1975-12-18 第76回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第9号
しかし、そうでない物が地場にあるわけですから、結局、仲買い等はそれをミックスして価格をつけますから、要するにあとの物については買いたたかれる、これは生産者に対してもちっとも利益になっていない。ここにメスを入れなければ、野菜価格の安定なんというのは言ったって口だけの話で、農林省も全然実態を把握していないということなんですね。
しかし、そうでない物が地場にあるわけですから、結局、仲買い等はそれをミックスして価格をつけますから、要するにあとの物については買いたたかれる、これは生産者に対してもちっとも利益になっていない。ここにメスを入れなければ、野菜価格の安定なんというのは言ったって口だけの話で、農林省も全然実態を把握していないということなんですね。
いまお話しの零細なそういうことにつきましては、平素市場がうまく運営されてまいるように指導はいたしておるつもりでありますが、そういう零細な仲買い等のことにつきまして、政府委員からひとつお答えいたさせます。
せんだっても、私のよくじっこんにしておる鳥取の農事指導員が東京に来ておりまして、それがよく話をしておりましたところが、とにかく自分たちが出した野菜がどういうふうな仕組みでやられておるのか、ほんとうによくわからないのだ、たぶん市場の中で、卸売りあるいは仲買い等の段階でいろいろな価格操作が行なわれ、あるいは、いま西中君が言われたような不正な問題がありはしないかという疑問は、かなり一般化した疑問だと思うのです
○倉石国務大臣 ただいまのことは私、実はあまりいままで承っておりませんで、ただいままでいろいろ市場と生産者及び卸、仲買い等の取引の状況を聞いておりますというと、きわめてスムーズに、しかも決済が合理的に行なわれておるというふうに聞いておったわけでありますが、ただいま御指摘のようなことにつきまして、事務当局が知っておりますならば、ひとつお答えいたさせたいと思います。
それからもう一つの事情としては、中央卸売市場というのは相当強い規制を卸、仲買い等についてやっておりますから、地方市場のある、全部というわけではございませんでしょうが、ある関係の業界の人々は中央卸売市場で厳重な監督を受けるよりも自由にやりたいと、農林省の監督よりも県の条例の規制でまずまずというところも決してないわけではございません。
ですから、まあ東部市場の仲買い等の実情等を聞きましても、ほんとうに歯を食いしばって、いま一年、二年持ちこたえるかどうか。これは持ちこたえれば何とかあとはやっていけるということなんですね。そういう点からいって、融資の問題は自由企業だからということでほっておくというのではなくして、やはり仲買いは中央卸売市場という限定した中において営業の自由というものは制限されているわけです。
中央卸売市場、地方市場の現状は、非近代性、施設規模の狭隘さ、取引方法、卸、仲買い等のあり方をめぐる問題が重なり、公正なる価格の形成や、集荷、分荷にも大きな支障を来たしていることは、周知の事実であります。また、広く、生産出荷から小売りに至る、複雑きわまりない流通機構と流通コスト高は、従来のおざなりな対策では、これが改善合理化は、百年河清を待つにひとしい状況であります。
さらに、毎年秋には、農林省、東京都協賛、生産者団体、卸売り商、仲買い等各方面の御協力を得て、都下一円に青果祭りを実施し、青果物全般のPRを実施しております。青果物の認識と理解とをより一そう深めていただこうと、新聞、パンフレット、ポスター等を発行しておりますが、このたびは、「くだもの読本」を組合で編集発行いたしまして、これも皆さんのお手元にいま配付をいたしておるものでございます。
産地から直接の荷引き、先ほどはそういうこともあり得るのだと言われたが、中央市場制度というものがあって、仲買い等の役割りはまだいろいろ議論があるにしても、一応すべてそういうものを通ずる形で大都市においては行なわれておる。小さい都市は別としても、大都市においては行なわれておる。
そこで、実はこの春ごろから出荷者側つまり生産者側、それから産地の市場、東京の卸売、仲買い等の代表者等も集めまして、その問題について現在せっかく勉強をいたしておるのでございますが、北條先生のおっしゃいました共同出荷という問題につきましては、私どもも今十分検討をしておるのでございまするけれども、実は漁港が必ずしもその周辺の漁業者だけの水揚げに終わりませんで、同じ県内の他の町村、他の漁協の漁業者の水揚げもございますし
これを行なうことによってぜひ、卸、仲買い等、市場の中の機構もしくは実態を整備することが必要であるという意味からいたしまして、早急にこれを実行いたしたいという考えのもとに、農林省においてもせっかく調査をいたしておるわけであります。できれば次の国会までに何とか案を出して、ひとつ御審議に供したいと考えております。
大体そういう方向で参りますと、地方庁が條例としてある程度の許可制度、あるいは仲買制度というものを許可制度にして、一応認可するという段階に入るのではないかと思われるのでありますが、これまでの出荷機関、荷受機関、仲買い等にいかなる方法をもつて金融を行うか、そしてこの購買力は全体として減退しておりますけれども、現状では購買力の減退以上に、先ほど申し上げました商人の操作によつて、ますますそれが減退されつつあるというような