1982-04-13 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
そのほかに本日おいでの鰹鮪、以西底曳その他全国の中小の漁業をやっております団体等あわせて輸対協、輸入水産物対策協議会というのをつくっておりまして、私がその会長をお世話させていただいて、その輸対協の場を通して各界の意見を総合しながら政府並びに国会等についてただいまのところ輸入自由化反対という旗印で運動を続けておるというのが実情でございます。
そのほかに本日おいでの鰹鮪、以西底曳その他全国の中小の漁業をやっております団体等あわせて輸対協、輸入水産物対策協議会というのをつくっておりまして、私がその会長をお世話させていただいて、その輸対協の場を通して各界の意見を総合しながら政府並びに国会等についてただいまのところ輸入自由化反対という旗印で運動を続けておるというのが実情でございます。
○竹中勝男君 次に、河野農林大臣に日中の漁業協定のことでお伺いしますが、農林大臣は北洋における漁業問題に非常に努力をされて、手際よくこれを解決されていっておりますが、日本の漁業にとってもう一つ大きな問題は、この以西底曳漁業の問題でありまして、これが残されておるのであります。西日本の水産界は東シナ海や黄海の漁業を生命線といたしておりますことは、御承知の通りであります。
そういうことによりまして、たとえば以西底曳、カツオ、マグロの関係、地方の関係等々というようなものも加えまして、さらに日本の水産は基本的にどういうふうに運営して将来の計画を立てていくべきか、それと並行して、基地となるべき漁港についてはどういうふうにしてやっていかなければならないかということについても基本的に考えていきたい、こういうふうに思っておるわけでございまして、まあこういうことはどうかと思いますけれども
それから以西底曳、いわゆる李承晩ラインその他の問題がいろいろ紛争を起しておるので以西底曳の諸君が北洋に進出したいという問題でこれを水産庁に迫つておるという話も私は聞いている。
ところが一つ自営しておる底曳業者が二つも三つもいわゆる北洋の権利を持つておる、こういうようなことが往々に出やすいように私は思うのですが、この底曳のみを対象として北洋に結び付けて考えて行くと、勿論漁法は底曳に結びついて行かなければならぬとは思いますが、もう一つやはり何かこういつた点、底曳だげじやなしに、他の方面、例えば捲網のほうもあろうと思いますし、或いはかつお、まぐろのほうもあろうと思いますし、或いは以西底曳
がそれは別といたしまして、今日の漁業の状態が従来と非常に変りまして、非常に設備のいい遠洋の出動のできる漁船で行く、以西底曳その他の設備を持つて行く漁業においては、非常に遠海の漁場として役に立ちます関係で、殊に鯖の漁場として有名なこの地区において、独島でございますけれども六万坪以上の土地がございますので、これに然るべき港湾施設その他の施設を施して行けば非常に経済的な有効な港、或いは船溜りその他の施設もできて
今この二十トン以上百トン未満の漁船の従事している漁業、即ち「いわし」揚繰網、「いわし」刺網、「さば」釣、「さば」巾着網、以東底曳、以西底曳或いは「さんま」の棒受、「いか」一本釣、「かつお」の一本釣、「かつお」旋網、いずれも中小漁業の漁業経営体中五十六を例にとつて経営調査をした数字によりまして、この結論を見ますというと、黒字の経営体が十六件で二八%五、赤字の経営体が四十件で七〇%五ということになつております
日米水産の日米丸は、七十五十ンの以西底曳の船であります。先ほど千トンと申上げましたのは、農林金融公庫の融資の対象といたしましては、所有又は使用しておる船舶千トン、常時使用する人間が三百人以上というような扱いになつておりますので、そのいずれもそういう種類の会社に入るということであります。
十一月に至りまして、漁場は漸次西のほうに移動して、済州島の西側におきまするいわゆる以西底曳が始まつたのでありまするが、韓国としては、その後従来海軍艦艇でありましたのを、沿岸警備隊を編成いたしまして、警備を強化する措置をとつたのであります。
なおあの朝鮮海峡の漁場は、申上げるまでもなく非常にいい漁場でございまして、殊に十一月から三月に亘りましては底曳の漁業の最盛期に入るわけでございまして、以西底曳漁業者はどうしてもあそこに出漁せなければ生業が成立たんという現状に置かれておりまするわけであります。
これは若しおわかりにならなかつたらお答えにならなくともいいのでありますが、非常に水産委員会としましても、又水産庁にしろ、外務省にしろ心配している問題なのですが、本年の二月の五日、第一太平丸、以西底曳ですが、これはやはり十二名の乗組船員が拿捕されてそのまま帰つて来ない。本年のずつとあとから拿捕された皆さんは一応とにかく釈放されている。
そうなると、漁業自体は、この前の福井或いは石川、富山あたりの被害のときに三年間、底曳も地曳も何もできなかつたというような状態を、今度は大阪湾で又その状態を繰返さなければならんというわけなんですが、以西底曳あたりの余つておる船を持つて来て、少し費用を出して掃海作業をやるというような、何か水産庁にそういうふうな計画でもやられるんですかどうですか。
昭和二十八年度水産関係で関発銀行融資の要望は実にたくさんございまして、第一には南氷洋大型捕鯨船の建造、第二は南氷洋大型冷凍船の建造、第三は遠洋かつお・まぐろ漁船建造、第四は以西底曳トロール漁船建造、第五は真珠養殖事業の開発、第六が漁網綱に繋がりまするところの合成繊維生産設備の強化拡充、第七が製氷冷凍施設の整備拡充こういうものが要望されておるわけでございます。
大体本年度、二十八年度におきましては、御説明によりまして、せいぜい一億円くらいのものしか見込まれておらんようでありますが、本年、過般通りましたところの以西底曳漁船及び「かつお」、「まぐろ」の漁船の増トン、改造に必要な資金はかなり需要が増大して来ると思われるのでありまして、当局といたしましては、二十九年度の予算編成に当りまして、この点を十分考慮されまして、これだけのものは是非とも必要であるという資金を
それからもう一点承わりたいのは、以東底曳と申しますか、いわゆる中型底曳、これの漁場というものは一つもきまつておらん、以西へ出て行つてもいいのだ、以東でもいいのだというようなことをこの前聞きまして、私ども驚いたのでありますが、これを以西に持つて行くためには以西底曳になるのだが、以西底曳は五十トン以上である、五十トン未満のものは以西に出ても以西底曳と言わないから、どうしても差支えないというのが水産庁の解釈
只今の御質問の点でありますが、事務的の実際上の問題から言いますると、只今水産庁で御提案になつておる法案のほうが少しずれて参つた関係上、特に以西底曳特別法の関係を考慮するという操作が開銀の融資見込の点からは出ておらないのであります。
そこで今言うたような、今後この以西底曳の問題にしましても、或いは「まぐろ」、「かつお」の増トンの場合を予想しましても、相当開発銀行に厄介にならなければならん、余り食わず嫌いというようなことじやなしに、やはり相当そこへ侵入して行つて、漁業者なり、協同組合あたりが借りやすいような建前にして、やはりそこまで侵入して行かなければいけないという、そういうふうに考えておるわけなんですが、その点は私秋山委員と同感
ここに「かつを」、「まぐろ」漁船、それから鮭鱒母船というものは過去においてやつておりますが、本年これらの以西底曳漁船というものに対する金融は考えておられますかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
廣川農林大臣に伺いますが、この事件が起りましてから、東支那海、朝鮮沖等における日本の漁業が、今まででも非常に不安定な状態にありましたが、一層不安定、危険な状態になつて、もはや操業ができないのではないかというような状態になつておりますが、将来最もこの問題のよき解決と並行してでなければならんと思いますが、日本の重要な漁場でありまする以西底曳漁業を、どのようにしてその安全を守り、保障して行くというお考えを
併しながら一方以西底曳なり、それからこの方面に出動しようとするところの漁民の増産意欲なり又生活保障という面から言いまするというと、一日もゆるがせにできない現況にあることは私が申上げるまでもありません。そこで私がお願いするのは、政府としてどういう、一体今日からでも明日からでもこの方針をとるのか。
○松浦清一君 朝鮮の後方にある二つの、共産国に対する共同の態度といいますか、そういう問題は又極めて重要な問題でございますけれども、そのほかにこの以西底曳関係、東支那海の漁業関係というものが現状を御了承の通り危殆に瀕した状態になつておりますか、そういう問題だけを切離して日韓漁業条約といいますか、協定といいますか、そういうことをやろうとしたことがございますが、それを切離してはできないものですか。
○松浦清一君 いろいろ御質問申上げましたが、最後に具体的な問題についてお伺いしたいんですが、そうしますと、こういう事件が頻々として起つて来るということは、日本の以西底曳漁業全体にとつて非常に大きな脅威であると同時に大きな大事である。
この際御参考に、本年度に入つてからの日本漁船の拿捕されたり或いは襲撃された件数ですけれども、韓国関係で以西底曳が襲撃が八件で八隻、拿捕が二件で三隻、この中には例の問題の第一、第二大邦丸の二隻があります。現在佐世保に帰つて来ております。以東底曳関係で四件十八隻、この中の大部分は香住のこの間の二月十日の事件が入つております。
又以西底曳のような大きなものになりますと、そうすると、この府県のほうが相当多額に出資された場合に、府県がついて行けるかどうかわからない。
それでは、先ほどの御説明に都道府県を超えて数府県にまたがるものと、こういうふうなものを例外的に作ると、こういうふうにおつしやつておつたのですが、例えば山口、長崎、福岡それから佐賀ですか、こういつたところにですね、まあまたがる大きな基金協会というものを作られるわけなんですが、これはただ単に以西底曳漁業のみに限定されるわけですか。教令では大体どういうふうな御計画で進めますか。
○青山正一君 以西底曳だけですか。
○千田正君 そうしますと、例えば以西底曳とかそういうような面、殊に九州方面におけるところの台風圏内におけるところの漁業なんというような場合は、まさに操業に出発せんとする場合に保險をつけておいて台風に遭遇して戻つて来た。台風の静まるのを待つて又操業に出かけるという場合は、前の保險は一応御破算にして更に出航する場合において改めて保險を附すというような方法に行かれるのでありますか。