1949-09-08 第5回国会 衆議院 水産委員会 第24号 零細漁民はいつまで任つても浮ばれないで、いくら法文の上で定慣の優先順位をきめて行つたとて、因縁をくつつければ有力個人にみんな渡して行くにきまつているそれを守るためには、そうしてほんとうに漁業の民主化を達成し、あわせて漁業の生産力を伸ばして行くという観点からすれば、どうしても階層別に出して行つて、現実に働いて魚をとつて來るこの人たちの発言権を強くすることなしにはできない。 砂間一良