1983-04-19 第98回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
○和田政府委員 恩給のベースアップにつきましては、私どもは、ただいま申し上げましたとおり、現職公務員の給与改善がどうなったかということを指標といたしまして行っておりますので、人事院勧告そのものから直に仮定俸給等を決めまして、現職公務員の給与いかんにかかわらず勧告に基づいて恩給のベースアップを行うという考え方はとっておりませんので、そういう意味で、拝見させていただきました修正案につきましてはまたそれなりのお
○和田政府委員 恩給のベースアップにつきましては、私どもは、ただいま申し上げましたとおり、現職公務員の給与改善がどうなったかということを指標といたしまして行っておりますので、人事院勧告そのものから直に仮定俸給等を決めまして、現職公務員の給与いかんにかかわらず勧告に基づいて恩給のベースアップを行うという考え方はとっておりませんので、そういう意味で、拝見させていただきました修正案につきましてはまたそれなりのお
たとえば仮定俸給等の決め方につきましても、戦前とは大分違って格差はずっと少なくなっていたと思います。
恩給審議会その他政府当局の配慮によりまして、不均衡是正の問題も数々取り上げられて、その恩給審議会の答申のうち、少なくとも二十数項目については、毎年着々と実施していただいておりますが、その中には、旧軍人恩給等の仮定俸給等について非常に不均衡があるということで、恩給審議会等で取り上げられなかった問題等についても関係の恩給の受給者から強い希望も出ております。
御承知のように昭和二十八年に軍人恩給が復活したわけでございますが、その当時、財政的な事情もございまして、いわゆる従来の恩給制度に若干修正を加えた形で軍人恩給が出発したわけでございますが、先ほども御議論になりました老齢者、遺族、傷病者等について手厚い保護をするとともに、仮定俸給等の是正におきましても主として下に厚く上に薄いというような方向で一貫して改善してまいったわけであります。
したがって、いま私の申し上げました、いわゆる退職時俸給というものを見直す見直し方としての仮定俸給も、退職時俸給というものがまるっきり無縁ではないということを申し上げておるわけでございまして、したがって、いわゆる俸給関係のいろいろな変化というものがどのように変化しているかということも、したがって、実は仮定俸給等を考えるときの一つの考慮の材料に相なりますので、さような意味合いにおいて私は申し上げたわけでございます
なお先刻御質疑をせられました野本委員の御質疑の中にありました通り、年俸、仮定俸給等を記載いたしました場合における問題、あるいは恩給実施に関する予算額の、きわめて少ない金額の問題等を勘案いたしまして必ずしも満足すべきものとは考えておりませんけれども、遺族団体の御要望、傷痍者団体、旧軍人団体並びに老齢軍人の団体その他昭和二十三年六月三十日以前に給与事由の生じた公務員の団体諸君の御要望もありまして、なお国家財政
それから、今までしばしば申し上げたのですが、今度の恩給法で改正の要点の一つであつた未復員の公務員の場合における普通恩給の算定基礎額、これを政令でお出しになるようなお話があつたわけですが、これは非常に低い線に押えられておるので、これをできるだけ是正するというお約束をしていただいておるわけですが、その後政府内部において普通恩給の算定基礎額・仮定俸給等の改訂をどのように試みられようとしておるか、この点を伺