1996-05-16 第136回国会 参議院 外務委員会 第11号
これは、以遠区間を含みます路線、それから便数、それから企業の参入の条件といったことで不平等がございます。この状況をできる限り早期に解消していくことが日米航空関係の安定的かつ健全な発展にとって極めて重要な課題だというふうに認識しておりますので、来月の六月三日と四日でございますが、非公式に米国と話し合って旅客協議への道筋をつけていきたいと、こういうふうに考えております。
これは、以遠区間を含みます路線、それから便数、それから企業の参入の条件といったことで不平等がございます。この状況をできる限り早期に解消していくことが日米航空関係の安定的かつ健全な発展にとって極めて重要な課題だというふうに認識しておりますので、来月の六月三日と四日でございますが、非公式に米国と話し合って旅客協議への道筋をつけていきたいと、こういうふうに考えております。
特に、以遠区間におきましてお客さんの数で十倍以上の差がついてしまっていかにもアンバランスだと思うんですが、これは過日出ました航空審議会の答申でも指摘を受けておりますが、これに対する改善の道はないのかどうか、どのような努力をしているか、お話しをいただきたいと思います。
この協定の十条に定められておりますけれども、二国間の航空業務、すなわち日本とネパール間の航空業務は、それぞれ日本及びネパールが発着する貨客の輸送を第一の目的としなければならず、相手国と第三国の輸送、すなわち以遠区間の輸送というものは従とならなければならないというふうに定められております。
すなわち、米国、日本、それから第三国、例えばオーストラリア、つまりノースウエスト航空の路線について申し上げれば、ニューヨークから大阪それからシドニー、こういう路線を運航します場合に、ニューヨークとシドニーとの間の輸送がやはり主たる輸送であるべきである、大阪とシドニーの間のいわゆる以遠区間の輸送は、これは従たるものであるべきである、私どもはこのように主張しております。
日米航空協定第十二条の趣旨に照らしてみましても、米国、日本、第三国、つまりノースウエスト航空の場合について言えば、ニューヨーク−大阪−シドニー、そういう順序の運航があります場合に、ニューヨークとシドニーとの間の輸送が主たる輸送であるべきでありまして、大阪とシドニーの間のいわゆる以遠区間の輸送というのは従たるものであるべきだ、これが我々の主張でございます。
我が方といたしましては、日米航空協定第十二条の趣旨、すなわち自国と最終目的地との間の輸送を第一次の主たる目的としなければならない、そう書いてあることにかんがみまして、米国、日本、第三国、例えばニューヨーク-大阪-シドニーというような運航があります場合には、米国とその第三国すなわちニューヨークとシドニーとの間の輸送が主たる輸送であるべきでありまして、日本と第三国との間の以遠区間の輸送は従たるものであるべきだというふうに
したがいまして、日本以遠区間におきましていわゆる第五の自由の旅客輸送が大半を占めるといったようなことは協定の趣旨に全く合致しないと考えております。 このような考え方から日本政府は、このノースウエストもそうですが、米国企業がこのような以遠権を行使する場合に、協定第十二条の趣旨にのっとりまして以遠権行使に当たっておのずから制限がある。
それから、以遠区間につきましては二十五便、東京から八都市に抜けております。二十五便はパンアメリカンの就航していたのと同数でございます。輸送力で申しますと、約二六%の減と考えていただいてよろしいかと思います。営業成績につきましては、まだ入ったばかりでございますので、今のところまだ十分な把握をしておりません。