1954-11-27 第19回国会 参議院 水産委員会 閉会後第20号
そこで同時に又底曳の整理という問題と関連いたしまして、以東底曳の以西転換という我々どもがとつております方針に副つてこれは底曳をやめて出て行くかたに優先するということを二十九年度から始めてやつて来たのでありまして、この方針は今後維持して行くわけでありますが、そういう大事な底曳をやめて出て行かれるかたがたでありますので、これらのかたがたは……、そこで成るほど非常にいいように見えますけれども、一方にそういつた
そこで同時に又底曳の整理という問題と関連いたしまして、以東底曳の以西転換という我々どもがとつております方針に副つてこれは底曳をやめて出て行くかたに優先するということを二十九年度から始めてやつて来たのでありまして、この方針は今後維持して行くわけでありますが、そういう大事な底曳をやめて出て行かれるかたがたでありますので、これらのかたがたは……、そこで成るほど非常にいいように見えますけれども、一方にそういつた
ですから問題は今だんだん話して行くというと、以東底曳の問題もそうだ、幾らあそこに船を入れたところで魚のいないところではますますこういう矛盾と、こういうトラブルが余計起ることになる。
「一、パタゴニヤ漁業移民を計画するに当つて私は水産庁の以東底曳整理転換の方針に添う為に同庁調整一課と打合せ船主として組合加入希望者に対しては以東底曳の権利の提出を指示した。一、当時(本年一月)転換要項は未決定(二九年度予算決定前)であつたが九千万円六十隻、一隻当り一五〇万円と推定出来る状態であつた。
○説明員(岡井正男君) 只今御注意を含めたような御質問でございますが、御承知のように北洋鮭鱒漁業が戦前から長い間休んでおつたのが、とにもかくにもまる三年前から再開せられまして、現在のところは相当有利な結果を得ておるわけでございますが、その間に若干国としてずるいといえばずるいわけでございますが、時あたかも、丁度以東底曳が非常に過剰になつて、これを先ず整理しなければいかぬということが一つ乗つた時期でございますので
今この二十トン以上百トン未満の漁船の従事している漁業、即ち「いわし」揚繰網、「いわし」刺網、「さば」釣、「さば」巾着網、以東底曳、以西底曳或いは「さんま」の棒受、「いか」一本釣、「かつお」の一本釣、「かつお」旋網、いずれも中小漁業の漁業経営体中五十六を例にとつて経営調査をした数字によりまして、この結論を見ますというと、黒字の経営体が十六件で二八%五、赤字の経営体が四十件で七〇%五ということになつております
例の以東底曳の場合も、私は長崎でつぶさに沿岸の事情も見ましたし、又この問題につきましても山陰についてそれぞれ沿岸の事情も具体的に地図の上で聞いて来たわけです。それを大観して考えれば、対馬において自由であるから山陰においても自由であるというまき網業者の主張としては合理性がある。併しながら沿岸の主張としては、そうは参らん。
この前も私は話したのでありますが、以東底曳の際に、前水産庁長官は、減船整理をするならば二十億乃至三十億の金がかかると言われたのに対しては、私は或る程度根拠があるんじやないかと思う。若しないとするならば、でたらめを言つたんじやないかと思いますが或る程度まで前水産庁長官は私に対して示しておる。そうすると、この数字を減船整理の補償金に換算して見ると随分大きな数字になります。
それから二十八年に入りまして、東海岸で一月に略奪を受けた底曳が、以東底曳に一隻あります。それから二月四日には御承知のように第一、第二大邦丸、只今の射殺事件がありまして、二月五日には第一太平丸という船が済州島の西の二百五十三区で拿捕されまして北のほうへ連行されたということを、僚船の第二太平丸が帰つて報告いたしております。これも外務省へお願いしてあります。以上が韓国の拿捕の大要であります。
以東底曳関係で四件十八隻、この中の大部分は香住のこの間の二月十日の事件が入つております。韓国関係はその程度でありまして、中共は以西におきまして八件九隻、これは襲撃です。拿捕が五件五隻、ソ連関係は本年度に入りましてから皆無でございます。
請願第六百二十号、第千二百九十号は済州島海域の漁業に関する請願、請願第二百四十号は東経百三十度以西海区における小型機船底曳網漁業操業区域調整案撤回に関する請願、請願第三百六十六号は三陸沿岸災壷復旧事業国庫補助等に関する請願、請願第三百六十八号は縛網減船整理に伴う補償の請願、請願第四百三十二号は長崎県勝本浦の沖合漁業確保に関する請願、請願第千二百八十九号は以東底曳漁区拡張反対に関する請願、陳情第七十二号
中型底曳につきましては、例の以東底曳で十五トン以上のものでございます。中型底曳につきましては、水産庁としましては、まだこれをはつきり何隻減船する、小型と同じように、例えば沈めるというような計画はまだ建てておりません。これは中型底曳は二千八百隻くらいございまして、漁獲高も八千万貫ほど獲つておりまして、非常に重要な漁業で、又沿岸との関係がありまして、非常に問題を起す漁業でございます。
、これは政令で業態組合の保險の目的たるべき漁船は左の各号に掲げるものとしまして、捕鯨漁業、以西トロール、以西底曳網漁業、かつお・まぐろ漁獲物運搬業、北海道の以東底曳、これもやはり現状に照らし合せて、現状を尊重して、それをそのまま採用するようになつております。
それからもう一つは、二十トン未満という問題につきまして、我々はせめて以東底曳又はかつお、まぐろ船、こういうような優秀な船を持つておるものは、これはまあとにかく別としても、百トン未満くらいの船は全部保險組合加入できるように、要するに漁船というもののすべてが加入できるようにという考え方を持つておつたのであります。
それからその次の沖合漁業の取締でございますが、これも御承知の以東底曳の問題であります。これは三千隻ぐらいありまして非常に殖えまして、沿岸漁業との問題を起しておる越佐の底曳というようなのはこれに該当するわけであります。これもこれの整理につきましては、実はまだ予算はとつておりません。
この漁業は、現在、機船底曳網漁業取締規則(農林省令)第二十六条ノ二の規定によつて規律されているものを主といたしておるのでありますが、いわゆる以東底曳と言われる大臣許可漁業の機船底曳網漁業とは取扱を異にし、さほど問題がないものとして知事の許可に委ねられております。
それから又、逆に小型底曳網漁業として取扱われた十五トン以上の漁船につきましては、これは以東底曳の未許可船になるような現状になるわけでございます。従いましてそういうふうなことで漁業法を改正して参りますと、十五トン以上の小型底曳に類する船は全部一律に切らなければいかん。これは農林大臣が新らしく追加して許可するわけに参りませんので、切らなければいかんということになるわけでございます。
併しながらこの法案は差当り以西底曳に対してのみ適用するわけでありますが、今後以東底曳に対しましても必ずやこの法案を適用さして頂くよう特に希望いたしまして、本案に賛成するものであります。
○証人(濱田邦美君) 徳島県におきまして正規の機船底曳網は蒲生田岬から以南でありまして、絶対にこの紀伊水道で以東底曳はやつておりません。それと、この紀伊水道内で今の無許可の機船底曳網の、大体まあ本県内のことでありますが、やつておりますところは、小松島であります。それと、いろいろ問題になります「まんがん」は徳島市の津田であります。それと北泊の方であります。
○尾形六郎兵衞君 溝淵証人にお聴きしたいのですが、先程繁殖保護の話から、いろいろ無許可船のお話がいろいろ証人からありましたが、実はこれは瀬戸内海、紀伊水道を通じましての問題だと思いまするが、我が国の今の以東底曳の許可は四千足らず、無許可船が約三万、最近水産庁のその係官から聴いた話ですが、そのうちの半分はいわゆるあなたの方の海なのです。
併しながら資源の面なり或いは漁業経営の面なりを考えて見ますると、例えば以東底曳でありまするとか、その他の漁業について見ましても、ほぼ同様な状況にあるのでございまして、広く農林大臣の許可する漁業につきまして本法を実行可能に順に従いまして、漸次適用をして参りたい。かように存じておるのでございます。
従いまして資源枯君防止法の関係は一応現在予定しておりますのは、以西底曳でありまするとか、或いは以東底曳でありまするとか、そういつた方面におきまする資源と経営体数と申しまするか、漁船数とのバランスがとれていない、正常なバランスのとれた状態に復帰させまして、恒久的に我が国の事業会社が漁業を愛護しながらやつて行ける、その漁場から得られる魚類を享有し得るという体制の確立に重点があるわけでございまするので、こういう
又以東底曳についても大体七百隻、一万五千トンが対象になつていて、その後二千隻増加した。そのために現状においては三千隻許可を与えておる。この分に対してもこれは勿論整理の対象になりますが、それと同数の目標の船が三千隻ある。或いは類似のものが四千隻ある。
○田中信儀君 大体以西の問題につきましては、現在底曳の組合の方で整理をやつておりますから、よく分りましたか、先刻の話によりますと、この法案を大体以東底曳にも適用したいということでありました。それについてお尋ねしたいと思します。
こういう点で困りはせんかということを言われたので、これは残された重要な問題でありますから、一つ水産庁においては余程その措置について御心配して頂かないと、必ず以東底曳の整理問題については、大きな問題になると私は思いますから、要らんことのようでありますが、一応申上げておきます。
もう一つは、以東底曳、今度の対策は、以西底曳とトロールとこの二つになつておりますが、例えば以東底曳にも非常に大きな問題が残つているし、「さんま」の棒受なんかも、千六百隻が今度は三千六百隻出ておるというようなことで、資源涸渇の問題に結びついて非常に大きな問題が出ているのではなかろうかと思つておりますが、それに対する考え方、或いは北海道の網入会権の問題、こういつた問題についても、江熊さんの問題に結びついてお
それから第五に、漁業手形を只今のところ関東北漁業、揚操漁業のみに実施しておりますが、例えば以西底曳とか、或いは「かつを」、「まぐろ」とか、或いは以東底曳とか、定置といつたような漁業、つまり全面的に全漁業に実施できるかどうか。又それを実施するとすればいつ頃になるか。こういつた点につきましてお聞きいたしたいのであります。
それで今度の私共の意見といたしましては、大体定置と、揚繰と、以東底曳、この分については一合だけは定量加配、これは漁があつてもなくても一合だけは定量加配をする。更にその上にリンクをする。そういうふうな見当で而もそのリンクは、これは獲れるときと、獲れないときがあるからして、五合という限度を置かない。つまり完全にリンクを獲れ高に應じて完全リンクする。こういう仕組にあるということであります。