化をはかり、さらにまた、残された沿岸漁業利用関係を改善する、経営規模を拡大するんだ、こういうことはなるほどいえると思う。  

矢山有作

1954-12-04 第20回国会 衆議院 水産委員会 第2号

また瀬戸内海は一府十県にわたり、沿岸漁業関係市町村だけでも五百近くもあり、その人口は七百八十万人にも達している状態にあり、加うるに企業的漁業はほとんどなく、大部分が零細なる個人経営体であり、年間における漁民一人当りの平均漁獲高について見ても、全国平均九貫に対し二百貫程度にすぎないものであり、漁場も限られている関係上、利害関係きわめて錯雑であり、勢い漁業調整の問題が多いのはある程度やむを得ないことかとも

中村清

1949-11-14 第6回国会 参議院 水産委員会 第5号

私は定置漁業を申上げます前に、企業的漁業権その他の漁業権を含めての基本的漁業権を先に申上げたい。沿岸秩序を維持するものは生産者たる漁民であります。漁場秩序はむしろ戰後政府の無方針なる許可方針経営方針のために荒されております。荒しておるものはむしろ経営的企業家であります。かような意味から申しまして、定置漁業優先順位を付けて誰、彼に與えるということは論議の必要はないと思います。

宮城雄太郎

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