1980-10-16 第93回国会 参議院 法務委員会 第1号
また、地方更生保護委員会の主要業務は、刑務所在監者等に対する仮釈放の審査とその決定を行うことであり、このため道内の各矯正施設に出向くのでありますが、旅費の不足のため適正な仮釈放の運用に影響することが大きく、仮釈放審査旅費等の増額が望まれています。 右に述べました保護観察官の事務量の負担過重による増員の要求と、仮釈放審査旅費等の増額の要望は、函館保護観察所及び青森保護観察所からも出されていました。
また、地方更生保護委員会の主要業務は、刑務所在監者等に対する仮釈放の審査とその決定を行うことであり、このため道内の各矯正施設に出向くのでありますが、旅費の不足のため適正な仮釈放の運用に影響することが大きく、仮釈放審査旅費等の増額が望まれています。 右に述べました保護観察官の事務量の負担過重による増員の要求と、仮釈放審査旅費等の増額の要望は、函館保護観察所及び青森保護観察所からも出されていました。
このような事件数の増加により、現在管内保護観察官の一人当たり事件負担量は百二十件から百四十件という現状であり、現定員では過重な負担となっているので、保護観察の実効を期するため特に保護観察官の増員が緊要であるとされ、一方、仮釈放審査旅費、保護観察官の駐在業務に要する経費、特に出張旅費等の増額が要望されました。
印刷費とかあるいは備品費など一般庁費は不足であり、また保護観察所の対象者面接処遇強化のための仮釈放審査旅費及び補導援護旅費も不足を告げておりまして、そうしていずれも大幅な増額を要求いたしましたが、なかなかいただけないということで、犯罪者等が円滑に社会復帰できますように、犯罪のない明るい社会を建設するように努めている保護観察所の庁費、旅費の経費の増額は緊急と考えておりますけれども、それに対する御方針をお
管内四保護観察所の保護管察官三十三名が一万件余の保護観察、環境調整等の事件を取り扱い、一人当たり担当件数は常時三百件余で負担はきわめて重く、また、室蘭、帯広、網走及び稚内の四駐在官事務所のうち複数観察官配置の事務所は室蘭のみであり、過重な作業にあえいでいるという現状なので、有効適切な保護観察実施のため、保護観察官の大幅増員など複数駐在官の実現が早急の課題であるとして各地で要望されたほか、庁費増額並びに仮釈放審査旅費及
次に、保護関係としては、四億七千二百万円が増額されておりますが、その中には、関係職員の人件費のほか、保護司等との連絡通信費、事務能率器具等の整備に要する経費三千八百万円、仮釈放審査旅費、観察旅費等旅費千五百万円、保護司実費弁償金七千九百万円、更生保護委託費三千七百万円が含まれております。
次に、保護関係としては四億七千二百万円が増額されておりますが、その中には、関係職員の人件費のほか、保護司等との連絡通信費、事務能率器具等の整備に要する経費三千八百万円、仮釈放審査旅費、観察旅費等旅費千五百万円、保護司実費弁償金七千九百万円、更生保護委託費三千七百万円が含まれております。
これに対しまして増額を見たおもなものは、職員旅費、仮釈放審査旅費、登記登録旅費、その他等でありますが、職員旅費は法務局の戸籍現地指導旅費及び選挙関係の打合会の旅費の増額等であります。登記登録旅費、仮釈放審査旅費はいずれも事件の増加に伴いまして増額されました。その他は選挙経費の新規計上による増額等であります。